朝日杯フューチュリティステークス2021過去データと予想

朝日杯フューチュリティステークス2021

2歳G1、朝日杯フューチュリティステークス2021です。2014年から阪神競馬場開催に変更となり、好走馬の傾向が少し変わりました。中山マイル時代は、枠順や血統が色濃く反映され、内枠に入った馬格の大きな馬の好走例が多いレースでした。現在は、ディープインパクト産を中心にサンデーサイレンス系の馬の好走が増えています。

阪神競馬場の芝1600mコース

配当

過去10年の朝日杯フューチュリティステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは3回あります。特に阪神開催となった2014年以降、馬連や3連複の好配当が続いており、やや波乱含みのレースといえそうです。

では過去10年の朝日杯フューチュリティステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年の朝日杯フューチュリティステークス3着以内30頭中26頭を占めます。前走3着以下の4頭は、重賞レースに出走していました。そのうち3頭は勝ち馬と小差の着差、残る1頭マイネルロブスト（2011年）の前走東京スポーツ杯2歳ステークスは、不良馬場で行われていたことを考えれば、前走大敗から巻き返しが殆ど無いレースといえそうです。

過去10年の朝日杯フューチュリティステークス3着以内30頭中8頭を占めます。阪神開催となった2014年以降は、好走例が減少傾向にあります。

過去10年の朝日杯フューチュリティステークス3着以内30頭中19頭を占めます。阪神開催となった2014年以降では、3着以内21頭中16頭に及びます。近年は、前走サウジアラビアロイヤルカップやデイリー杯2歳ステークス出走馬が上位争いを演じる傾向にあります。

予想

朝日杯フューチュリティステークス2021は、サウジアラビアRC連対馬や京王杯2歳S優勝馬が不在ということもあり、例年よりも少し層が薄いメンバーになりそうです。過去の傾向からは、前走2歳重賞連対馬や前走1着馬が馬券候補になるでしょうか。やや混戦模様だと思います。

以下、簡単な考察と予想です。人気を集めそうな外枠のジオグリフが気になりつつ、真ん中から内枠の人気馬を中心に選びました。

過去好走例が多い前走デイリー杯2歳テークス好走馬。近年は、内枠の好走が目立つレースですし、データ傾向からは勝ち負けを期待したい馬だと思います。条件が揃いすぎているため、逆に怪しいと思ってしまいますが、ここは深く考えず本命評価にしました。

「買い」のデータ傾向があるわけではありませんが、武豊騎手が勝っていないG1故に、タイトル獲得に期待して対抗評価にしました。ただ戦ってきた相手という意味では、2歳重賞を使ってきた馬の方が上かもしれません。

阪神の外回りコースで2戦2勝。前走の着差こそ僅かですが、勝ちっぷり自体は良いものがありました。あとは2歳重賞好走馬との力関係だけでしょうか。今回は、コース適性と連勝の勢いに期待して押さえました。

昨年の朝日杯FSは、穴馬のグレナディアガーズを押さえて的中したのですが、昨年と同じ感じで穴馬を押さえました。逃げて2戦楽勝。他に前を主張しそうな馬が何頭かいるため、スムーズに前に行くことが出来ればという感じになりそうです。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、3着、14着でした。本命◎セリフォスは、2着でした。

的中でした。

本命セリフォスと対抗ドウデュースの叩き合い。その後ろに押さえていたダノンスコーピオンが入り、順当なレースとなりました。白熱の勝ち負け争いだったので、馬券も武豊騎手の優勝も含めて、良いレースになったと思います。

優勝馬ドゥディユース。距離が長くなっても問題無さそうなので、3歳クラシック戦線でも中心の一頭になりそうです。スルーした人気馬ジオグリフが5着。負けたものの、見せ場のある内容でした。距離が伸びた方が良い印象だったので、次走以降で巻き返してくる可能性がありそうです。