チャンピオンズカップ2016過去10年のデータと予想 | 深く考えない競馬

チャンピオンズカップ2016過去10年のデータと予想

日程 2016年12月4日(日曜日)
開催 中京競馬場 11R
距離 ダート1800m
格付け GⅠ
条件 サラ系3歳以上
斤量 定量(3歳56kg,4歳以上57kg,牝馬2kg減)
出走数 15頭
天気 曇後雨参考 中京競馬場 – ヤフー天気

ダートG1「チャンピオンズカップ2016」です。JRAのダートG1がフェブラリーステークスとチャンピオンズカップの2レースだけなので、例年、国内トップクラスのダート馬が揃うハイレベルな一戦になります。

2013年まではジャパンカップダートとして行われていましたが、2014年からチャンピオンズカップ(中京ダート1800m)に変更となりました。(2008~2013年までは阪神ダート1800m、2007年以前は東京ダート2100mで行われていました。)条件は変更になりましたが、過去10年では、3着以内に来る馬の傾向が大きく変わっていません。コース適性云々ではなく、強い馬が上位に来ています。

過去10年のチャンピオンズカップの配当を見ると、3連単10万馬券超えは3回です。昨年は、12番人気サンビスタが優勝し波乱を演出しました。

  • 2015年 318,430円
  • 2014年 70,890円
  • 2013年 24,440円
  • 2012年 165,230円
  • 2011年 6,180円
  • 2010年 94,860円
  • 2009年 131,960円
  • 2008年 69,460円
  • 2007年 16,310円
  • 2006年 30,630円

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければ、ご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

チャンピオンズカップ2016
年度 着順 馬番 性齢 馬名 人気 前走
2015 1 4 牝6 サンビスタ 12 JBCレディスクラシック(G1) 2着(1.1)
2 1 牡3 ノンコノユメ 3 武蔵野S(G3) 1着(-0.0)
3 2 セ5 サウンドトゥルー 5 JBCクラシック(G1) 2着(0.5)
2014 1 8 牡5 ホッコータルマエ 2 JBCクラシック(G1) 4着(0.8)
2 4 牡5 ナムラビクター 8 みやこS(G3) 3着(0.1)
3 12 牡6 ローマンレジェンド 3 エルムS(G3) 1着(-0.0)
2013(阪神) 1 12 牡5 ベルシャザール 3 武蔵野S(G3) 1着(-0.1)
2 8 牡7 ワンダーアキュート 6 JBCクラシック(G1) 2着(0.4)
3 6 牡4 ホッコータルマエ 1 JBCクラシック(G1) 1着(-0.4)
2012(阪神) 1 14 牡5 ニホンピロアワーズ 6 みやこS(G3) 2着(0.0)
2 12 牡6 ワンダーアキュート 3 JBCクラシック(G1) 1着(-1.0)
3 9 牡3 ホッコータルマエ 9 みやこS(G3) 3着(0.1)
2011(阪神) 1 16 牡5 トランセンド 1 JBCクラシック(G1) 2着(0.2)
2 9 牡5 ワンダーアキュート 5 みやこS(G3) 4着(0.8)
3 6 牡6 エスポワールシチー 2 みやこS(G3) 1着(-0.6)
2010(阪神)稍重 1 3 牡4 トランセンド 1 みやこS(G3) 1着(-0.2)
2 14 牡4 グロリアスノア 8 武蔵野S(G3) 1着(-0.1)
3 12 牡7 アドマイヤスバル 11 JBCクラシック(G1) 3着(1.6)
2009(阪神) 1 1 牡4 エスポワールシチー 1 マイルCS南部杯(G1) 1着(-0.7)
2 12 牡3 シルクメビウス 5 トパーズS(OP) 1着(-0.8)
3 9 牡3 ゴールデンチケット 12 ブラジルカップ(OP) 2着(0.2)
2008(阪神) 1 10 牡6 カネヒキリ 4 武蔵野S(G3) 9着(0.6)
2 5 牡6 メイショウトウコン 7 JBCクラシック(G1) 3着(0.2)
3 6 牡6 ヴァーミリアン 1 JBCクラシック(G1) 1着(-0.1)
2007(東京) 1 7 牡5 ヴァーミリアン 1 JBCクラシック(G1) 1着(-0.7)
2 11 牡5 フィールドルージュ 6 武蔵野S(G3) 4着(0.3)
3 1 牡5 サンライズバッカス 7 JBCクラシック(G1) 3着(0.9)
2006(東京) 1 4 牡3 アロンダイト 7 銀蹄S(1600万) 1着(-0.1)
2 7 牡5 シーキングザダイヤ 1 JBCクラシック(G1) 2着(0.2)
3 15 牡4 フィールドルージュ 8 武蔵野S(G3) 3着(0.3)
関西馬

過去10年のチャンピオンズカップ3着内30頭中28頭を占めます。昨年、関東馬のノンコノユメとサウンドトゥルーが来ましたが、それまでは圧倒的に関西馬が強いレースでした。

前走JBCクラシック3着以内

過去10年のチャンピオンズカップでは、2009年を除いて例年1~2頭が馬券圏内に来ています。

2014年チャンピオンズカップ優勝馬ホッコータルマエは、前走JBCクラシック4着でした。ただ、2走前がドバイワールドカップ(海外G1)で、半年の休養明けからJBCクラシックに出走していたので例外的なケースかもしれません。

前走みやこステークス

みやこステークスが創設された2010年以降では、計6頭が馬券圏内に来ています。みやこステークス組が馬券圏内に来なかった2013年と2015年は、武蔵野ステークス優勝馬が馬券圏内に来ています。

