アーリントンカップ2020過去データと予想 | 深く考えない競馬

アーリントンカップ2020過去データと予想

日程 2020年4月18日(土曜)
開催 阪神競馬場11R
距離 芝1600m
格付け G3
条件 3歳
斤量 馬齢(牡56kg,牝54kg)
出走数 16頭
天気 晴れ(ヤフー天気)

アーリントンカップ2020

NHKマイルカップの前哨戦、アーリントンカップ2020です。2017年以前は、別定戦で2月下旬に行われていましたが、2018年から現行の条件になりました。近年は、タワーオブロンドン(2018年)、ペルシアンナイト(2017年)、ミッキーアイル(2014年)、コパノリチャード(2013年)、ジャスタウェイ(2012年)など、後のG1馬を多数輩している出世レース。NHKマイルカップだけではなく、今後のG1戦線に向けても注目のレースといえそうです。

阪神競馬場の芝1600mコース

配当

過去10年のアーリントンカップの配当を見ると、3連単10万馬券超えが4回あります。昨年は136万馬券の大波乱。やや波乱含みですが、順当な決着だった2012~2014年と2017~2018年は、後のG1馬を輩出しています。抜けて強い馬が出走して優勝した年は、順当に決着していると言えそうです。

年度 馬連 3連複 3連単
2019 36,120円 208,320円 1,361,140円
2018 1,050円 2,130円 9,690円
2017 920円 1,720円 6,020円
2016 5,840円 33,820円 194,110円
2015 10,610円 36,580円 325,370円
2014 740円 2,560円 5,340円
2013 330円 550円 1,740円
2012 1,320円 4,480円 19,020円
2011 41,440円 65,550円 574,500円
2010 1,260円 9,090円 63,090円

では過去10年のアーリントンカップで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。2018年から約1か月半遅れの日程に変更となっています。

過去10年の1~3着馬の前走データ

アーリントンカップ2020過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
2019 1 9 54 イベリス(牝) 12 フィリーズレビュー(G2) 4着(0.1) 9
2 10 56 カテドラル 7 京成杯(G3) 11着(1.0) 5
3 11 56 トオヤリトセイト 11 500万(東京芝1400m) 1着(-0.0) 1
2018 1 6 56 タワーオブロンドン 1 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 3着(0.6) 2
2 1 56 パクスアメリカーナ 3 こぶし賞(500万) 1着(-0.2) 2
3 11 56 レッドヴェイロン 4 未勝利戦(阪神芝1800m) 1着(-0.8) 1
2017 1 8 56 ペルシアンナイト 1 シンザン記念(G3) 3着(0.2) 1
2 12 56 レッドアンシェル 6 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 8着(0.9) 4
3 2 56 ディバインコード 3 ジュニアカップ(OP) 2着(0.0) 1
2016 1 6 56 レインボーライン 4 シンザン記念(G3) 6着(0.4) 7
2 12 56 ダンツプリウス 9 ジュニアカップ(OP) 1着(-0.0) 4
3 15 56 ロワアブソリュー 7 きさらぎ賞(G3) 7着(1.9) 3
2015 1 8 56 ヤングマンパワー 9 ジュニアカップ(OP) 3着(0.0) 4
2 4 57 アルマワイオリ 5 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 2着(0.1) 14
3 11 56 マテンロウハピネス 7 新馬(中京芝1400m) 1着(-1.2) 1
2014 1 10 57 ミッキーアイル 1 シンザン記念(G3) 1着(-0.1) 1
2 6 56 タガノグランパ 3 なずな賞(500万) 1着(-0.2) 1
3 3 56 フェルメッツァ 6 500万(京都芝1400m) 5着(0.8) 2
2013 1 6 56 コパノリチャード 1 白梅賞(500万) 1着(-0.8) 1
2 3 56 カオスモス 2 シンザン記念(G3) 4着(0.3) 2
3 2 56 レッドアリオン 4 シンザン記念(G3) 5着(0.4) 4
2012 1 13 56 ジャスタウェイ 2 きさらぎ賞(G3) 4着(0.9) 3
2 2 56 オリービン 3 シンザン記念(G3) 7着(0.9) 3
3 3 56 アルキメデス 6 きさらぎ賞(G3) 9着(1.6) 5
2011 1 12 56 ノーザンリバー 4 500万(京都ダ1400m) 1着(-0.4) 1
2 3 56 キョウエイバサラ 11 500万(京都ダ1200m) 3着(0.1) 5
3 2 56 テイエムオオタカ 5 若竹賞(500万) 1着(-0.0) 2
2010 1 7 56 コスモセンサー 5 京王杯2歳ステークス(G2) 5着(0.3) 7
2 3 56 ザタイキ 1 500万(京都芝1600m) 1着(-0.2) 2
3 13 56 レト 8 シンザン記念(G3) 9着(1.0) 8
前走新馬戦、未勝利戦

