日程 | 2025年4月26日(土曜) |
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開催 | 東京競馬場11R |
距離 | 芝2400m |
格付け | G2 |
条件 | 3歳 |
斤量 | 馬齢 |
出走数 | 13頭 |
クッション値 | 9.5(4月26日) |
青葉賞2025
日本ダービーの前哨戦、青葉賞2025です。日本ダービーと同コース(東京芝2400m)で行われる日本ダービーに向けた主要ローテのひとつです。過去、青葉賞から日本ダービー優勝馬は出ていませんが、2~3着に好走する馬は多いため、本番に向けて注目のレースだと思います。

東京競馬場の芝2400mコース
配当
過去10年の青葉賞の配当を見ると、3連単10万馬券超えは1回あります。波乱は少ない傾向にありますが、好配当の馬連や3連複が続いています。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2024 | 2,960円 | 6,630円 | 38,360円 |
2023 | 560円 | 14,640円 | 37,200円 |
2022 | 1,690円 | 5,490円 | 26,680円 |
2021 | 1,080円 | 5,270円 | 22,870円 |
2020 | 2,640円 | 2,190円 | 14,870円 |
2019 | 2,120円 | 5,490円 | 42,980円 |
2018 | 10,940円 | 10,910円 | 101,530円 |
2017 | 780円 | 3,190円 | 8,440円 |
2016 | 1,940円 | 2,540円 | 14,890円 |
2015 | 1,190円 | 2,920円 | 12,990円 |
では過去10年の青葉賞で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2024良 | 1 | 7 | シュガークン | 2 | 大寒桜賞(1勝クラス) 1着(-0.3) | 1 |
2 | 15 | ショウナンラプンタ | 7 | ゆきやなぎ賞(1勝クラス) 1着(-0.1) | 3 | |
3 | 16 | デュアルウィルダー | 4 | 未勝利戦(中山芝2200m) 1着(-0.8) | 1 | |
2023良 | 1 | 11 | スキルヴィング | 1 | ゆりかもめ賞(1勝クラス) 1着(-0.5) | 1 |
2 | 4 | ハーツコンチェルト | 2 | 若葉ステークス(LR) 4着(0.3) | 1 | |
3 | 2 | ティムール | 11 | 若葉ステークス(LR) 3着(0.2) | 8 | |
2022良 | 1 | 3 | プラダリア | 4 | 未勝利戦(阪神芝2400m) 1着(-1.1) | 1 |
2 | 7 | ロードレゼル | 2 | 水仙賞(1勝クラス) 1着(-0.0) | 3 | |
3 | 12 | エターナルビクトリ | 6 | 1勝クラス(中山芝2000m) 1着(-0.3) | 5 | |
2021良 | 1 | 2 | ワンダフルタウン | 3 | 京都2歳ステークス(G3) 1着(-0.1) | 3 |
2 | 10 | キングストンボーイ | 1 | 共同通信杯(G3) 4着(0.4) | 6 | |
3 | 7 | レッドヴェロシティ | 6 | 水仙賞(1勝クラス) 1着(-0.2) | 6 | |
2020良 | 1 | 3 | オーソリティ | 3 | 弥生賞ディープインパクト記念(G2) 3着(0.4) | 3 |
2 | 7 | ヴァルコス | 4 | ゆきやなぎ賞(1勝クラス) 1着(-0.3) | 2 | |
3 | 1 | フィリオアレグロ | 1 | 共同通信杯(G3) 3着(0.7) | 2 | |
2019稍重 | 1 | 2 | リオンリオン | 5 | 大寒桜賞(500万) 1着(-0.2) | 4 |
2 | 3 | ランフォザローゼス | 1 | 京成杯(G3) 2着(0.2) | 2 | |
3 | 5 | ピースワンパラディ | 3 | フローラルウォーク賞(500万) 1着(-0.2) | 3 | |
