日程 | 2020年1月18日(土曜) |
---|---|
開催 | 小倉競馬場11R |
距離 | 芝2000m |
格付け | G3 |
条件 | 4歳以上牝馬 |
斤量 | ハンデ |
出走数 | 16頭 |
天気 | 曇り(ヤフー天気) |
愛知杯2020
牝馬限定のハンデ重賞、愛知杯2020です。牝馬限定のハンデ戦と聞くだけで、如何にも荒れるレースという印象を受けます。実際、波乱決着の多いレースなので、今年も一筋縄ではいかない結果になりそうです。
愛知杯は、2016年に12月開催から1月開催に変更となり、それに伴い2015年の開催が休止となりました。なお2010年~2011年は、小倉で開催されています。今年は、京都競馬場整備工事に伴う開催の振替と五輪期間中の小倉開催休止に伴い、日程へ変更により小倉競馬場で開催されます。
配当
過去10年の愛知杯の配当を見ると、3連単10万馬券超えは5回あります。馬連、3連複ともに好配当が続いており、波乱傾向のレースと言っても良さそうです。人気サイドの決着は考えにくいところですが、今年はどうなるでしょうか。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
---|---|---|---|
2019 | 4,600円 | 9,010円 | 99,140円 |
2018 | 13,120円 | 16,650円 | 121,160円 |
2017 | 7,450円 | 20,920円 | 120,440円 |
2016 | 15,570円 | 48,950円 | 345,200円 |
2015 | 休止 | ||
2014 | 1,270円 | 11,060円 | 40,420円 |
2013 | 58,120円 | 744,520円 | 4,712,080円 |
2012 | 14,100円 | 34,660円 | 219,120円 |
2011 | 6,860円 | 11,520円 | 79,370円 |
2010 | 2,680円 | 4,280円 | 29,130円 |
では過去10年の愛知杯3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019良 | 1 | 5 | 牝6 | 54 | ワンブレスアウェイ | 8 | エリザベス女王杯(G1) 11着(0.9) | 13 |
2 | 11 | 牝4 | 55 | ノームコア | 1 | エリザベス女王杯(G1) 5着(0.6) | 2 | |
3 | 8 | 牝4 | 53 | ランドネ | 4 | 修学院ステークス(1600万) 1着(-0.0) | 2 | |
2018良 | 1 | 10 | 牝5 | 54 | エテルナミノル | 6 | ターコイズステークス(G3) 5着(0.1) | 4 |
2 | 8 | 牝5 | 51 | レイホーロマンス | 11 | 尾張特別(1000万) 1着(-0.0) | 1 | |
3 | 7 | 牝6 | 56 | マキシマムドパリ | 1 | 中日新聞杯(G3) 5着(0.3) | 4 | |
2017稍重 | 1 | 11 | 牝5 | 53 | マキシマムドパリ | 1 | カウントダウンステークス(1600万) 2着(0.1) | 3 |
2 | 4 | 牝6 | 52 | サンソヴール | 10 | ターコイズステークス(G) 10着(0.6) | 13 | |
3 | 1 | 牝5 | 53 | クインズミラーグロ | 6 | カウントダウンステークス(1600万) 1着(-0.1) | 10 | |
2016重 | 1 | 4 | 牝5 | 55.5 | バウンスシャッセ | 8 | マーメイドステークス(G3) 15着(1.2) | 5 |
2 | 15 | 牝5 | 50 | リーサルウェポン | 5 | 1000万(阪神芝1600m) 1着(-0.2) | 3 | |
3 | 7 | 牝4 | 53 | アースライズ | 4 | カウントダウンステークス(1600万) 1着(-0.2) | 3 | |
2015 | 休止 | |||||||
2014重 | 1 | 13 | 牝4 | 56 | ディアデラマドレ | 1 | エリザベス女王杯(G1) 3着(0.2) | 6 |
2 | 2 | 牝5 | 56 | キャトルフィーユ | 2 | エリザベス女王杯(G1) 5着(0.3) | 5 | |
3 | 17 | 牝4 | 54 | スイートサルサ | 10 | ユートピアステークス(1600万) 1着(0.0) | 2 | |
2013良 | 1 | 5 | 牝4 | 50 | フーラブライド | 12 | 1000万(京都芝2400m) 1着(-0.0) | 2 |
