オールカマー2019過去10年のデータと予想 | 深く考えない競馬

オールカマー2019過去10年のデータと予想

日程 2019年9月22日(日曜)
開催 中山競馬場 11R
距離 芝2200m
格付け G2
条件 3歳以上
斤量 別定
出走数 10頭
天気 雨(ヤフー天気)

オールカマー2019

秋のG1戦線に向けた一戦オールカマー2019です。優勝馬には、天皇賞秋の優先出走権が与えられます。天皇賞秋の前哨戦としては、毎日王冠が有力ローテのため、やや評価が難しいレースですが、近年は秋G1で好成績を残す馬(レイデオロ、ゴールドアクター、ショウナンパンドラ、ヌーヴォレコルト、ラキシスなど)が増加傾向にあります。

中山競馬場の芝2200mコース

配当

過去10年のオールカマーの配当を見ると、3連単10万馬券超えは1回だけ(新潟開催の2014年)です。中山開催のオールカマーでは、大きな波乱がありません。馬連1000円前後や3連単1万円を切る決着も多く、順当な傾向にありそうです。

年度 馬連 3連複 3連単
2018 490円 490円 1,640円
2017 1,700円 3,340円 20,150円
2016 840円 2,710円 8,070円
2015 1,010円 5,030円 24,060円
2014 6,250円 56,470円 255,930円
2013 7,060円 5,840円 64,420円
2012 1,790円 8,140円 31,940円
2011 1,280円 1,380円 6,120円
2010 940円 2,420円 13,170円
2009 770円 840円 4,830円

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。2014年は、新潟競馬場で開催されています。

過去10年の1~3着馬の前走データ

オールカマー2019過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
2018 1 7 牡4 57 レイデオロ 1 ドバイシーマクラシック(G1) 4着 2
2 1 牡4 57 アルアイン 3 クイーンエリザベス2世カップ(G1) 5着 3
3 2 牡4 57 ダンビュライト 2 宝塚記念(G1) 5着(0.7) 5
2017 1 6 牝5 55 ルージュバック 5 ヴィクトリアマイル(G1) 10着(0.7) 2
2 8 牡6 56 ステファノス 1 安田記念(G1) 7着(0.3) 4
3 9 牡5 57 タンタアレグリア 3 アメリカジョッキーカップ(G2) 1着(-0.1) 7
2016 1 6 牡5 58 ゴールドアクター 1 天皇賞春(G1) 12着(0.8) 1
2 1 牡6 56 サトノノブレス 3 宝塚記念(G1) 8着(1.1) 10
3 5 牡5 56 ツクバアズマオー 6 札幌日経オープン(OP) 4着(0.3) 3
2015 1 3 牝4 55 ショウナンパンドラ 3 宝塚記念(G1) 3着(0.2) 11
2 4 牝4 55 ヌーヴォレコルト 1 宝塚記念(G1) 5着(0.3) 3
3 9 セ7 56 ミトラ 7 中日新聞杯(G3) 5着(0.5) 3
2014新潟 1 11 牡6 56 マイネルラクリマ 2 七夕賞(G3) 3着(0.4) 1
2 6 牝4 54 ラキシス 7 ヴィクトリアマイル(G1) 15着(0.8) 9
3 5 牡5 56 クリールカイザー 12 札幌日経オープン(OP) 4着(1.0) 2
2013 1 12 牡5 56 ヴェルデグリーン 9 新潟大賞典(G3) 10着(1.2) 5
2 4 セ5 56 メイショウナルト 2 小倉記念(G3) 1着(-0.2) 3
3 9 牡5 57 ダノンバラード 1 宝塚記念(G1) 2着(0.6) 5
2012 1 13 牡4 56 ナカヤマナイト 2 宝塚記念(G1) 8着(2.6) 13
2 3 牡5 56 ダイワファルコン 4 七夕賞(G3) 9着(0.7) 4
3 8 牡4 56 ユニバーサルバンク 6 目黒記念(G2) 5着(0.4) 4
2011 1 7 牡6 59 アーネストリー 1 宝塚記念(G1) 1着(-0.2) 6
2 1 牡4 57 ゲシュタルト 6 天皇賞春(G1) 17着(2.8) 15
3 6 牡4 57 カリバーン 2 札幌記念(G2) 5着(0.3) 7
2010 1 5 牡7 57 シンゲン 5 天皇賞秋(G1) 5着(0.8) 2
2 3 牡6 59 ドリームジャーニー 1 宝塚記念(G1) 4着(0.3) 4
3 2 牡7 57 トウショウシロッコ 6 新潟記念(G3) 2着(0.0) 10
2009 1 15 牡6 58 マツリダゴッホ 3 札幌記念(G2) 9着(0.6) 2
2 9 牡5 59 ドリームジャーニー 1 宝塚記念(G1) 1着(-0.3) 2
3 2 牡6 57 シンゲン 2 エプソムカップ(G3) 1着(-0.2) 2
1~6番人気

