アルテミスステークス2021過去データと予想

アルテミスステークス2021

2歳牝馬重賞、アルテミスステークス2021です。暮れのG1阪神ジュベナイルフィリーズの前哨戦として2012年に新設された一戦。アルテミスステークス連対馬は、後のG1レースで活躍することが多く、3歳牝馬クラシックを占うレースでもあります。

東京競馬場の芝1600mコース

配当

過去9年のアルテミスステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは3回あります。やや波乱の目立つレースですが、3連単数千円～1万円台の決着も5回あるため、大きく荒れるか順当かの二極化しやすいレースといえるかもしれません。

では過去9年のアルテミスステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去9年の1～3着馬の前走データ

過去9年のアルテミスステークス3着以内27頭中19頭を占めます。2着以下の8頭も前走大きく崩れていないため、前走好走馬が馬券候補のレースといえるかもしれません。

過去9年のアルテミスステークス3着以内27頭中15頭を占めます。デンコウアンジュ（2015年1着）を除く14頭が前走1～2番人気の支持を集めていました。

予想

アルテミスステークス2021は、例年よりも取捨が難しいメンバーだと思います。データ傾向から絞れる要素が殆ど無いため、ほぼ全頭が馬券候補といっても良さそうです。

以下、簡単な考察と予想です。候補が多すぎて、全く当たる気がしません。難しすぎます。

前走未勝利戦を楽勝。直線ノーステッキで一頭だけクラスが上のような内容でした。重賞で同じようなレースが出来るかは未知数ですが、前走の勝ちっぷりの良さに期待して、本命評価にしました。

前走新馬戦を楽勝。残り200mあたりで楽に加速し、そのまま後続を突き放していました。前走の勝ちっぷりなら、重賞でも期待して良いかもしれません。

直近2年連続で馬券圏内に好走している前走サフラン賞出走馬。深く考えず押さえました。前走は、前にいた穴馬2頭が止まらず逃げ切るレースとなり、3着に敗れました。力負けという感じでは無かったので、前走の着順は気にしないで良いかもしれません。

シンティレーションと迷って、穴馬のトーセンシュシュを押さえました。前走新馬戦は、後続を突き放すようなレースでは無かったものの、2着馬に並ばれてからの伸びに見せ場があったと思います。混戦メンバーの紐荒れに期待して…。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、2着、3着、5着、10着でした。本命◎ベルクレスタは、2着でした。

直線半ばまで的中を期待してしまうレースでした。本命ベルクレスタと押さえていたシゲルイワイザケが抜け出して来たので、あとは1番人気の対抗フォラブリューテだけと思っていたのですが、伸びを欠いて5着敗戦…。スタート後の接触もあって、位置取りが後ろになってしまったようです。

鮮やかな差し切り勝ちとなったサークルオブライフ。前走中山の未勝利戦勝ち馬（前走3番人気）とデータ傾向からは、買い難い馬でした。