青葉賞2019過去10年のデータと予想 | 深く考えない競馬

青葉賞2019過去10年のデータと予想

日程 2019年4月27日(土曜)
開催 東京競馬場 11R
距離 芝2400m
格付け G2
条件 サラ系3歳
斤量 馬齢(牡56kg)
出走数 16頭
天気 晴れ(ヤフー天気)

青葉賞2019

日本ダービー2019の前哨戦、青葉賞2019です。日本ダービーと同コース(東京芝2400m)で行われ、皐月賞と並び、日本ダービーに向けた主要ローテのひとつとなっています。過去、青葉賞から日本ダービー優勝馬は出ていませんが、2~3着に好走する馬は多く、大一番に向けて大注目の一戦になると思います。

東京競馬場の芝2400mコース

配当

過去10年の青葉賞の配当を見ると、3連単10万馬券超えが4回あります。傾向が読みにくいレースですが、やや波乱含みといえそうです。

年度 馬連 3連複 3連単
2018 10,940円 10,910円 101,530円
2017 780円 3,190円 8,440円
2016 1,940円 2,540円 14,890円
2015 1,190円 2,920円 12,990円
2014 4,990円 12,190円 138,430円
2013 30,590円 40,730円 428,430円
2012 4,830円 48,540円 189,270円
2011 8,430円 6,720円 74,960円
2010 380円 770円 1,880円
2009 2,130円 5,580円 20,210円

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

青葉賞2019 過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
2018 1 9 ゴーフォザサミット 6 スプリングステークス(G2) 7着(0.7) 4
2 15 エタリオウ 7 ゆきやなぎ賞(500万) 2着(0.1) 2
3 10 スーパーフェザー 1 アザレア賞(500万) 1着(-0.4) 1
2017 1 10 アドミラブル 1 アザレア賞(500万) 1着(-0.5) 1
2 9 ベストアプローチ 4 弥生賞(G2) 4着(0.3) 7
3 6 アドマイヤウイナー 8 大寒桜賞(500万) 1着(-0.1) 2
2016 1 6 ヴァンキッシュラン 4 アザレア賞(500万) 1着(-0.0) 1
2 4 レッドエルディスト 5 大寒桜賞(500万) 1着(-0.1) 3
3 13 レーヴァテイン 1 500万(東京芝2400m) 1着(-0.0) 1
2015 1 8 レーヴミストラル 1 アザレア賞(500万) 1着(-0.2) 1
2 3 タンタアレグリア 4 大寒桜賞(500万) 1着(-0.1) 2
3 6 ヴェラヴァルスター 5 ゆりかもめ賞(500万) 1着(-0.0) 5
2014 1 11 ショウナンラグーン 10 山吹賞(500万) 3着(0.3) 2
2 2 ワールドインパクト 1 大寒桜賞(500万) 1着(-0.2) 1
3 13 ヤマノウィザード 4 すみれステークス(OP) 7着(1.1) 2
2013 1 5 ヒラボクディープ 7 水仙賞(500万) 1着(-0.0) 1
2 3 アポロソニック 9 山吹賞(500万) 1着(-0.2) 11
3 7 ラストインパクト 2 大寒桜賞(500万) 1着(-0.1) 1
2012 1 7 フェノーメノ 1 弥生賞(G2) 6着(0.4) 2
2 12 エタンダール 10 山吹賞(500万) 1着(-0.0) 2
3 10 ステラウインド 13 山吹賞(500万) 4着(0.3) 3
2011 1 4 ウインバリアシオン 6 弥生賞(G2) 7着(0.3) 6
2 12 ショウナンパルフェ 4 スプリングステークス(G2) 6着(0.7) 6
3 10 トーセンレーヴ 1 毎日杯(G3) 3着(0.2) 1
2010 1 2 ペルーサ 1 若葉ステークス(OP) 1着(-0.1) 2
2 5 トゥザグローリー 2 500万(阪神芝2200m) 1着(-0.1) 1
3 17 ハートビートソング 3 ゆきやなぎ賞(500万) 1着(-0.3) 1
2009 1 17 アプレザンレーヴ 1 毎日杯(G3) 3着(0.2) 2
2 2 マッハヴェロシティ 7 すみれステークス(OP) 3着(0.1) 1
3 16 トップカミング 6 アザレア賞(500万) 1着(-0.0) 1
人気

過去10年の青葉賞では、1番人気馬が安定感を誇る一方で、2~3番人気が不振傾向にあります。

  • 1番人気(5-1-3-1)複勝率90%
  • 2番人気(0-1-1-8)複勝率20%
  • 3番人気(0-0-1-9)複勝率10%
前走芝2000m以上

過去10年の青葉賞3着以内30頭中26頭を占めます。弥生賞組を除くと、前走芝2200mと芝2400mを使っていた馬が多い傾向にあります。

年度 1着 2着 3着
2018 1800m 2400m 2400m
2017 2400m 2000m 2200m
2016 2400m 2200m 2400m
2015 2400m 2200m 2400m
2014 2200m 2200m 2200m
2013 2200m 2200m 2200m
2012 2000m 2200m 2200m
2011 2000m 1800m 1800m
2010 2000m 2200m 2400m
2009 1800m 2200m 2000m