前走武蔵野ステークス

過去10年のチャンピオンズカップ3着内では、計6頭が馬券圏内に来ています。6頭中3頭が武蔵野ステークス優勝馬で、大敗からの巻き返しは、2008年1着カネヒキリのみです。カネヒキリの武蔵野ステークスは、屈腱炎手術明けの一戦でした。

馬券予想

チャンピオンズカップ2016は、現在の国内ダートトップクラスの馬が集結しました。

過去10年の傾向から「前走JBCクラシック3着以内」「前走みやこステークス好走馬」「前走武蔵野ステークス好走馬」に注目です。前走でこの3レースを使った馬を合わせると、過去10年の3着以内30頭中24頭を占めます。

以下、簡単な考察と予想です。週初めの追記予定も間に合わず、馬券予想も引き続きアッサリした内容になります。すいません(;´д`)

①カフジテイク

武蔵野ステークス2016好走組は狙い目だと思いますが、実績からは一枚下という感じが否めません。恐らく今回も後方からの上がり最速での追い込みだと思うので、展開次第になるでしょう。

前走武蔵野ステークス2016は、勝ち時計1:33.8というダートとは思えない速い決着でした。その後、優勝馬のタガノトネールは、調教中に怪我をして安楽死措置となりました。高速決着の反動の可能性が怖いと考えると、武蔵野ステークス2016組は積極的には狙い難いですね。

②アウォーディー

データ&実績ともに本命候補でしょう。ダート6戦6勝で底を見せていません。前走は相性の良いJBCクラシック2016を完勝し、さらに勢いづいた印象です。

ジャパンカップ2016に続いて、武豊ジョッキーの2週連続G1制覇になるか注目ですね。201

⑤ロワジャルダン

昨年は、みやこステークス2015勝ちから出走し4着に好走しています。昨年が大外枠だったことを考えると、今年の枠順は良さそうですね。

前走みやこステークス2016は、内ラチ沿いをロス無く進めての3着。内容的には、外をまわしていたアポロケンタッキーやグレンツェントの方が強そうな印象がしました。

⑧サウンドトゥルー

昨年のジュライステークス2015以降、馬券圏外になったのは、マイル戦のかしわ記念2016だけという安定感の持ち主です。直近2走でアウォーディーに完敗しているので、アウォーディーに先着するイメージが湧きませんが、安定感を買ってここは押さえておきたい1頭です。

⑨ノンコノユメ、⑪コパノリッキー

前走JBCクラシック2016 4~5着馬です。過去データ的には「様子見」の2頭ですが、ムーア騎手&ルメール騎手というのは怖いですね。データを破るのは、外国人騎手か若手騎手だと思っているので…。

ノンコノユメは前走の馬体重マイナス15kg、コパノリッキーは昨年のチャンピオンズカップ2015の負け方が気になりますね。

⑫ゴールドドリーム

G1&ミルコというだけで…、一発ありそうな気がしてしまいます。

前走武蔵野ステークス2016は、東京ダート1600mと相性の良い舞台だっただけに、タガノトネールを差し切れなかったのは残念でした。

ミルコ騎乗2戦目ということで期待したい部分もありますが、カフジテイクと同様、前走の反動の可能性を嫌って様子見しようと思っています。

⑭アポロケンタッキー

前走みやこステークス2016では、このローテで勝つなら化け物クラスだと書きましたが、本当に勝ってしまいました。なので買うしか無いですね(`・ω・´)

実績的には、他の人気馬より一枚下という感じですが、ポテンシャルは高い馬だと思います。8枠は嫌ですが、人気もしないと思うので期待したいです。

⑮モーニン

名前が好きで、ずっと買い続けている馬です。

ベスト条件だと思われた前走武蔵野ステークス2016は7着に破れました。59kgが原因だったのかもしれませんが、全く手応え無く負けた印象でした。異常な高速決着だっただけに、上位組よりは、負けたモーニンの方が狙えなくもない気がしますが…。

根岸ステークス2016→フェブラリーステークス2016の2連勝は、ともに外枠だったので、変に包まれるよりかは今回の8枠は良いかもしれません。

買い方

◎②アウォーディー

○⑭アポロケンタッキー

▲⑮モーニン

△⑧サウンドトゥルー

本命は、アウォーディーにしました。重賞6連勝(うちG1を2連勝)達成というのは至難の業だと思いますが、期待しています。

その他、みやこステークス2016組からアポロケンタッキー、武蔵野ステークス2016組からモーニン、JBCクラシック2016組からサウンドトゥルーを押さえました。

3連複 ◎ – ○▲△ – ○▲△ 計3点

3連単 ◎ → ○▲ – ○▲ 計2点

合計5点

結果

馬券的には、1着、2着、5着、7着でした。

本命◎アウォーディーは2着でした。

 

チャンピオンズカップ2016
着順 馬番 性齡 馬名 人気 前走
1 8 セ6 サウンドトゥルー 6 JBCクラシック(G1) 3着(0.3)
2 2 牡6 アウォーディー 1 JBCクラシック(G1) 1着(-0.1)
3 4 牡5 アスカノロマン 10 みやこS(G3) 14着(1.4)

すごく悔しいですo(*`3´*)o

残り50~100mあたりは興奮ものでした。アポロケンタッキーが差してくるのが見えたので、そこばかり見ていました。かなり速い流れで、前に行った馬には厳しい流れになりましたね。4着には追い込み馬カフジテイクが来ました。

馬券的には、アスカノロマンがノーマークだったので、全く駄目でした。前走みやこステークス2016組は買いだとしても、14着に大敗では手が出せず…。

有力馬の次走が東京大賞典2016だとすれば、再びアウォーディーには注目したいです。地方競馬場なら、追い込み馬に捕まらないと思います。

タイトルとURLをコピーしました