日程 | 日本時間2018年10月20日(土) 14時30分 |
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開催 | オーストラリアコーフィールド競馬場 |
距離 | 芝2400m |
格付け | GⅠ |
条件 | サラ系3歳以上 |
斤量 | ハンデ |
コーフィールドカップ2018
オーストラリアのコーフィールド競馬場でG1コーフィールドカップ2018が行われます。コーフィールドカップ2018には、日本からソールインパクトとチェスナットコートの2頭が出走を予定しています。ハンデキャップ競走のG1レースで、日本には無い珍しい条件の一戦。過去の結果を見る限りは、かなり波乱傾向のレースのようですが、今年はどうなるでしょうか…。
コーフィールドカップ2018もJRAで馬券の販売(インターネット投票とUMACA投票)が予定されています。発走予定は土曜14時30分となっており、日本からも楽しむことが出来そうですね。なお投票は、発走予定時刻の4分前までとなっていますので、ご注意ください。
では以下、過去10年のコーフィールドカップで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | ゲート | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 前走 |
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2017良 | 1 | 3 | 13 | 牡6 | 52 | ブームタイム | ハーバートパワーステークス(G2) 4着 |
2 | 12 | 10 | 牝5 | 53 | シングルゲイズ | コーフィールドステークス(G1) 4着 | |
3 | 2 | 3 | 牡4 | 54.5 | ヨハネスフェルメール | コーフィールドステークス(G1) 2着 | |
2016良 | 1 | 11 | 11 | 牝4 | 52.5 | ジャメーカ | ターンブルステークス(G1) 2着 |
2 | 6 | 4 | セ4 | 55 | スコティッシュ | ストレンソールステークス(G3) 1着 | |
3 | 3 | 3 | 牡4 | 55.5 | エクソスフェリック | インターナショナルステークス(G1) 5着 | |
2015良 | 1 | 6 | 6 | 牡4 | 55 | モンゴリアンカーン | コーフィールドステークス(G1) 3着 |
2 | 4 | 7 | セ4 | 55 | トリップトゥパリス | ロンズデールカップ(G2) 5着 | |
3 | 13 | 4 | 牡5 | 55.5 | アイヴァンホウ | バートカミングス(G3) 2着 | |
2014良 | 1 | 7 | 1 | 牡6 | 58 | アドマイヤラクティ | 天皇賞春(G1) 13着(1.1) |
2 | 14 | 16 | 牡4 | 53 | ライジングロマンス | クレーブンプレート(G3) 2着 | |
3 | 10 | 15 | 牝4 | 53 | ルチアヴァレンティナ | ターンブルステークス(G1) 1着 | |
2013良 | 1 | 10 | 7 | セ6 | 55 | フォークナー | ターンブルステークス(G1) 3着 |
2 | 16 | 2 | 牡6 | 56.5 | ダンディーノ | アメリカンセントレジャーステークス(LR) 1着 | |
3 | 18 | 18 | 牝4 | 53 | ディアーデミ | ターンブルステークス(G1) 8着 | |
2012良 | 1 | 18 | 2 | 牡6 | 58 | ドゥーナデン | Kジョージ6世&QエリザベスS(G1) 6着 |
2 | 8 | 15 | セ8 | 52.5 | アルコポップ | コーフィールドステークス(G1) 2着 | |
3 | 7 | 12 | 牝5 | 53 | ライツオブヘブン | ヒルステークス(G2) 3着 | |
2011良 | 1 | 4 | 18 | 牝4 | 52.5 | サウザンスピード | ターンブルステークス(G1) 4着 |
2 | 17 | 16 | 牡4 | 53 | グリーンムーン | ニューカッスルゴールドカップ(G3) 1着 | |
3 | 15 | 11 | セ5 | 54.5 | タラモア | メトロポリタンハンデキャップ(G1) 8着 | |
2010不良 | 1 | 15 | 15 | セ4 | 52.5 | デスカラード | ターンブルステークス(G1) 14着 |
2 | 8 | 6 | セ5 | 54 | ハリストゥイード | バートカミングス(LR) 1着 | |
3 | 12 | 9 | 牡4 | 54 | モナココンスル | ターンブルステークス(G1) 12着 | |
2009稍重 | 1 | 13 | 1 | 牡6 | 57 | ビュード | ターンブルステークス(G1) 7着 |
2 | 4 | 7 | 牡4 | 54 | ローマンエンペラー | ターンブルステークス(G1) 9着 | |
3 | 18 | 17 | セ5 | 51 | ビガー | ターンブルステークス(G1) 13着 | |
2008稍重 | 1 | 6 | 8 | 牡5 | 54.5 | オールザグッド | トートスポートニューバーグ 1着 |