2 | 18 | 牝4 | 51 | キャトルフィーユ | 14 | 修学院ステークス(1600万) 3着(0.1) | 4 | |
3 | 16 | 牝6 | 55 | コスモネモシン | 13 | キャピタルステークス(OP) 9着(0.4) | 8 | |
2012稍重 | 1 | 12 | 牝4 | 51 | エーシンメンフィス | 7 | 衣笠特別(1000万) 1着(-0.5) | 12 |
2 | 8 | 牝3 | 52 | サンシャイン | 10 | ユートピアステークス(1600万) 6着(0.2) | 1 | |
3 | 15 | 牝4 | 56 | オールザットジャズ | 2 | エリザベス女王杯(G1) 5着(0.5) | 4 | |
2011良小倉 | 1 | 12 | 牝5 | 56 | フミノイマージン | 2 | エリザベス女王杯(G1) 8着(0.9) | 8 |
2 | 4 | 牝5 | 55.5 | ブロードストリート | 9 | エリザベス女王杯(G1) 10着(1.3) | 14 | |
3 | 10 | 牝4 | 55.5 | コスモネモシン | 3 | カシオペアステークス(OP) 2着(0.1) | 5 | |
2010良小倉 | 1 | 3 | 牝6 | 55 | セラフィックロンプ | 6 | エリザベス女王杯(G1) 7着(1.2) | 9 |
2 | 5 | 牝4 | 56 | ブロードストリート | 1 | アンドロメダステークス(OP) 3着(0.4) | 3 | |
3 | 13 | 牝4 | 56 | ヒカルアマランサス | 2 | エリザベス女王杯(G1) 5着(1.1) | 6 |
過去10年の愛知杯3着以内27頭中11頭を占めます。穴馬の好走が目立ちます。
過去10年の愛知杯3着以内27頭中11頭を占めます。そのうち8頭が前走1着馬でした。
過去10年の愛知杯3着以内27頭中9頭を占めます。人気やエリザベス女王杯での着順に関係なく、好走が目立ちます。
予想
小倉開催となる愛知杯2020。あまり過去のデータを意識しすぎないでも良いかもしれません。ざっと見た感じでは、何が来てもおかしくないメンバー。ハンデ戦ですし、予想的中ともに難解なレースになると思います。開幕週の小回りコースと考えると、後ろから行く馬よりも前々で進める馬を狙いたいと思っていますが、どうなるでしょうか。
以下、簡単な考察と予想です。エリザベス女王杯組が気になりつつ、逃げ先行馬を中心に狙いましたが、全く当たる気がしません。
2走前の紫苑ステークスは、着差以上に強さを感じる優勝でした。戸崎ジョッキーも「終始、手応えが良かった」ということを言っています。紫苑ステークス3着がカレンブーケドールということを考えても、G3戦なら上位争いがあっても良いかもしれません。前々で進める脚質にも期待しての本命です。
2~3走前に小倉コースの3勝クラスとオープン特別を優勝。2戦とも少頭数を内枠から先行して…という競馬が向いたような印象も受けます。今回もロスなく気分よく先行できれば…という感じになるでしょうか。
昨年の愛知杯(中京開催)3着。前走中日新聞杯は、上位陣に追い込み勢が占める中、逃げて6着に粘る内容。見せ場は合ったと言えるかもしれません。逃げたレースでは大崩れしていないので、今回も上手く逃げることが出来るかがポイントになりそうです。
7年連続で3着以内に好走している前走1000万~1600万(現2勝~3勝クラス)優勝馬。6ヶ月の休養明け(馬体重+18kg)となった前走クリスマスキャロル賞は、先行からの抜け出しで完勝でした。雨が降る馬場にマイル戦。ダイワメジャー産ですし、条件が向いたようにも見えます。今回は、全く人気しないと思うので、データ傾向から紐荒れ期待で押さえる分には良いかもしれません。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、7着、10着、11着、16着でした。本命◎パッシングスルーは、7着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 牝7 | 56 | デンコウアンジュ | 9 | ターコイズステークス(G3) 6着(0.6) | 11 |
2 | 6 | 牝6 | 53 | アルメリアブルーム | 5 | エリザベス女王杯(G1) 8着(0.7) | 13 |
3 | 3 | 牝7 | 52 | レイホーロマンス | 11 | 万葉ステークス(OP) 4着(0.8) | 10 |
録画を見ました。
全くかすりもせず…。道中、インコースで脚を溜めていた差し追い込み勢が上位争いを演じる決着。逃げ先行馬は全滅でした。逃げ先行馬に絞って狙っていたため、予想とは真逆の結果…。7歳牝馬と6歳牝馬の決着は、いかにも荒れるハンデ戦という感じですね。