アーリントンカップ2018過去10年のデータと予想

日程 2018年4月14日(土曜日)
開催 阪神競馬場 11R
距離 芝1600m
格付け GⅢ
条件 サラ系3歳
斤量 馬齢(牡56kg、牝54kg)
出走数 13頭
天気 曇り(ヤフー天気)

アーリントンカップ2018

G1 NHKマイルカップに向けた一戦「アーリントンカップ2018」です。あまり出世レースという印象はないものの、ペルシアンナイト(2017年)、ミッキーアイル(2014年)、コパノリチャード(2013年)、ジャスタウェイ(2012年)…と後のG1馬を輩出しています。

今年からNHKマイルカップのトライアルとして行われ、開催も約1か月半遅くなりました。そのため、前走のデータはあまり使えないかもしれません。舞台は変わらず、阪神芝1600m戦で行われるため、大きな傾向の把握を中心に参考程度の認識でお願いします。

コース形態

阪神競馬場の芝1600mコース

過去10年のアーリントンカップの配当を見ると、3連単10万馬券超えが5回あります。波乱傾向のレースとなっています。後のG1馬(ペルシアンナイト、ミッキーアイル、コパノリチャード、ジャスタウェイ…)を輩出した2012~2014年と2017年は、硬い決着となっており、抜けて強い馬が優勝した年は、順当に決着する傾向がありそうです。

年度 馬連 3連複 3連単
2017 920円 1,720円 6,020円
2016 5,840円 33,820円 194,110円
2015 10,610円 36,580円 325,370円
2014 740円 2,560円 5,340円
2013 330円 550円 1,740円
2012 1,320円 4,480円 19,020円
2011 41,440円 65,550円 574,500円
2010 1,260円 9,090円 63,090円
2009 17,660円 29,460円 251,690円
2008 21,660円 108,190円 896,050円

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。昨年までは、2月下旬の開催(負担重量は、別定戦)でした。今年から負担重量は馬齢(牡56kg、牝54kg)となっています。

過去10年の1~3着馬の前走データ

アーリントンカップ2018
年度 着順 馬番 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
2017 1 8 56 ペルシアンナイト 1 シンザン記念(G3) 3着(0.2) 1
2 12 56 レッドアンシェル 6 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 8着(0.9) 4
3 2 56 ディバインコード 3 ジュニアカップ(OP) 2着(0.0) 1
2016 1 6 56 レインボーライン 4 シンザン記念(G3) 6着(0.4) 7
2 12 56 ダンツプリウス 9 ジュニアカップ(OP) 1着(-0.0) 4
3 15 56 ロワアブソリュー 7 きさらぎ賞(G3) 7着(1.9) 3
2015 1 8 56 ヤングマンパワー 9 ジュニアカップ(OP) 3着(0.0) 4
2 4 57 アルマワイオリ 5 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 2着(0.1) 14
3 11 56 マテンロウハピネス 7 新馬(中京芝1400m) 1着(-1.2) 1
2014 1 10 57 ミッキーアイル 1 シンザン記念(G3) 1着(-0.1) 1
2 6 56 タガノグランパ 3 なずな賞(500万) 1着(-0.2) 1
3 3 56 フェルメッツァ 6 500万(京都芝1400m) 5着(0.8) 2
2013 1 6 56 コパノリチャード 1 白梅賞(500万) 1着(-0.8) 1
2 3 56 カオスモス 2 シンザン記念(G3) 4着(0.3) 2
3 2 56 レッドアリオン 4 シンザン記念(G3) 5着(0.4) 4
2012 1 13 56 ジャスタウェイ 2 きさらぎ賞(G3) 4着(0.9) 3
2 2 56 オリービン 3 シンザン記念(G3) 7着(0.9) 3
3 3 56 アルキメデス 6 きさらぎ賞(G3) 9着(1.6) 5
2011 1 12 56 ノーザンリバー 4 500万(京都ダ1400m) 1着(-0.4) 1
2 3 56 キョウエイバサラ 11 500万(京都ダ1200m) 3着(0.1) 5
3 2 56 テイエムオオタカ 5 若竹賞(500万) 1着(-0.0) 2
2010 1 7 56 コスモセンサー 5 京王杯2歳ステークス(G2) 5着(0.3) 7
2 3 56 ザタイキ 1 500万(京都芝1600m) 1着(-0.2) 2
3 13 56 レト 8 シンザン記念(G3) 9着(1.0) 8
2009 1 1 56 ダブルウェッジ 6 クロッカスステークス(OP) 6着(0.7) 2
2 8 56 マイネルエルフ 12 いちょうステークス(OP) 11着(0.9) 2
3 11 56 ミッキーパンプキン 3 シンザン記念(G3) 4着(0.4) 1
2008 1 12 56 ダンツキッスイ 5 500万(京都ダ1400m) 1着(-0.4) 3
2 5 56 エーシンフォワード 9 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 9着(1.4) 6
3 3 56 ディープスカイ 10 500万(東京芝1600m) 2着(0.0) 3
関西馬

