朝日杯フューチュリティステークス2023過去データと予想 | 深く考えない競馬

朝日杯フューチュリティステークス2023過去データと予想

日程 2023年12月17日(日曜)
開催 阪神競馬場11R
距離 芝1600m
格付け G1
条件 2歳
斤量 馬齢(牡55kg,牝54kg)
出走数 17頭
クッション値 8.8(12月17日)

朝日杯フューチュリティステークス2023

2歳マイルG1、朝日杯フューチュリティステークス2023です。2014年から阪神競馬場開催に変更され、好走馬の傾向が変わりました。中山競馬場時代は、枠順や血統が色濃く反映され、内枠に入った馬格の大きな馬の好走が多いレースでした。現在は、ディープインパクト産を中心にサンデーサイレンス系の馬の好走が増えています。

阪神競馬場の芝1600mコース

阪神競馬場の芝1600mコース

配当

過去10年の朝日杯フューチュリティステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは3回あります。近年は大きな波乱が少なくなりましたが、好配当の馬連や3連複が続いており、やや波乱含みのレースといって良いと思います。

年度 馬連 3連複 3連単
2022 550円 1,280円 4,570円
2021 1,060円 2,350円 14,840円
2020 5,000円 4,150円 51,360円
2019 660円 38,080円 90,260円
2018 9,710円 3,340円 45,180円
2017 550円 700円 2,630円
2016 5,980円 42,820円 221,200円
2015 520円 8,160円 38,560円
2014 14,050円 20,560円 133,570円
2013 7,710円 27,430円 162,960円

では過去10年の朝日杯フューチュリティステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

朝日杯フューチュリティステークス2023過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
2022 1 2 ドルチェモア 1 サウジアラビアロイヤルカップ(G3) 1着(-0.2) 2
2 12 ダノンタッチダウン 2 デイリー杯2歳ステークス(G2) 2着(0.1) 1
3 14 レイベリング 3 新馬戦(東京芝1600m) 1着(-0.6) 2
2021 1 9 ドウデュース 3 アイビーステークス(LR) 1着(-0.0) 2
2 4 セリフォス 1 デイリー杯2歳ステークス(G2) 1着(-0.0) 1
3 7 ダノンスコーピオン 4 萩ステークス(LR) 1着(-0.0) 2
2020 1 2 グレナディアガーズ 7 未勝利戦(阪神芝1400m) 1着(-0.5) 1
2 7 ステラヴェローチェ 2 サウジアラビアロイヤルカップ(G3) 1着(-0.5) 3
3 8 レッドベルオーブ 1 デイリー杯2歳ステークス(G2) 1着(-0.0) 1
2019 1 6 サリオス 1 サウジアラビアロイヤルカップ(G3) 1着(-0.2) 1
2 8 タイセイビジョン 2 京王杯2歳ステークス(G2) 1着(-0.3) 1
3 9 グランレイ 14 未勝利戦(京都芝1400m) 1着(-0.7) 1
2018 1 6 アドマイヤマーズ 2 デイリー杯2歳ステークス(G2) 1着(-0.1) 1
2 1 クリノガウディー 9 東京スポーツ杯2歳ステークス(G3) 7着(0.5) 12
3 2 グランアレグリア(牝) 1 サウジアラビアロイヤルカップ(G3) 1着(-0.5) 1
2017 1 1 ダノンプレミアム 1 サウジアラビアロイヤルカップ(G3) 1着(-0.3) 2
2 10 ステルヴィオ 3 サウジアラビアロイヤルカップ(G3) 2着(0.3) 1
3 3 タワーオブロンドン 2 京王杯2歳ステークス(G2) 1着(-0.3) 1
2016 1 17 サトノアレス 6 ベゴニア賞(500万) 1着(-0.2) 2
2 10 モンドキャンノ 7 京王杯2歳ステークス(G2) 1着(-0.1) 3
3 4 ボンセルヴィーソ 12 デイリー杯2歳ステークス(G2) 2着(0.0) 8
2015 1 15 リオンディーズ 2 新馬(京都芝2000m) 1着(-0.2) 1
2 11 エアスピネル 1 デイリー杯2歳ステークス(G2) 1着(-0.6) 2
3 13 シャドウアプローチ 11 京王杯2歳ステークス(G2) 3着(0.2) 1
2014稍重 1 2 ダノンプラチナ 1 ベゴニア賞(500万) 1着(-0.5) 1
2 6 アルマワイオリ 14 デイリー杯2歳ステークス(G2) 4着(0.5) 3
3 14 クラリティスカイ 3 いちょうステークス(G) 1着(-0.3) 4
2013中山 1 6 アジアエクスプレス 4 オキザリス賞(500万) 1着(-1.1) 1
2 11 ショウナンアチーヴ 6 からまつ賞(500万) 1着(-0.3) 3
3 14 ウインフルブルーム 5 千両賞(500万) 1着(-0.5) 2
前走連対馬

