日程 | 2018年12月1日(土曜) |
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開催 | 阪神競馬場 11R |
距離 | 芝2000m |
格付け | G3 |
条件 | サラ系3歳以上 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 12頭 |
天気 | 曇り(ヤフー天気) |
チャレンジカップ2018
G3チャレンジカップ2018です。翌年の芝中距離戦線に向けた一戦。2012年に鳴尾記念と入れ替わるかたちで、12月に開催されるようになりました。さらに昨年から芝2000m戦の別定戦に変更。条件が大きく変わったため、過去の傾向は、当てにならないかもしれません。
12月開催となった過去6年のチャレンジカップの配当を見ると、3連単10万馬券超えは4回あります。かなり波乱傾向といえそうです。ただ芝2000m戦となった昨年は上位人気決着となっており、過度に波乱を意識しないで良いかもしれません。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2017 | 1,540円 | 2,280円 | 12,120円 |
2016 | 7,460円 | 74,740円 | 470,230円 |
2015 | 690円 | 8,180円 | 27,650円 |
2014 | 12,050円1,850円 | 33,620円 | 167,840円118,990円 |
2013 | 7,090円 | 26,130円 | 119,330円 |
2012 | 7,050円 | 164,550円 | 901,440円 |
では過去6年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去6年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2017良 | 1 | 3 | 牡3 | 55 | サトノクロニクル | 1 | 菊花賞(G1) 10着(1.9) | 6 |
2 | 8 | 牝7 | 54 | デニムアンドルビー | 5 | アルゼンチン共和国杯(G2) 8着(0.9) | 4 | |
3 | 6 | 牡3 | 55 | ブレスジャーニー | 2 | 菊花賞(G1) 12着(2.1) | 12 | |
2016稍重 | 1 | 15 | 牡3 | 57 | マイネルハニー | 9 | 福島記念(G3) 4着(0.6) | 2 |
2 | 4 | 牡4 | 57 | ベルーフ | 5 | カシオペアステークス(OP) 3着(0.2) | 1 | |
3 | 9 | 牡6 | 52 | ケイティープライド | 11 | 福島記念(G3) 5着(0.7) | 8 | |
2015良 | 1 | 11 | 牡5 | 57 | フルーキー | 1 | 富士ステークス(G3) 5着(0.4) | 2 |
2 | 10 | 牡6 | 57 | ヒストリカル | 2 | アイルランドトロフィー(OP) 1着(-0.1) | 3 | |
3 | 7 | 牡6 | 54 | シベリアンスパーブ | 11 | 秋風ステークス(1600万) 1着(-0.2) | 8 | |
2014良 | 1 | 6 | 牡3 | 55 | トーセンスターダム | 5 | 菊花賞(G1) 8着(1.1) | 5 |
2 | 5 | セ6 | 54 | デウスウルト | 9 | 大原ステークス(1600万) 1着(-0.0) | 6 | |
2 | 11 | 牡4 | 55 | フルーキー | 2 | 清水ステークス(1600万) 1着(-0.2) | 1 | |
2013良 | 1 | 8 | 牡4 | 55 | アルキメデス | 1 | 八坂ステークス(1600万) 1着(-0.2) | 1 |
2 | 17 | 牡8 | 54 | カワキタフウジン | 9 | 福島記念(G3) 8着(0.4) | 5 | |
3 | 18 | 牝4 | 55 | ハナズゴール | 6 | エリザベス女王杯(G1) 8着(0.6) | 9 | |
2012良 | 1 | 9 | 牝5 | 54 | ショウリュウムーン | 6 | スワンステークス(G2) 6着(0.3) | 15 |
2 | 4 | 牡5 | 55 | アドマイヤタイシ | 4 | 福島記念(G3) 2着(0.3) | 8 | |
3 | 5 | 牡7 | 55 | タガノエルシコ | 13 | カシオペアステークス(OP) 7着(0.8) | 9 |
過去6年のチャレンジカップ3着以内では、前走で勝ち馬に1秒以上離されて負けていた馬が劣勢傾向にあります。以下3頭いますが、ともに菊花賞に出走していました。
- 2014年1着トーセンスターダム(前走菊花賞8着、勝ち馬から1.1秒差)
- 2017年1着サトノクロニクル(前走菊花賞10着、勝ち馬から1.9秒差)
- 2017年3着ブレスジャーニー(前走菊花賞12着、勝ち馬から2.1秒差)
過去6年のチャレンジカップ3着以内18頭中11頭を占めます。前走が重賞レース以外の7頭中5頭が前走1着馬、残る2頭はカシオペアステークスに出走していました。
予想
G1レースの前哨戦という扱いではありませんが、今年のチャレンジカップ2018は、レベルの高いメンバーが揃いました。レイデオロの全弟レイエンダ、G1好走歴のあるダンビュライト、三連勝中の良血馬エアウィンザーなど、過去6年で一番層が厚いかもしれません。過去データの傾向から候補を絞れる要素が少ないものの、今年は人気の実力馬が上位争い&馬券の中心と考えても良さそうです。
以下、簡単な考察と予想です。
全兄がレイデオロ(日本ダービー、天皇賞秋優勝など)。3歳の素質馬がチャレンジカップを使うというのは、異例のローテという感じがします。前走セントライト記念は、大外枠からの追い込みで、前にいたジェネラーレウーノを捕まえきれず2着。力負けという印象はありませんでした。ここでは勝ち負けを期待したいところですが…。
大阪杯6着、宝塚記念5着と阪神芝内回りコースのG1で崩れていませんし、戦ってきた相手を考えれば、上位争い濃厚でしょうか。なかなか勝ち切れないレースが多いですが、ここは実績面に期待して。
全兄にエアスピネルの良血馬。長く勝ち切れないレースが続いていましたが、ここに来て3連勝でオープン特別勝ち。前走カシオペアステークスは、鮮やかな追い込みを決めて完勝しました。今回レイエンダを抑えて勝つようなことがあれば、来年が楽しみになりますね。
重賞で好走した京都新聞杯とホープフルステークスの相手を見る限り、強い3頭がいるここでは買い難いところでしょうか。ただ、わりと好走例が目立つ菊花賞からの巻き返し組。データ面からは押さえても良さそうです。後ろから行くと、人気馬レイエンダ、ダンビュライト、エアウィンザーの末脚に勝てるとは思えないので、神戸新聞杯や京都新聞杯のように逃げ馬の後ろの位置で進めるパターンに期待したいですね。前で粘り込みがあれば…。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、3着、4着、6着でした。本命◎レイエンダは、6着でした。
着順 | 馬番 | 性齡 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 9 | 牡4 | 55 | エアウィンザー | 2 | カシオペアステークス(OP) 1着(-0.3) | 1 |
2 | 2 | 牡5 | 56 | マウントゴールド | 4 | オクトーバーステークス(OP) 1着(-0.1) | 3 |
3 | 10 | 牡3 | 55 | ステイフーリッシュ | 5 | 菊花賞(G1) 11着(1.4) | 11 |
晩に録画を見ました。レイエンダが飛ぶとは…。(´・ω・`)
本命対抗のレイエンダとダンビュライトは、スタートで前に行けず。そのまま後方からの競馬でした。先行していた馬とコーナーで早めに動いたステイフーリッシュで決まっているだけに、2頭は後ろ過ぎた印象でした。とはいえ、レイエンダが怪物クラスだったとすれば、最後に突っ込んで来ているはずなので、全兄レイデオロのようなポテンシャルは無いのかもしれませんね。