過去10年のアーリントンカップ3着以内30頭中25頭を占めます。関東馬5頭中4頭が人気薄でした。

  • 2017年3着ディバインコード(3番人気)
  • 2015年1着ヤングマンパワー(9番人気)
  • 2011年3着テイエムオオタカ(5番人気)
  • 2010年3着レト(8番人気)
  • 2009年2着マイネルエルフ(12番人気)
前走新馬戦、未勝利戦

過去10年のアーリントンカップ3着以内では、以下1頭のみです。2着以下に7馬身差(1.2秒差)をつけて圧勝していました。

  • 2015年3着マテンロウハピネス(前走新馬戦1着)

近年のアーリントンカップでは、外枠(6~8枠)の好走例が多く、直近4年では3着以内12頭中8頭を占め、2頭ずつ馬券圏内に好走しています。

予想

アーリントンカップ2018は、混戦模様という感じがします。データ傾向から絞れる要素は少ないですが、外枠の実績馬が狙い目になるでしょうか。

以下、簡単な考察と予想です。これは、当たる気がしないですね…。(´・ω・`;)

◎⑫ラセット

前走きさらぎ賞2018は、残り200mを過ぎたあたりからグイグイ加速上がり最速で3着に入りました。やや前残りという印象のレースだったことを考えれば、十分に見せ場を作ったと思います。5着だったカツジは、その後ニュージーランドトロフィー2018を優勝しており、重賞で戦う力は十分にありそうです。モンテロッソ産の血統面の傾向が全く分からないものの、今回は伏兵扱いになると思うので、オッズ的な魅力はありそうですね。

○⑬ダノンスマッシュ

3走前もみじステークス2017の勝ちっぷりが良く、直線ノーステッキで楽勝していました。余力を感じさせる内容で、マイルも対応できそうな印象でした。ただ直近2戦はスタートが悪く、後方からの競馬となっています。そこは不安要素になるでしょうか。

▲②インディチャンプ

前走毎日杯2018は、大物感のあるブラストワンピースが完勝し、やや2着以下は混戦という印象でした。インディチャンプは、インで脚を溜めて直線で追い込む競馬。進路が無く、絶望的な位置に思えたのも束の間、グイグイ伸びて3着まで突っ込んできました。今回も内枠に入ったので、前走のような競馬で末脚が活きる流れになれば…。

△⑥タワーオブロンドン

前走朝日杯フューチュリティステークス2017 3着。同舞台のG1で3着の実績なら、押さえておいた方が無難だと思います。ただ、朝日杯フューチュリティステークス2017の前に、ルメール騎手が「1600mはギリギリ」ということを言っていたのは、不安要素の一つになりそうです。

3連複4頭ボックス 合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、4着、5着、11着でした。本命◎ラセットは、11着でした。

アーリントンカップ2018
着順 馬番 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
1 6 56 タワーオブロンドン 1 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 3着(0.6) 2
2 1 56 パクスアメリカーナ 3 こぶし賞(500万) 1着(-0.2) 2
3 11 56 レッドヴェイロン 4 未勝利戦(阪神芝1800m) 1着(-0.8) 1

晩に録画を見ました。スルーした人気馬が2~3着、本命11着という散々な結果でした。(´・ω・`;) 本命ラセットは、直線でタワーオブロンドンに接触する場面があり、そのあとは前走きさらぎ賞2018で見せた脚が炸裂することなく、ズルズル…。

一方、タワーオブロンドンは、かかる仕草も見せず楽勝距離不安も関係のない強さでした。阪神のマイルでこの強さなら、NHKマイルカップ2018では有力馬になりそうですね。

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