カペラステークス2017過去9年のデータと予想 | 深く考えない競馬

カペラステークス2017過去9年のデータと予想

日程 2017年12月10日(日曜日)
開催 中山競馬場 11R
距離 ダート1200m
格付け GⅢ
条件 サラ系3歳以上
斤量 別定
出走数 16頭
天気 曇り(ヤフー天気)

カペラステークス2017

短距離ダート重賞「カペラステークス2017」です。JRA重賞としては、珍しい条件ですね。2007年以前に行われていた同条件(中山ダート1200m)のガーネットステークスと入れ替わるかたちで創設されました。

コース形態

中山競馬場のダート1200mコース

カペラステークス創設後、過去9年の配当を見ると、3連単10万馬券超えは3回あります。ちょうど2~3年周期で波乱決着となっており、今年か来年あたりの波乱がありそうですね。

年度 馬連 3連複 3連単
2016 1,170円 1,470円 7,320円
2015 3,980円 11,870円 48,910円
2014 51,150円 247,890円 1,654,200円
2013 4,240円 5,650円 47,980円
2012 2,240円 10,460円 51,060円
2011 1,560円 11,540円 47,990円
2010 18,610円 37,030円 217,490円
2009 970円 7,180円 38,520円
2008 7,760円 54,400円 371,800円

では過去9年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去9年の1~3着馬の前走データ

カペラステークス2017
年度 着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
2016 1 1 牡4 57 ノボバカラ 3 武蔵野ステークス(G3) 9着(1.0) 3
2 11 牡5 56 ニシケンモノノフ 2 オーバルスプリント(G3) 4着(0.6) 2
3 14 牝5 56 コーリンベリー 1 JBCスプリント(G1) 3着(1.7) 4
2015 1 14 牡6 56 キクノストーム 3 霜月ステークス(OP) 5着(0.8) 2
2 13 牡6 56 カジキ 4 霜月ステークス(OP) 11着(1.8) 4
3 12 牡9 56 マルカフリート 6 霜月ステークス(OP) 1着(-0.2) 11
2014 1 1 牡4 56 ダノンレジェンド 12 オータムリーフステークス(OP) 5着(1.0) 3
2 12 牡6 56 サトノタイガー 7 JBCスプリント(G1) 2着(0.0) 6
3 16 牡5 56 メイショウノーベル 8 オータムリーフステークス(OP) 3着(1.0) 9
2013 1 1 牡5 56 ノーザンリバー 6 京都オータムリーフプレミアム(OP) 1着(-0.0) 4
2 7 牡5 56 スノードラゴン 7 京都オータムリーフプレミアム(OP) 6着(0.2) 7
3 4 牡7 57 シルクフォーチュン 2 武蔵野ステークス(G3) 11着(0.9) 5
2012 1 9 牡6 57 シルクフォーチュン 4 武蔵野ステークス(G3) 11着(0.8) 7
2 5 牡5 56 エーシンウェズン 3 霜月ステークス(OP) 1着(-0.4) 2
3 13 牡5 56 シセイオウジ 8 霜月ステークス(OP) 8着(1.0) 3
2011稍重 1 15 牝5 54 ケイアイガーベラ 2 エニフステークス(OP) 2着(0.2) 1
2 1 牡5 56 ティアップワイルド 3 霜月ステークス(OP) 5着(0.4) 7
3 11 牡4 56 タイセイレジェンド 8 武蔵野ステークス(G3) 8着(0.7) 6
2010 1 13 牡4 56 セイクリムズン 3 霜月ステークス(OP) 1着(-0.8) 3
2 15 牡4 56 ティアップワイルド 13 武蔵野ステークス(G3) 13着(1.4) 15
3 7 牡6 56 エノク 5 太秦ステークス(OP) 1着(-0.3) 2
2009 1 4 牡5 56 ミリオンディスク 5 霜月ステークス(OP) 2着(0.3) 5
2 7 牡5 56 ダイワディライト 1 室町ステークス(OP) 1着(-0.3) 1
3 11 牡4 56 グランドラッチ 11 太秦ステークス(OP) 4着(0.3) 2
2008 1 2 牡4 56 ビクトリーテツニー 4 渡月橋ステークス(1600万) 1着(-0.0) 3
2 7 牡6 56 スリーアベニュー 7 京洛ステークス(OP) 17着(1.2) 17
3 6 牡6 58 フジノウェーブ 8 JBCスプリント(G1) 7着(1.6) 4

年齡

過去9年のカペラステークス3着以内27頭中25頭4~6歳馬でした。3歳馬の好走は無く、7歳以上も以下の2頭のみとなっています。

  • 2015年3着マルカフリート(9歳馬)
  • 2013年3着シルクフォーチュン(7歳馬)