過去10年のオールカマー3着以内30頭中26頭を占めます。上位人気馬の好走例が多く、近年は1番人気1頭+2~3番人気から1頭+穴馬1頭という決着が続いています。

前走G1レース

過去10年のオールカマー3着以内30頭中17頭を占めます。毎年1頭以上が馬券圏内に好走しています。

7~8枠

過去10年のオールカマー3着以内30頭中3頭のみで、劣勢傾向にあります。3頭はともに人気を集めていました。

予想

今年のオールカマー2019は、ほぼ例年並みのレベルという印象です。G1実績馬レイデオロやウインブライトを中心に実力馬が揃いました。わりと順当な決着が多いレースですし、この2頭が上位争いの中心になるでしょうか。あとは天気予報では雨が続いているので、馬場適性の有無もポイントになるかもしれません。

以下、簡単な考察と予想です。中山芝2200m戦の相性が良いミッキースワローが気になりつつ、人気3頭の決着もつまらないので、紐に穴馬を狙いました。

◎8レイデオロ

実績を考えれば、勝ち負け候補になるでしょうか。昨年のオールカマーも優勝していますし、コース適性も問題無さそうです。ただ今回は、逃げ先行馬がいない(少ない)ので、後ろ過ぎる位置取りになってしまうと、不安ですね…。

○7ウインブライト

少頭数に加え、逃げ先行馬が不在(少ない)メンバー構成。他の有力馬が後方で脚を溜めるタイプと考えると、好位で進めることが出来そうなのは魅力だと思います。海外帰り初戦と休養明け(5カ月)が買い難い要素になりますが、今回のメンバーなら無視するわけにも…。

△2ゴーフォザサミット

少頭数(10頭立て)ですし、あまり枠は関係ないかもしれませんが、ここは内枠に期待して…。過去、新潟開催の2014年と2017年を除く8回で1~2枠の馬が3着以内に好走しています。前々での粘りこみに期待して押さえました。

3連複◎-○-△3連単◎→○△→○△合計3点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、4着、6着、9着でした。本命◎レイデオロは、4着でした。

オールカマー2019結果
着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
1 9 牡5 56 スティッフェリオ 4 宝塚記念(G1) 7着(1.6) 8
2 1 牡5 56 ミッキースワロー 3 七夕賞(G3) 1着(-0.1) 3
3 4 牡4 56 グレイル 6 福島テレビオープン(OP) 6着(0.9) 2

抜けた2頭が飛ぶ波乱決着。かすりもせでした。

想定通り、ゆったりとした流れ。逃げるかたちとなったスティッフェリオがそのまま押し切っての優勝となりました。しかし前残りというわけでもなく、2~4着には追い込んで来た馬が来ており、難解なレースだったと思います。

対抗ウインブライト。海外帰り初戦、休養明けの影響か、距離が合わなかったのか定かではありませんが、直線前から松岡ジョッキーの手が動いて、そのまま手応えなく失速…。

先週、重馬場で行われたセントライト記念の勝ち時計(2:11.5)と比べても、やや評価の難しいレースだったかもしれません。

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