アーリントンカップ2024過去データと予想 | 深く考えない競馬

アーリントンカップ2024過去データと予想

日程 2024年4月13日(土曜)
開催 阪神競馬場11R
距離 芝1600m
格付け G3
条件 3歳
斤量 馬齢
出走数 16頭
クッション値 9.4(4月13日)

アーリントンカップ2024

NHKマイルカップの前哨戦、アーリントンカップ2024です。2017年以前は、2月下旬に別定戦として行われていましたが、2018年から現行の条件になりました。近年は、後のG1馬を多数輩している出世レースです。NHKマイルカップだけではなく、後のG1戦線に向けても注目のレースだと思います。

阪神競馬場の芝1600mコース

阪神競馬場の芝1600mコース

配当

過去10年のアーリントンカップの配当を見ると、3連単10万馬券超えは4回あります。好配当の3連複も続いていますし、波乱含みのレースといえそうです。

年度 馬連 3連複 3連単
2023 4,320円 6,660円 42,710円
2022 2,250円 6,350円 22,540円
2021 6,780円 47,050円 215,700円
2020 1,160円 2,320円 8,210円
2019 36,120円 208,320円 1,361,140円
2018 1,050円 2,130円 9,690円
2017 920円 1,720円 6,020円
2016 5,840円 33,820円 194,110円
2015 10,610円 36,580円 325,370円
2014 740円 2,560円 5,340円

では過去10年のアーリントンカップで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。2018年から約1か月半遅れの開催程に変更されています。

過去10年の1~3着馬の前走データ

アーリントンカップ2024過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
2023 1 6 56 オオバンブルマイ 5 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 7着(0.6) 5
2 4 56 セッション 4 弥生賞ディープインパクト記念(G2) 7着(0.5) 7
3 1 56 ショーモン 2 1勝クラス(阪神芝1600m) 1着(-0.1) 1
2022稍重 1 10 56 ダノンスコーピオン 1 共同通信杯(G3) 7着(0.9) 4
2 14 56 タイセイディバイン 7 ファルコンステークス(G3) 2着(0.3) 13
3 1 56 キングエルメス 4 京王杯2歳ステークス(G2) 1着(-0.2) 8
2021 1 9 56 ホウオウアマゾン 1 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 9着(0.7) 3
2 10 56 リッケンバッカー 10 未勝利戦(阪神芝1600m) 1着(-0.1) 1
3 12 56 レイモンドバローズ 7 1勝クラス(東京芝1400m) 1着(-0.2) 2
2020稍重 1 6 56 タイセイビジョン 1 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 2着(0.4) 2
2 10 54 ギルデッドミラー(牝) 4 1勝クラス(阪神芝1400m) 1着(-0.4) 1
3 9 56 プリンスリターン 5 シンザン記念(G3 2着(0.0) 5
2019 1 9 54 イベリス(牝) 12 フィリーズレビュー(G2) 4着(0.1) 9
2 10 56 カテドラル 7 京成杯(G3) 11着(1.0) 5
3 11 56 トオヤリトセイト 11 500万(東京芝1400m) 1着(-0.0) 1
2018 1 6 56 タワーオブロンドン 1 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 3着(0.6) 2
2 1 56 パクスアメリカーナ 3 こぶし賞(500万) 1着(-0.2) 2
3 11 56 レッドヴェイロン 4 未勝利戦(阪神芝1800m) 1着(-0.8) 1
2017 1 8 56 ペルシアンナイト 1 シンザン記念(G3) 3着(0.2) 1
2 12 56 レッドアンシェル 6 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 8着(0.9) 4
3 2 56 ディバインコード 3 ジュニアカップ(OP) 2着(0.0) 1
2016 1 6 56 レインボーライン 4 シンザン記念(G3) 6着(0.4) 7
2 12 56 ダンツプリウス 9 ジュニアカップ(OP) 1着(-0.0) 4
3 15 56 ロワアブソリュー 7 きさらぎ賞(G3) 7着(1.9) 3
2015 1 8 56 ヤングマンパワー 9 ジュニアカップ(OP) 3着(0.0) 4
2 4 57 アルマワイオリ 5 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 2着(0.1) 14
3 11 56 マテンロウハピネス 7 新馬(中京芝1400m) 1着(-1.2) 1
2014 1 10 57 ミッキーアイル 1 シンザン記念(G3) 1着(-0.1) 1
2 6 56 タガノグランパ 3 なずな賞(500万) 1着(-0.2) 1
3 3 56 フェルメッツァ 6 500万(京都芝1400m) 5着(0.8) 2
前走新馬戦、未勝利戦

過去10年のアーリントンカップ3着以内30頭中3頭を占めます。3頭ともに前走1番人気の支持を集めてました。そのうち2頭は、前走のレースで圧勝していました。

  • 2018年3着レッドヴェイロン(前走未勝利戦1着、2着に5馬身差)
  • 2015年3着マテンロウハピネス(前走新馬戦1着、2着に7馬身差)
5~8枠

過去10年のアーリントンカップ3着以内30頭中21頭を占めます。人気を問わず、中枠~外枠の好走例が目立ちます。

前走重賞レース

過去10年のアーリントンカップ3着以内30頭中17頭を占めます。前走シンザン記念や朝日杯フューチュリティステークス出走馬等の好走が目立ちます。

予想

アーリントンカップ2024は、ほぼ例年並みのメンバーが集まりました。過去データの傾向からは、前走重賞で大きく崩れていない馬や1勝クラスを完勝していた馬が上位争いの候補になるでしょうか。抜けた馬は不在ですが、大混戦だと思います。

以下、簡単な考察と予想です。混戦過ぎて、当たる気がしません。

◎9ワールズエンド

近年好走例が多い5枠。新馬戦からのローテは買い難いところですが、シュガークン相手に勝ち切った点に期待して本命評価にしました。

○13ジュンヴァンケット

近年好走例が多い7枠。ワールズエンド同様、買い難いローテですが、楽勝した前走のパフォーマンスに期待して対抗評価にしました。

▲3ディスペランツァ

15オフトレイルと迷って、3ディスペランツァを押さえました。前走1勝クラスは、直線大外一気で差し切る強い内容でした。同日の古馬2勝クラスよりも勝ち時計も上がりも速い決着でしたし、ここは勝ち負け候補になりそうです。昨年こそ内枠決着でしたが、近年は中~外枠の好走が目立つので、評価は少し下げています。

ワイド3頭ボックス◎○▲3連複◎-○-▲合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、4着、8着でした。本命◎ワールズエンドは、4着でした。

アーリントンカップ2024結果
着順 馬番 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
1 3 57 ディスペランツァ 1 1勝クラス(阪神芝1600m) 1着(-0.1) 3
2 2 57 アレンジャー 15 1勝クラス(中山芝1200m) 2着(0.3) 3
3 7 57 チャンネルトンネル 4 スプリングステークス(G2) 4着(0.7) 6

優勝は押さえディスペランツァ。前走同様、最後は凄い脚でした。ややスローペースながら、この勝ちっぷりは際立っていたと思います。

2着以下の争いに、本命ワールズエンドが来ているものの、交わし切れず4着でした。出負けしたスタートが無ければ…という感じでしょうか。2着~3着には大穴アレンジャーと伏兵チャンネルトンネル。このペースだと、アレンジャーは前目のポジションが活きた印象でした。

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