オールカマー2017過去10年のデータと予想 | 深く考えない競馬

オールカマー2017過去10年のデータと予想

日程 2017年9月24日(日曜日)
開催 中山競馬場 11R
距離 芝2200m
格付け GⅡ
条件 サラ系3歳以上
斤量 別定
出走数 16頭
天気 晴れ(ヤフー天気)

オールカマー2017

秋のG1戦線の前哨戦として出走する馬の多い「オールカマー2017」です。オールカマー優勝馬には、天皇賞秋2017の優先出走権も与えられます。

近年では、昨年の優勝馬ゴールドアクター、2015年の優勝馬ショウナンパンドラ、2着ヌーヴォレコルト、2014年2着馬ラキシスがその後の秋G1で好成績を残しており、秋の主役を占う一戦になりそうです。

コース形態

中山競馬場の芝コース

過去10年のオールカマーの配当を見ると、3連単10万馬券超えは、新潟開催だった2014年のみで、中山開催時は、大きな波乱が無い傾向にあります。馬連は、1000円前後の決着が多いです。

年度 馬連 3連複 3連単
2016 840円 2,710円 8,070円
2015 1,010円 5,030円 24,060円
2014 6,250円 56,470円 255,930円
2013 7,060円 5,840円 64,420円
2012 1,790円 8,140円 31,940円
2011 1,280円 1,380円 6,120円
2010 940円 2,420円 13,170円
2009 770円 840円 4,830円
2008 980円 5,330円 13,780円
2007 1,310円 5,330円 16,740円

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。2014年は、新潟芝2200mで行われています。

過去10年の1~3着馬の前走データ

オールカマー2017
年度 着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
2016 1 6 牡5 58 ゴールドアクター 1 天皇賞春(G1) 12着(0.8) 1
2 1 牡6 56 サトノノブレス 3 宝塚記念(G1) 8着(1.1) 10
3 5 牡5 56 ツクバアズマオー 6 札幌日経オープン(OP) 4着(0.3) 3
2015 1 3 牝4 55 ショウナンパンドラ 3 宝塚記念(G1) 3着(0.2) 11
2 4 牝4 55 ヌーヴォレコルト 1 宝塚記念(G1) 5着(0.3) 3
3 9 セ7 56 ミトラ 7 中日新聞杯(G3) 5着(0.5) 3
2014新潟 1 11 牡6 56 マイネルラクリマ 2 七夕賞(G3) 3着(0.4) 1
2 6 牝4 54 ラキシス 7 ヴィクトリアマイル(G1) 15着(0.8) 9
3 5 牡5 56 クリールカイザー 12 札幌日経オープン(OP) 4着(1.0) 2
2013 1 12 牡5 56 ヴェルデグリーン 9 新潟大賞典(G3) 10着(1.2) 5
2 4 セ5 56 メイショウナルト 2 小倉記念(G3) 1着(-0.2) 3
3 9 牡5 57 ダノンバラード 1 宝塚記念(G1) 2着(0.6) 5
2012 1 13 牡4 56 ナカヤマナイト 2 宝塚記念(G1) 8着(2.6) 13
2 3 牡5 56 ダイワファルコン 4 七夕賞(G3) 9着(0.7) 4
3 8 牡4 56 ユニバーサルバンク 6 目黒記念(G2) 5着(0.4) 4
2011 1 7 牡6 59 アーネストリー 1 宝塚記念(G1) 1着(-0.2) 6
2 1 牡4 57 ゲシュタルト 6 天皇賞春(G1) 17着(2.8) 15
3 6 牡4 57 カリバーン 2 札幌記念(G2) 5着(0.3) 7
2010 1 5 牡7 57 シンゲン 5 天皇賞秋(G1) 5着(0.8) 2
2 3 牡6 59 ドリームジャーニー 1 宝塚記念(G1) 4着(0.3) 4
3 2 牡7 57 トウショウシロッコ 6 新潟記念(G3) 2着(0.0) 10
2009 1 15 牡6 58 マツリダゴッホ 3 札幌記念(G2) 9着(0.6) 2
2 9 牡5 59 ドリームジャーニー 1 宝塚記念(G1) 1着(-0.3) 2
3 2 牡6 57 シンゲン 2 エプソムカップ(G3) 1着(-0.2) 2
2008 1 11 牡5 59 マツリダゴッホ 1 札幌記念(G2) 2着(0.0) 1
2 10 牡6 57 キングストレイル 6 キーンランドカップ(G3) 4着(0.7) 7
3 4 牡5 57 トウショウシロッコ 8 新潟記念(G3) 3着(0.4) 14
2007 1 6 牡4 58 マツリダゴッホ 1 札幌記念(G2) 7着(0.5) 1
2 12 牡5 57 シルクネクサス 5 札幌記念(G2) 5着(0.2) 10
3 15 セ7 57 エリモハリアー 7 札幌記念(G2) 8着(0.6) 6

