チャレンジカップ2021過去データと予想

チャレンジカップ2021

中距離重賞、チャレンジカップ2021です。翌年の芝中距離戦線に向けた一戦です。近年の上位馬を見る限り、出世レースという感じはありませんが、昨年の優勝馬レイパパレは、後にG1大阪杯を制しています。※チャレンジカップは、2012年から鳴尾記念と入れ替わるかたちで12月開催に変更、さらに2017年から芝2000m戦の別定戦に変更されています。

阪神競馬場の芝2000mコース

配当

12月開催となった過去9年のチャレンジカップの配当を見ると、3連単10万馬券超えは4回あります。波乱傾向のレースですが、芝2000m戦となった2017年以降は、以前ほどの高配当が出ていません。

では過去9年のチャレンジカップで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去9年の1～3着馬の前走データ

過去9年のチャレンジカップ3着内27頭中4頭を占めます。4頭ともに前走菊花賞に出走していました。前走G1クラスのレースに出走していた馬を除くと、前走崩れていた馬は買い難い傾向にあるかもしれません。

過去9年のチャレンジカップ3着以内27頭中14頭を占めます。前走が重賞レース以外の13頭中10頭が前走1着馬でした。

過去9年のチャレンジカップ3着以内27頭中13頭を占めます。昨年を除く過去8回で5番人気以下の穴馬が馬券圏内に好走しています。

予想

チャレンジカップ2021は、例年以上に大混戦になりそうです。過去データの傾向からは、前走重賞レース好走馬や前走1着馬が馬券候補というレースですが、半数以上の出走馬に当てはまるため、何が来てもおかしくないレースになると思います。

以下、簡単な考察と予想です。本命ソーヴァリアント以外の候補が多すぎて、当たる気がしません。

逃げ馬不在、先行馬もソーヴァリアントぐらいというメンバー構成…。前は楽になると思うので、逃げもしくは先行からの粘り込みに期待して、本命評価にしました。

2000m戦の適性だけは分かりませんが、実績だけ見れば上位争いの候補になりそうです。阪神コースで安定した成績を残していますし、休み明けの前走を一度使った上積みも期待できるかもしれません。

前走岸和田ステークスは、直線外に出しての一気でまとめて差し切っての優勝でした。1勝クラス～3勝クラスの3勝は、直線並んでからの叩き合いで強さを見せていたと思います。このメンバーでは格下という感じですが、阪神コースの相性は良さそうなので、紐荒れ期待で押さえ評価にしました。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、5着でした。本命◎ソーヴァリアントは、1着でした。

的中（トリガミ）でした。

先行した本命ソーヴァリアントが楽に抜け出して快勝。メンバー構成にも恵まれたかもしれません。2着には対抗ヒートオンビート。押さえていたスカーフェイスは5着でした。スカーフェイスの最後は、3着もありそうなほどの良い脚を見せていました。相手が強かったので仕方ないですが、スローですし、もう少し早く動いていたら、馬券圏内もあったかもしれません。