2 | 15 | 6 | 牡4 | 55.5 | ノムデュジュー | ケルトキャピタルステークス(G1) 3着 | |
3 | 17 | 19 | 牡4 | 51.5 | バーバリカス | クランボーンカップ(LR) 2着 |
過去10年のコーフィールドカップ3着以内30頭中15頭を占めます。近年は、前走コーフィールドステークス出走馬の好走が目立ちます。
過去10年のコーフィールドカップ3着以内30頭中19頭を占めます。例年、1頭以上が馬券圏内に好走しています。
過去10年のコーフィールドカップでは、軽ハンデ馬の好走例が目立ちます。3着以内30頭中13頭が斤量53kg以下でした。そのうち12頭がオーストラリア調教馬でした。
日本調教馬の成績
年度 | 着順 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 前走 |
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2005 | 2 | 牡5 | 54 | アイポッパー | 天皇賞春(G1) 3着 |
2006 | 3 | 牡5 | 56 | デルタブルース | 天皇賞春(G1) 10着 |
7 | 牡5 | 53 | ポップロック | 目黒記念(G2) 1着 | |
2010 | 12 | 牡8 | 54.5 | トウカイトリック | 天皇賞春(G1) 9着 |
2014 | 1 | 牡6 | 58 | アドマイヤラクティ | 天皇賞春(G1) 13着 |
2015 | 6 | 牡6 | 57 | フェイムゲーム | 天皇賞春(G1) 2着 |
10 | 牡8 | 55.5 | ホッコーブレーヴ | 天皇賞春(G1) 6着 |
過去、日本調教馬が計7頭出走。そのうち3頭が3着以内に好走しています。日本調教馬の相性が良いレースと言えるかもしれません。ただ3着以内に好走した3頭と比べると、今年のコーフィールドカップ2018出走予定の日本馬ソールインパクト&チェスナットコートは、やや格下という感じがします。コーフィールドカップで好走した日本馬3頭ともに、コーフィールドカップまでの国内G1レースで好走歴がありました。そう考えると、今年は厳しいレースが予想されそうです…。
- アイポッパー(天皇賞春3着)
- デルタブルース(菊花賞優勝、ジャパンカップ3着など)
- アドマイヤラクティ(天皇賞春4着、ジャパンカップ4着など)
予想
以下、簡単な考察と予想です。力関係が全く分からない波乱傾向のハンデ戦。これは、流石に当たる気がしないですね。なお投票は、ゲート番号ではなく馬番ですので、ご注意ください。
過去データの傾向(オーストラリア調教馬、軽ハンデ、前走ターンブルステークス)から本命にしました。前走は、中団で脚を溜める競馬。前にいた3頭が残りそうなところを優勝したウィンクスとともに、外から凄い脚で突っ込んできました。前走から3kg減のハンデにも期待して…。
前走コーフィールドステークスは、最後方から大外をぶん回しての直線一気で4着。イギリス、アイルランドのG1戦線でも大崩れしておらず、末脚が活きる展開になれば、上位食い込みがあっても良さそうです。
前走ヒルステークスは、中団のインコースで脚を溜める競馬。直線外に出して、まとめて差し切りました。G1好走歴のあるオーストラリア調教馬ということで適当に押さえ…。
過去データの傾向(オーストラリア調教馬、軽ハンデ、前走ターンブルステークス)から押さえました。ヤングスターとは逆で、内ラチ沿いでロスなく脚を溜める競馬。前走3.5kg減のハンデは魅力ですね。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、3着、6着、7着、15着でした。本命◎ヤングスターは、7着でした。
着順 | ゲート | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 |
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1 | 17 | 1 | 牡4 | 57.5 | ベストソリューション | 4 | バーデン大賞(G1) 1着 |
2 | 4 | 13 | セ4 | 53 | ホームズマン | 7 | コーフィールドステークス(G1) 7着 |
3 | 3 | 2 | 牡4 | 56.5 | ザクリフスオブモハー | 3 | コーフィールドステークス(G1) 4着 |
波乱傾向のレースということでしたが、カスリもせず…。
本命ヤングスターが1番人気、キングズウィルドリームが3番人気、伏兵&中穴を狙っていたつもりですが、JRAオッズでは凄く人気したようですね。ザクリフスオブモハーとベストソリューションが1~3人気を占めると思っていたので、少し意外でした。
レースは、重馬場のタフな馬場で行われました。1着、3着、4着とイギリスとアイルランド調教馬だったことも考えれば、日本馬には向かなかったと言えるかもしれません。最終コーナーから直線に入った時に、インコースの前にいないと勝負にならない馬場で、外差し勢にはノーチャンスに見えました。差してきたザクリフスオブモハーは、一枚上の力だったと思います。
しかし、このあとのメルボルンカップ2018も波乱傾向なので、馬券が発売されるとしても、買うかどうか迷ってしまいますね。