一方、2012年以降では、前走1800mを使っていた人気馬が不振傾向となっています。昨年の優勝馬ゴーフォザサミット(前走スプリングステークス)は、穴馬(6番人気)でした。

年度 人気 着順 馬名 前走
2017 2 7 トリコロールブルー スプリングステークス(G2) 5着
2016 2 4 プロディガルサン 東スポ杯2歳ステークス(G3) 2着
3 5 ラングレー 共同通信杯(G3) 3着
2015 3 4 ブラックバゴ スプリングステークス(G2) 6着
2014 3 6 マイネルフロスト 毎日杯(G3) 1着
2 11 ラングレー 毎日杯(G3) 4着
2013 2 11 レッドレイヴン 東スポ杯2歳ステークス(G3) 2着
2012 4 6 アドマイヤブルー 毎日杯(G3) 6着
前走大寒桜賞優勝馬

過去7年の青葉賞3着以内では、中京競馬場改修後(2012年以降)の大寒桜賞(500万、中京芝2200m)優勝馬の好走例が目立ちます。2012~2017年の6年連続で、大寒桜賞優勝後の重賞で馬券圏内に好走しています。

年度 馬名 次走
2018 ダノンマジェスティ 青葉賞(G2) 8着
2017 アドマイヤウイナー 青葉賞(G2) 3着
2016 レッドエルディスト 青葉賞(G2) 2着
2015 タンタアレグリア 青葉賞(G2) 2着
2014 ワールドインパクト 青葉賞(G2) 2着
2013 ラストインパクト 青葉賞(G2) 3着
2012 トーセンホマレボシ 京都新聞杯(G2) 1着

予想

やや混戦模様の青葉賞2019。実績面で抜けた馬が不在の為、難解なレースになりそうです。傾向からは、前走500万クラスの芝2000m以上のレースで勝ち負けしていた馬が上位争いの候補になるでしょうか。

以下、簡単な考察と予想です。データ傾向から、1番人気(推定)と穴馬を押さえました。ランフォザローゼスが1番人気で無いなら、変更するかもしれません。

◎3ランフォザローゼス

京成杯からの3ヵ月半の休養明け。データ外の1頭になるでしょうか。前走は先行策からの2着。同じく前に行ったラストドラフトを捕まえきれずという内容でした。直線ではフラフラしていて、不安定な走りにも見えました。飛んでもおかしくないタイプかもしれませんが、ここは1番人気の安定感とルメール騎手に期待して…。

○11カウディーリョ

前走山吹賞は、後方から外をまくっての差し切り勝ち。着差以上の強さを感じました。5ヵ月半の休養明け&馬体重プラス20kgだったことを考えれば、一度使った上積みを期待できそうです。キャリアが浅い馬ばかりなので、あとは力関係でしょうか。

▲9タイセイモナーク

近年好走例が多いアザレア賞(阪神芝2400m)優勝馬が不在のため、同コースのゆきやなぎ賞優勝馬タイセイモナークに注目しました。前走は少頭数(5頭)ではありましたが、2着以下とは力の差を感じる楽勝。今回、人気も落ち着きそうなので、紐荒れに期待して押さえておいても…。

△2リオンリオン

好走例の多い大寒桜賞優勝馬。前走は、楽な逃げがハマったような印象でした。東京芝2400mで同じようなレースが出来るかと考えると疑問が残りますが、相性の良いローテなので、一応押さえました。

3連複4頭ボックス◎○▲△ 合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、11着、14着でした。本命◎ランフォザローゼスは、2着でした。

青葉賞2019 結果
着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
1 2 リオンリオン 5 大寒桜賞(500万) 1着(-0.2) 4
2 3 ランフォザローゼス 1 京成杯(G3) 2着(0.2) 2
3 5 ピースワンパラディ 3 フローラルウォーク賞(500万) 1着(-0.2) 3

録画を見ました。

押えのタイセイモナークは出遅れ。そのまま後ろで周ってきたという印象の大敗でした。対抗カウディーリョは、道中掛かってました。不完全燃焼だと思いますが、この距離は長いかもしれません。

優勝は押さえのリオンリオン。このコースを逃げ切るとは…。付いて行ったアドマイヤスコールとセントウルは、最後垂れていました。横山典ジョッキーの絶妙な逃げだったと思います。

3着ピースワンパラディは、前走マイル戦出走馬。データ傾向から手が出せませんでした。前で進めた2頭が勝ち負けする中、最後は良い脚で内から伸びてきたので、強さは見せたと言えそうです。

タイトルとURLをコピーしました