過去10年のアーリントンカップ3着以内30頭中2頭を占めます。2頭ともに前走のレースで圧勝していました。

  • 2018年3着レッドヴェイロン(前走未勝利戦1着、2着に5馬身差)
  • 2015年3着マテンロウハピネス(前走新馬戦1着、2着に7馬身差)
5~8枠

過去10年のアーリントンカップ3着以内30頭中17頭を占めます。人気を問わず、近年は、内枠よりも真ん中~外枠の好走例が目立ちます。

前走重賞レース

過去10年のアーリントンカップ3着以内30頭中15頭を占めます。特にシンザン記念組の好走例が目立ちます。

予想

今年のアーリントンカップ2020は、ほぼ例年並みのメンバー構成になるでしょうか。前走重賞好走馬と1勝クラスで上位争いを演じた馬が集まりました。再び週末に雨予報が出ているため、馬場適性にも大きく左右される決着になるかもしれません。

以下、簡単な考察と予想です。データ傾向から5~8枠を中心に、朝日杯FS出走馬を狙いました。当たる気はしません。

◎9プリンスリターン

前走シンザン記念は、先行から粘り強さを見せ、僅差の2着でした。朝日杯FSを見る限り、切れる脚は無い印象だったので、今回もスムーズに前々で進めることができれば、見せ場はありそうです。

〇6タイセイビジョン

前走朝日杯FSは、タイセイビジョンの勝ちパターンに思える内容も、直線で優勝馬サリオスが再度伸びて完勝。サリオスが強すぎたという印象でした。後ろで脚を溜める脚質なので、極端な前残りの馬場にならなければ…。

▲5ジュンライトボルト

前走フローラルウォーク賞は、中団から直線外に出しての差し切り勝ち。上位争いしたメンバーを見る限り、相手に恵まれたと思います。ただ朝日杯FSではプリンスリターンとクビ差。小差だったラウダシオンやウイングレイテストも後に重賞で馬券圏内に好走していますし、今回のメンバーが相手なら無くは無いところでしょうか。

△12グランレイ

ボンオムトゥックと迷ってグランレイを押さえました。前走は、早めに動いたギルデッドミラーを捕まえられず2着。着差はあったものの、位置取りの差という印象も受けました。ここは朝日杯FS3着の実績に期待して…。

3連複4頭ボックス◎〇▲△合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、3着、6着、9着でした。本命◎プリンスリターンは、3着でした。

アーリントンカップ2020結果
着順 馬番 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
1 6 56 タイセイビジョン 1 朝日杯フューチュリティステークス(G1) 2着(0.4) 2
2 10 54 ギルデッドミラー(牝) 4 1勝クラス(阪神芝1400m) 1着(-0.4) 1
3 9 56 プリンスリターン 5 シンザン記念(G3 2着(0.0) 5

直線、プリンスリターンが粘る中、内を突いたタイセイビジョンが差し切って突き放す快勝でした。押さえていたジュンライトボルトとグランレイは、全く伸びず敗退でした。

2着ギルデッドミラー。押さえていたグランレイに前走完勝していたものの、朝日杯FS実績に重きを置いて予想したため、スルーしていました。難しいですね…。

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