前走オープンクラス

過去9年のカペラステークス3着以内27頭中26頭を占めます。前走が条件戦だったのは、第1回の2008年1着ビクトリーテツニー1頭のみです。直近8年連続で、前走条件戦の馬の好走はありません。

前走1200m

過去9年のカペラステークス3着以内27頭中7頭を占めます。前走JBCスプリントを除く4頭が前走京都のレースを使っていました。

  • 2016年3着コーリンベリー(前走JBCスプリント)
  • 2014年2着サトノタイガー(前走JBCスプリント)
  • 2010年3着エノク(前走太秦ステークス)京都ダート1200m
  • 2009年2着ダイワディライト(前走室町ステークス)京都ダート1200m
  • 2009年3着グランドラッチ(前走太秦ステークス)京都ダート1200m
  • 2008年2着スリーアベニュー(前走京洛ステークス)京都芝1200m
  • 2008年3着フジノウェーブ(前走JBCスプリント)

前走1400~1600m

過去9年のカペラステークス3着以内27頭中20頭を占めます。そのうち13頭がオープン特別のダート1400m戦に出走していました。

人気

過去9年のカペラステークス3着以内では、上位人気馬が不振傾向にあります。特に1番人気馬は未勝利に加え、馬券圏外も多く、鬼門のレースとなっています。

  • 1番人気(0-1-1-7)複勝率22%
  • 2番人気(1-1-1-3)複勝率33%
  • 3番人気(3-2-0-4)複勝率55%

馬券予想

差のないメンバーに加えて、ダートのスプリント戦。カペラステークス2017は、如何にも当たらないレース…になりそうですね。昨年は1~3番人気で決着していますが、順当な決着は、かなりのレアケース。毎年穴馬が好走しているので、特に中穴評価の馬には注意したいですね。

以下、簡単な考察と予想です。全く当たる気がしないですね…。(´・ω・`;)

【追記】予想と買い目を少し変更しました。変更後の印を赤字にしています。

◎⑭ブルミラコロ

前走室町ステークス2017 1着。好位から楽に抜け出しての優勝でした。前走京都コース&わりと好走例の多い外枠というのは、データ傾向的には良さそうです。あとは、初の中山コースに対応できれば…。

⑧ブルドッグボス

前走JBCクラシック2017 3着。地方競馬へ転厩後、交流重賞で安定した成績を残しています。今回のメンバーなら実績上位になるでしょうか。鞍上は、カペラステークス二連覇中の内田ジョッキー。ここは素直に押さえておきたいです。

▲⑬サイタスリーレッド

前走室町ステークス2017 13着。前に行きそうな脚質ということで、買い目の変更後にに加えました。鞍上のシュミノー騎手も土曜日のレースで乗れているように感じたので、期待したいですね。

△⑪ナンチンノン

前走オータムリーフステークス2017 11着。直近の連対した4戦は、ともに中山ダート1200m。4戦全て二桁馬番でした。ムラがあるだけに、押さえまでという感じですが、コース相性と外枠は良いと思うので、大穴期待で適当に押さえます。

(無印)④ニットウスバル

前走オータムリーフステークス2017 1着。後ろから行く馬のため、展開に左右されそうです。ただ、近走のオープン特別で崩れていない安定感は魅力です。中山ダート1200mコースの好走例も多く、今回のメンバーなら上位争いを期待したいですね。

3連複◎○▲△4頭ボックス 合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、3着、10着、11着、15着でした。本命◎ブルミラコロは10着でした。

カペラステークス2017
着順 馬番 性齡 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
1 16 牡3 55 ディオスコリダー 4 西陣ステークス(1600万) 1着(-0.4) 3
2 15 牡9 58 スノードラゴン 8 JBCスプリント(G1) 7着(0.5) 7
3 8 牡5 57 ブルドッグボス 2 JBCスプリント(G1) 3着(0.0) 3

3連単105,610円の小波乱。カスリもせずでした。

データ的に劣勢な3歳馬&9歳馬のワンツーフィニッシュ。波乱傾向のレースだけに、いちいち逆を突いてきますね。あからさまに波乱の香りがするレースは、宝くじみたいに買っても良いかもしれないです。(´・ω・`;)

本命ブルミラコロが1番人気に押されたのも謎ですね…。4~5番人気ぐらいかなと思っていました。それにしてもスノードラゴンは凄いです。58kg背負った9歳馬ながら最後の末脚は堅実。酷く衰えたという感じもないですね。抜けた馬が不在ではありましたが、流石G1馬の底力を見せつけられました。

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