2018良 | 1 | 9 | ゴーフォザサミット | 6 | スプリングステークス(G2) 7着(0.7) | 4 |
2 | 15 | エタリオウ | 7 | ゆきやなぎ賞(500万) 2着(0.1) | 2 | |
3 | 10 | スーパーフェザー | 1 | アザレア賞(500万) 1着(-0.4) | 1 | |
2017良 | 1 | 10 | アドミラブル | 1 | アザレア賞(500万) 1着(-0.5) | 1 |
2 | 9 | ベストアプローチ | 4 | 弥生賞(G2) 4着(0.3) | 7 | |
3 | 6 | アドマイヤウイナー | 8 | 大寒桜賞(500万) 1着(-0.1) | 2 | |
2016良 | 1 | 6 | ヴァンキッシュラン | 4 | アザレア賞(500万) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 4 | レッドエルディスト | 5 | 大寒桜賞(500万) 1着(-0.1) | 3 | |
3 | 13 | レーヴァテイン | 1 | 500万(東京芝2400m) 1着(-0.0) | 1 | |
2015良 | 1 | 8 | レーヴミストラル | 1 | アザレア賞(500万) 1着(-0.2) | 1 |
2 | 3 | タンタアレグリア | 4 | 大寒桜賞(500万) 1着(-0.1) | 2 | |
3 | 6 | ヴェラヴァルスター | 5 | ゆりかもめ賞(500万) 1着(-0.0) | 5 |
過去10年の青葉賞3着以内30頭中28頭を占めます。大穴の好走は少ないレースですが、例年、4~7番人気前後の穴馬が馬券圏内に好走しています。
過去10年の青葉賞3着以内30頭中26頭を占めます。前走2000m戦の重賞レース出走馬のほか、前走1勝クラス(旧500万クラス)の芝2200mや芝2400m戦優勝馬の好走が多い傾向にあります。
予想
青葉賞2025は、例年よりも少し層が薄いメンバーになりました。過去データの傾向からは、前走1勝クラス優勝馬が上位争いの候補になるでしょうか。例年、穴馬(4~7番人気前後)が馬券圏内に好走しているので、穴馬の取捨選択が馬券のポイントになりそうです。
以下、簡単な考察と予想です。
好ローテというわけではありませんが、モレイラ騎手に期待して本命評価にしました。好メンバーだった3走前東京スポーツ杯2歳ステークス並に走れば、上位争いがあっても良さそうです。
過去好走例が多い前走1勝クラス優勝馬。前走は、後方外から早めに捲って押し切ることになりました。2着馬に詰められたとはいえ、着差以上の力差があったように見えます。2走前ゆりかもめ賞を見る限り、ファイアンクランツに先着するのは難しそうに見えますが、深く考えず対抗評価にしました。
前走セントポーリア賞優勝。出負けして最後方から進め、直線の進路取りには難がありました。それでも外に出してから、クラスが上のような脚を使って差し切ったことを考えると、ここであっさり勝ち負けがあってもおかしくは無さそうです。データ傾向からは、前走1800m戦が買い難い要素なので、少し評価を下げています。
近年、内枠(1~2枠)の好走が多いことに期待して、適当に押さえました。エネルジコ同様、前走1800m戦からのローテは気になるところですが、紐候補なら…。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、5着、13着でした。本命◎ファイアンクランツは、2着でした。
着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 10 | エネルジコ | 1 | セントポーリア賞(1勝クラス) 1着(-0.2) | 1 |
2 | 9 | ファイアンクランツ | 2 | すみれステークス(LR) 3着(0.2) | 1 |
3 | 4 | ゲルチュタール | 4 | ゆきやなぎ賞(1勝クラス) 1着(-0.1) | 2 |
上位人気馬の決着。上位5~6頭が僅差の接戦となりました。
外から追い込んだ人気のエネルジコとファイアンクランツの勝ち負けでした。開幕週の馬場ながら、この2頭の末脚が際立つことになりました。
3着には人気のゲルチュタール。対抗アマキヒは小差5着でした。