過去10年の朝日杯フューチュリティステークス3着以内30頭中27頭を占めます。前走3着以下の3頭は、重賞レースに出走して、勝ち馬から小差の着差でした。前走大敗からの巻き返しが殆ど無いレースといえそうです。

前走1勝クラス(旧500万クラス)優勝

過去10年の朝日杯フューチュリティステークス3着以内30頭中5頭を占めます。阪神開催となった2014年以降は、好走例が減少傾向にあります。

前走2歳重賞レース

過去10年の朝日杯フューチュリティステークス3着以内30頭中19頭を占めます。近年は、前走サウジアラビアロイヤルカップやデイリー杯2歳ステークス出走馬の好走が目立ちます。

予想

朝日杯フューチュリティステークス2023は、例年並みのメンバーが集まりました。過去データの傾向からは、前走2歳重賞レース連対馬が上位争いの中心になるでしょうか。層が厚い混戦だと思います。

以下、簡単な考察と予想です。内枠の馬から選びました。

◎3ジャンタルマンタル

過去好走例が多い前走デイリー杯2歳ステークス優勝馬。血統面は気になるところですが、底を見せていない実績と好ローテに期待して本命評価にしました。

○1エコロヴァルツ

近年、内枠の好走が多いので、内枠&無敗のエコロヴァルツを狙いました。前走から間隔があいたレースになるのは気になりますが、デビューから2戦連続の勝ちっぷりの良さにも期待して…。

▲8ダノンマッキンリー

7オーサムストロークと迷って、ダノンマッキンリーを押さえました。前走秋明菊賞1着。上がり最速の脚でまとめて交わしていました。余力を感じさせるほどの勝ちっぷりだったので、マイル戦に対応できればチャンスはありそうです。

馬連3頭ボックス◎○▲3連複◎-○-▲合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、8着でした。本命◎ジャンタルマンタルは、1着でした。

朝日杯フューチュリティステークス2023結果
着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
1 3 ジャンタルマンタル 1 デイリー杯2歳ステークス(G2) 1着(-0.3) 1
2 1 エコロヴァルツ 4 コスモス賞(OP) 1着(-1.0) 1
3 5 タガノエルピーダ(牝) 5 新馬戦(京都芝1600m) 1着(-0.1) 2

土曜に続いての的中でした。

優勝は本命ジャンタルマンタル。危なげなく勝ち切った印象でした。一枚上の強さだったと思います。2着には対抗エコロヴァルツ。想像に反して、スタートから徐々に最後方まで下げて、大外に出しての追い込みでした。距離が伸びても良さそうなタイプに見えるので、次走以降も期待できそうです。

混戦の3着以下の争いは、タガノエルピーダ。好位から抜け出して、そのまま粘り切ることになりました。牝馬の前走新馬戦優勝馬は、データ傾向から買い難い馬だったと思います。

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