人気

過去10年のオールカマー3着以内では、1~2番人気の好走が多いです。1番人気が馬券圏外となったのは、新潟開催だった2014年と重馬場だった2012年の2回です。

  • 1番人気(4-3-1-2)複勝率80%
  • 2番人気(2-1-2-5)複勝率50%

前走G1

過去10年のオールカマー3着以内30頭中12頭を占めます。2009年以降、毎年1頭以上が馬券圏内に来ています。

外枠

過去10年のオールカマー3着以内では、外枠(7~8枠)が劣勢という印象です。3着以内に7枠&8枠の馬が計5頭いますが、5頭中4頭が人気を集めた馬でした。外枠の穴馬は、やや軽視したい傾向です。

前走二桁着順

過去10年のオールカマー3着以内では、計4頭が馬券圏内に来ています。そのうち3頭が前走G1に出走していました。大敗からの巻き返しが少ない印象です。

馬券予想

過去10年の傾向から「1番人気」「前走G1」「外枠(7~8枠)を軽視」「前走二桁着順を軽視」に注目です。

今年のオールカマー2017は、かなりの混戦だと思います。重賞戦線で好成績を残してきた馬は多いですが、ムラのあるタイプが多く、軸にできそうな馬が不在です。

以下、簡単な考察と予想です。

外枠を軽視して適当に…。人気馬中心の予想になってしまいました。(;´・ω・`p
◎⑥ルージュバック

前走ヴィクトリアマイル2017 10着。中山コースは、3歳時の有馬記念2015で10着、56kg背負った中山牝馬ステークス2016で僅差の2着に好走しており、苦手というわけでは無さそうです。戦ってきた相手を見る限りは、今回の相手なら上位争いをしても不思議ではない気がします。

例年のオールカマーは、中団~後方からの差しで決まる傾向にあるので、前走G1出走馬&脚質を考えると、データ的にはピッタリという1頭です。あまり人気すると買い難いですが、伏兵扱いなら…。

○⑧ステファノス

前走安田記念2017 7着。大阪杯2017で2着に好走した実力馬。安田記念2017は7着に敗れましたが、それでも優勝馬から0.3秒差という差のない競馬でした。

ステファノスの成績と藤原厩舎から、ここは叩きで狙い目が秋のG1という気もしますが、勝ち負けしても不思議ではないポテンシャルの1頭だと思います。

▲⑨タンタアレグリア

前走アメリカジョッキークラブカップ2017 1着。約8ヶ月半の休養明けとなった前走は、ゼーヴィント、ミライヘノツバサ、ルミナスウォリアーなどの実力馬を抑えての優勝。同コースの実績があるだけに、今回も楽しみな1頭だと思います。

国枝調教師の話からは、前走のデキと比べると足りない印象を受けますが、相手関係から軽視するわけにも…。

(無印)②アルバート

前走天皇賞春2017 5着。長距離実績馬だけに、距離が短いかもしれません。この後、メルボルンカップ2017を予定しているようで、ここで勝ち負けするような競馬をするかは不透明だと思います。押さえておきたい気持ちもありますが、点数を減らすためスルーしました…。

馬連◎-○▲ 3連複◎-○-▲合計3点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、3着でした。本命◎ルージュバックは1着でした。

タンタアレグリアの馬番を書き間違えいたみたいで、その旨のお問い合わせを頂いていました。遅ればせながら、修正しています。この場をお借りして御礼申し上げます。(´・ω・`)

オールカマー2017
着順 馬番 性齡 馬名 人気 前走
1 6 牝5 ルージュバック 5 ヴィクトリアマイル(G1) 10着(0.7)
2 8 牡6 ステファノス 1 安田記念(G1) 7着(0.3)
3 9 牡5 タンタアレグリア 3 アメリカジョッキーカップ(G2) 1着(-0.1)

晩に録画を見ました。印通りに3頭が来て、久しぶりに完全な的中でした!たまに来るこの瞬間が少点数買いの醍醐味です。

好位からの差しで優勝したルージュバックは、北村宏司ジョッキーに乗り替わっての完勝。もともと素質の高い馬でしたが、今までとは違う勝ち方だったので、この先も楽しみが大きいです。

3着タンタアレグリア。蛯名ジョッキーのレース後のコメントを見ると、不利があったみたいで、もし不利がなければ2着があったかもしれないですね。馬連的にはその方が付いていたので、少し残念なところではあります。

そして4着に粘ったマイネルミラノ。近走は良いところ無く、最後失速するレースが続いていましたが、馬が変わったかのように前で粘っていました。楽に単騎で気持ちよく逃げることが出来れば、まだこのクラスで活躍できそうですね。

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