日程 | 2022年1月15日(土曜) |
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開催 | 中京競馬場11R |
距離 | 芝2000m |
格付け | G3 |
条件 | 4歳牝馬 |
斤量 | ハンデ |
出走数 | 16頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
クッション値 | 9.7(15日) |
愛知杯2022
牝馬限定のハンデ重賞、愛知杯2022です。牝馬限定のハンデ戦と聞くだけで、如何にも荒れるレースという印象を受けます。実際、波乱決着が続いているレースなので、今年も難解なレースを想定していた方が良さそうです。
※愛知杯は、2016年に12月開催から1月開催へ変更となり、それに伴い2015年の開催が休止となりました。なお2011年と2020年は、小倉競馬場で開催されています。
配当
過去10年の愛知杯の配当を見ると、3連単10万馬券超えは6回あります。3連複万馬券は8回、残る1回も9010円が出ているだけに、順当な決着の方が珍しいレースと言っても良さそうです。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2021 | 3,470円 | 19,070円 | 79,590円 |
2020 | 12,500円 | 91,350円 | 598,880円 |
2019 | 4,600円 | 9,010円 | 99,140円 |
2018 | 13,120円 | 16,650円 | 121,160円 |
2017 | 7,450円 | 20,920円 | 120,440円 |
2016 | 15,570円 | 48,950円 | 345,200円 |
2015 | 休止 | ||
2014 | 1,270円 | 11,060円 | 40,420円 |
2013 | 58,120円 | 744,520円 | 4,712,080円 |
2012 | 14,100円 | 34,660円 | 219,120円 |
では過去10年の愛知杯で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2021良 | 1 | 18 | 牝4 | 54 | マジックキャッスル | 2 | 秋華賞(G1) 2着(0.2) | 10 |
2 | 14 | 牝5 | 54 | ランブリングアレー | 6 | ターコイズステークス(G3) 7着(0.5) | 2 | |
3 | 4 | 牝6 | 54 | ウラヌスチャーム | 8 | エリザベス女王杯(G1) 13着(1.0) | 11 | |
2020重小倉 | 1 | 5 | 牝7 | 56 | デンコウアンジュ | 9 | ターコイズステークス(G3) 6着(0.6) | 11 |
2 | 6 | 牝6 | 53 | アルメリアブルーム | 5 | エリザベス女王杯(G1) 8着(0.7) | 13 | |
3 | 3 | 牝7 | 52 | レイホーロマンス | 11 | 万葉ステークス(OP) 4着(0.8) | 10 | |
2019良 | 1 | 5 | 牝6 | 54 | ワンブレスアウェイ | 8 | エリザベス女王杯(G1) 11着(0.9) | 13 |
2 | 11 | 牝4 | 55 | ノームコア | 1 | エリザベス女王杯(G1) 5着(0.6) | 2 | |
3 | 8 | 牝4 | 53 | ランドネ | 4 | 修学院ステークス(1600万) 1着(-0.0) | 2 | |
2018良 | 1 | 10 | 牝5 | 54 | エテルナミノル | 6 | ターコイズステークス(G3) 5着(0.1) | 4 |
2 | 8 | 牝5 | 51 | レイホーロマンス | 11 | 尾張特別(1000万) 1着(-0.0) | 1 | |
3 | 7 | 牝6 | 56 | マキシマムドパリ | 1 | 中日新聞杯(G3) 5着(0.3) | 4 | |
2017稍重 | 1 | 11 | 牝5 | 53 | マキシマムドパリ | 1 | カウントダウンステークス(1600万) 2着(0.1) | 3 |
2 | 4 | 牝6 | 52 | サンソヴール | 10 | ターコイズステークス(G) 10着(0.6) | 13 | |
3 | 1 | 牝5 | 53 | クインズミラーグロ | 6 | カウントダウンステークス(1600万) 1着(-0.1) | 10 | |
2016重 | 1 | 4 | 牝5 | 55.5 | バウンスシャッセ | 8 | マーメイドステークス(G3) 15着(1.2) | 5 |
2 | 15 | 牝5 | 50 | リーサルウェポン | 5 | 1000万(阪神芝1600m) 1着(-0.2) | 3 | |
