カペラステークス2020過去データと予想

カペラステークス2020

ダートのスプリント重賞カペラステークス2020です。出世レースではありませんが、近年はJBCスプリント好走馬を中心に、実力馬が上位争いを演じています。

配当

過去10年のカペラステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えが3回あります。データ外になりますが、2008年には37万馬券が出ています。ちょうど2～3年周期で波乱決着となっており、そろそろ波乱があっても…という感じはします。

では過去10年のカペラステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

直近6年のカペラステークス3着以内18頭中6頭を占めます。近年、好走例が増加傾向にあります。

過去10年のカペラステークス3着以内30頭中29頭を占めます。前走オープン特別や重賞に出走していた馬が上位争いの中心になりそうです。

過去10年のカペラステークス3着以内30頭中11頭を占めます。そのうち前走JBCスプリント組を除く6頭中5頭が前走京都のレースを使っていました。

• 2019年2着テーオージーニアス（前走オータムリーフステークス）京都ダート1200m
• 2019年3着シュウジ（前走室町ステークス）京都ダート1200m
• 2018年1着コパノキッキング（前走オータムリーフステークス）京都ダート1200m
• 2017年1着ディオスコリダー（前走西陣ステークス）京都ダート1200m
• 2010年3着エノク（前走太秦ステークス）京都ダート1200m

過去10年のカペラステークス3着以内30頭中19頭を占めます。東京ダートの霜月ステークス組や武蔵野ステークス組の好走例が目立ちます。

過去10年のカペラステークス3着以内30頭中27頭を占めます。二桁人気など大穴の好走は少ないものの、例年中穴が馬券圏内に好走して、好配当を演出しています。

予想

今年のカペラステークス2020は、かなり難解なレースになりそうです。過去の傾向からは、1～8番人気が狙い目になると思いますが、何が来てもおかしくないメンバー…。取捨も難しいと思います。

以下、簡単な考察と予想です。外枠の差し追い込み馬を中心に狙いました。

過去好走例が多い前走京都1200m戦出走馬。前走室町ステークスは、後方から外に出しての直線一気を決めて優勝しました。一頭だけクラスが違うような脚という印象でした。好ローテと外目の枠に期待しての本命評価です。

過去好走例が多い霜月ステークス組。昨年のカペラステークス2着など、中山ダート1200mコースで連対を外していないのは魅力です。末脚が活きるレースになれば…。

近年好走例が多いJBCスプリント組。59kgを背負うサブノジュニアと迷って、ジャスティンを押さえました。中山ダート1200m戦の実績にも期待して…。

過去好走例が多い霜月ステークス組。今回は逃げ馬が揃ったので、展開面の後押しはありそうです。約1年馬券に絡めていないものの、4走前のプロキオンステークスでは強い馬相手に4着に好走していますし、無くはない穴馬かもしれません。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、10着、11着でした。本命◎レッドルゼルは、2着でした。

上位人気馬による順当な決着。外枠の差し追い込み勢を中心に狙ったのですが、真逆に近いレースでした。好位で進めたジャスティンと逃げたダンシングプリンスが1着3着…。後方勢からは、ただ一頭レッドルゼルだけが外から突っ込んで来て2着。後方勢が来るのは難しいレースだったと思います。