| 日程 | 2024年10月26日（土曜） |
|---|---|
| 開催 | 東京競馬場11R |
| 距離 | 芝1600m |
| 格付け | G3 |
| 条件 | 2歳牝馬 |
| 斤量 | 馬齢 |
| 出走数 | 11頭 |
| ｸｯｼｮﾝ値 | 9.5（10月26日） |
アルテミスステークス2024
2歳牝馬重賞、アルテミスステークス2024です。アルテミスステークス連対馬は、暮れの2歳G1阪神ジュベナイルフィリーズのほか、後のG1レースでも活躍する傾向にあるため、来年の3歳牝馬クラシックに向けても注目のレースだと思います。
東京競馬場の芝1600mコース
| 年度 | 着順 | 馬名 | 2～3歳のG1実績 |
|---|---|---|---|
| 2023 | 1 | チェルヴィニア | オークス優勝、秋華賞優勝 |
| 2022 | 2 | リバティアイランド | 阪神JF優勝、桜花賞優勝、オークス優勝、秋華賞優勝 |
| 2021 | 1 | サークルオブライフ | 阪神JF優勝 |
| 2020 | 1 | ソダシ | 阪神JF優勝、桜花賞優勝 |
| 2018 | 2 | ビーチサンバ | 阪神JF3着 |
| 2017 | 1 | ラッキーライラック | 阪神JF優勝、桜花賞2着、秋華賞2着、オークス3着 |
| 2016 | 1 | リスグラシュー | 阪神JF2着、桜花賞2着、秋華賞2着 |
| 2015 | 2 | メジャーエンブレム | 阪神JF優勝、NHKマイルカップ優勝 |
| 2014 | 1 | ココロノアイ | 阪神JF3着 |
| 2 | レッツゴードンキ | 桜花賞優勝 |
配当
過去10年のアルテミスステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは4回あります。波乱含みのレースですが、3連単数千円～1万円台の決着も5回あるため、大きく荒れるか順当かの二極化しやすいレースといえるかもしれません。
| 年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
|---|---|---|---|
| 2023 | 350円 | 810円 | 2,050円 |
| 2022 | 460円 | 1,810円 | 14,700円 |
| 2021 | 4,870円 | 19,850円 | 164,230円 |
| 2020 | 990円 | 2,170円 | 8,080円 |
| 2019 | 260円 | 2,170円 | 8,080円 |
| 2018 | 5,420円 | 7,640円 | 64,280円 |
| 2017 | 25,700円 | 57,400円 | 308,150円 |
| 2016 | 440円 | 1,900円 | 5,670円 |
| 2015 | 10,450円 | 51,180円 | 516,620円 |
| 2014 | 3,190円 | 24,100円 | 137,140円 |
では過去10年のアルテミスステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1～3着馬の前走データ
| 年度 | 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023良 | 1 | 4 | チェルヴィニア | 1 | 未勝利戦(新潟芝1800m) 1着(-1.0) | 1 |
| 2 | 8 | サフィラ | 2 | 未勝利戦(阪神芝1800m) 1着(-0.6) | 1 | |
| 3 | 9 | スティールブルー | 4 | 新馬戦(新潟芝1600m) 1着(-0.4) | 3 | |
| 2022良 | 1 | 10 | ラヴェル | 3 | 新馬戦(小倉芝1800m) 1着(-0.1) | 1 |
| 2 | 3 | リバティアイランド | 1 | 新馬戦(新潟芝1600m) 1着(-0.5) | 1 | |
| 3 | 6 | アリスヴェリテ | 6 | 野路菊ステークス(OP) 2着(0.3) | 5 | |
| 2021良 | 1 | 7 | サークルオブライフ | 7 | 未勝利戦(中山芝1600m) 1着(-0.4) | 3 |
| 2 | 2 | ベルクレスタ | 2 | 未勝利戦(新潟芝1600m) 1着(-0.6) | 1 | |
| 3 | 1 | シゲルイワイザケ | 8 | サフラン賞(1勝クラス) 3着(0.4) | 4 | |
| 2020良 | 1 | 14 | ソダシ | 1 | 札幌2歳ステークス(G3) 1着(-0.0) | 2 |
| 2 | 6 | ククナ | 2 | 未勝利戦(札幌芝1500m) 1着(-0.2) | 1 | |
| 3 | 13 | テンハッピーローズ | 3 | サフラン賞(1勝クラス) 2着(0.2) | 3 | |