3 | 7 | 牝4 | 53 | アースライズ | 4 | カウントダウンステークス(1600万) 1着(-0.2) | 3 | |
2015 | 休止 | |||||||
2014重 | 1 | 13 | 牝4 | 56 | ディアデラマドレ | 1 | エリザベス女王杯(G1) 3着(0.2) | 6 |
2 | 2 | 牝5 | 56 | キャトルフィーユ | 2 | エリザベス女王杯(G1) 5着(0.3) | 5 | |
3 | 17 | 牝4 | 54 | スイートサルサ | 10 | ユートピアステークス(1600万) 1着(0.0) | 2 | |
2013良 | 1 | 5 | 牝4 | 50 | フーラブライド | 12 | 1000万(京都芝2400m) 1着(-0.0) | 2 |
2 | 18 | 牝4 | 51 | キャトルフィーユ | 14 | 修学院ステークス(1600万) 3着(0.1) | 4 | |
3 | 16 | 牝6 | 55 | コスモネモシン | 13 | キャピタルステークス(OP) 9着(0.4) | 8 | |
2012稍重 | 1 | 12 | 牝4 | 51 | エーシンメンフィス | 7 | 衣笠特別(1000万) 1着(-0.5) | 12 |
2 | 8 | 牝3 | 52 | サンシャイン | 10 | ユートピアステークス(1600万) 6着(0.2) | 1 | |
3 | 15 | 牝4 | 56 | オールザットジャズ | 2 | エリザベス女王杯(G1) 5着(0.5) | 4 |
過去10年の愛知杯3着以内27頭中13頭を占めます。穴馬の好走が目立ちます。
過去10年の愛知杯3着以内27頭中11頭を占めます。そのうち8頭が前走1着馬でした。ハンデ戦のため、前走のクラスに関係なく好走する傾向にありそうです。
過去10年の愛知杯3着以内27頭中7頭を占めます。人気やエリザベス女王杯での着順に関係なく、好走が目立ちます。
予想
愛知杯2022は、例年同様、かなり難解なレースになりそうです。実績面では、前走G1レースで好走していた馬が中心にだと思いますが、過去の上位馬の傾向から考えると、ほぼ全頭が馬券候補だと思います。毎年のように荒れているレースですし、今年も穴馬の激走があるかもしれません。
以下、簡単な考察と予想です。大混戦すぎて、全く当たる気がしません。
3勝クラスで勝ち切れないレースが続いていましたが、前走は直線外からの追い込みで、2着以下に着差を付ける完勝でした。デビューから大きく崩れていない成績を残している馬で、相手なりに走ると考えれば、強いメンバーが揃ったここでも期待ができるかもしれません。
過去好走例が多い前走エリザベス女王杯出走馬。前走4着の実績に加えて、斤量53kgと考えると勝ち負けまであっても良さそうです。3戦3勝の中京芝2000m戦にも期待して対抗評価にしました。
人気薄の好走が多いレースということで、適当に押さえました。3走前マーメイドステークスで5着。ソフトフルートに先着していますし、クラヴェル、シャドウディーヴァ、アンドラステなどと小差だったことを考えれば、無くはないところでしょうか。
マリアエレーナが思っていたよりも人気しそうなので、穴馬のアイコンテーラーに変更しました。前走のメンバーを見ると、重賞戦線ではきつそうですが、ハンデ戦の軽ハンデに期待して…。
前走新潟牝馬ステークスは、ソフトフルートを抑えての優勝でした。前走は斤量面の恩恵があったとはいえ、ソフトフルート相手に勝ち切っているのは良いと思います。ソフトフルートを買うなら、マリアエレーナもセットで押さえておいても…。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、4着、5着、14着でした。本命◎ルビーカサブランカは、1着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 1 | 牝5 | 52 | ルビーカサブランカ | 7 | オリオンステークス(3勝クラス) 1着(-0.2) | 4 |
2 | 4 | 牝4 | 53 | マリアエレーナ | 3 | 新潟牝馬ステークス(OP) 1着(-0.2) | 1 |
3 | 12 | 牝5 | 55.5 | デゼル | 6 | エリザベス女王杯(G1) 8着(0.6) | 8 |
波乱決着(3連単124,940円)。1着、4着、5着、無印に変更したマリアエレーナが2着と惜しい感じのレースでした。予想がマリアエレーナのままだったとしても、デゼルをスルーしているので、馬券は獲れていませんが…。
中団インコースで進めた本命ルビーカサブランカが直線で内から抜け出して完勝となりました。前走の勝ちっぷりが良く、本命評価にしたのですが、まさか勝ち切ってしまうとは…。
対抗ソフトフルートは、後方から大外ぶん回しの追い込み…。直線じわじわ詰めてきてるものの、上位争いした馬の位置取りや進路と比べると、ロスの多いレースという印象でした。