| 2019良 | 1 | 9 | リアアメリア | 1 | 新馬戦(阪神芝1600m) 1着(-1.3) | 1 |
| 2 | 8 | サンクテュエール | 2 | 新馬戦(新潟芝1600m) 1着(-0.2) | 1 | |
| 3 | 5 | ビッククインバイオ | 5 | サフラン賞(1勝クラス) 4着(0.4) | 3 | |
| 2018良 | 1 | 3 | シェーングランツ | 6 | 未勝利戦(札幌芝1800m) 1着(-0.9) | 1 |
| 2 | 11 | ビーチサンバ | 5 | 新馬戦(阪神芝1600m) 1着(-0.3) | 1 | |
| 3 | 8 | エールヴォア | 2 | 未勝利戦(阪神芝1800m) 1着(-1.0) | 2 | |
| 2017良 | 1 | 13 | ラッキーライラック | 2 | 新馬戦(新潟芝1600m) 1着(-0.2) | 2 |
| 2 | 6 | サヤカチャン | 13 | りんどう賞(500万) 5着(0.3) | 5 | |
| 3 | 2 | ラテュロス | 4 | 未勝利戦(阪神芝1600m) 1着(-0.1) | 1 | |
| 2016良 | 1 | 16 | リスグラシュー | 1 | 未勝利戦(阪神芝1800m) 1着(-0.7) | 2 |
| 2 | 12 | フローレスマジック | 2 | 未勝利戦(東京芝1600m) 1着(-0.6) | 1 | |
| 3 | 6 | シグルーン | 5 | 新馬戦(阪神芝1600m) 1着(-0.0) | 1 | |
| 2015良 | 1 | 14 | デンコウアンジュ | 12 | 未勝利戦(京都芝1800m) 1着(-0.1) | 5 |
| 2 | 15 | メジャーエンブレム | 1 | アスター賞(500万) 1着(-0.4) | 1 | |
| 3 | 10 | クロコスミア | 6 | 札幌2歳ステークス(G3) 3着(0.2) | 8 | |
| 2014稍重 | 1 | 16 | ココロノアイ | 9 | 未勝利戦(新潟芝1600m) 1着(-0.4) | 1 |
| 2 | 3 | レッツゴードンキ | 1 | 札幌2歳ステークス(G3) 3着(0.2) | 7 | |
| 3 | 9 | トーセンラーク | 11 | クローバー賞(OP) 1着(-0.1) | 1 |
過去10年のアルテミスステークス3着以内30頭中23頭を占めます。前走人気を集めて勝ち切っていた馬の好走が目立ちます。
過去10年のアルテミスステークス3着以内30頭中20頭を占めます。そのうち15頭が前走1番人気の支持を集めていました。
予想
アルテミスステークス2024は、例年並みのメンバーが集まりました。過去データの傾向からは、前走人気に応えて新馬戦や未勝利戦を完勝していた馬が候補になるでしょうか。ただ他に候補を絞れる要素が無いため、取捨選択が難しいレースだと思います。
以下、簡単な考察と予想です。人気の3マイエレメントや2ブラウンラチェットが気になりつつ、紐荒れ狙いの予想にしました。
前走未勝利戦を楽勝。2番手から抜け出して、周ってきただけのような勝ちっぷりでした。外枠の好走が目立つレースですし、深く考えず本命評価にしました。
前走新馬戦（中京2000m）を楽勝。後方から進出して、最後は余力を感じさせるほどの勝ちっぷりでした。前走マイル戦前後を使ってきた馬の好走が目立つレースなので、少し評価は下げましたが、勝ち負けを期待して対抗評価にしました。
前走クローバー賞2着（馬体重+20kg）。外から差してきた優勝馬の末脚に屈した格好ですが、力は見せたレースだったと思います。東京コース経験（新馬戦）もありますし、人気も落ち着きそうなので、紐荒れ期待で押さえました。
前走サフラン賞3着。過去（2019～2021年）3着に好走しているローテです。紐荒れに期待して適当に押さえました。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、3着、6着、9着、11着でした。本命◎ショウナンザナドゥは、3着でした。
| 着順 | 馬番 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | ブラウンラチェット | 3 | 新馬戦(中山芝1800m) 1着(-0.2) | 1 |
| 2 | 1 | ミストレス | 7 | 新馬戦(新潟芝1600m) 1着(-1.0) | 1 |
| 3 | 8 | ショウナンザナドゥ | 2 | 未勝利戦(京都芝1600m) 1着(-0.8) | 1 |
カスリもせず…。
優勝は人気の一角ブラウンラチェットでした。直線バラけて前が空いてから、良い脚を使っていました。秋重賞のルメール騎手は強いですね。2～3着争いには、逃げたミストレスと本命ショウナンザナドゥ。前目のポジジョンを取らないときつい馬場という印象でした。
