チャンピオンズカップ2021過去データと予想

チャンピオンズカップ2021

ダートG1チャンピオンズカップ2021です。例年、国内トップのダート馬が揃う一戦。今年も多くの国内トップクラスの馬が出走を予定しており、ハイレベルなレースを期待できそうです。※チャンピオンズカップは、2013年までジャパンカップダートとして行われていましたが、2014年に現在の中京ダート1800m戦に変更されました。

中京競馬場のダート1800mコース

配当

過去10年のチャンピオンズカップの配当を見ると、3連単10万馬券超えは4回あります。2～3年に一度の周期で高配当が出ています。3連複は万馬券が6回、馬連も好配当が続いており、波乱傾向のレースといって良いと思います。

では過去10年のチャンピオンズカップで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。2011～2013年は、ジャパンカップダート（阪神ダート1800m戦）のデータです。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年のチャンピオンズカップ3着以内30頭中10頭を占めます。そのうち9頭がJBCクラシックで3着以内に好走していました。2017年と2019年を除く過去8回で1～2頭ずつ馬券圏内に好走しています。JBCクラシック4着以下だったホッコータルマエ（2014年）は、JBCクラシック前に海外G1ドバイワールドカップに出走し、そこから半年の休養を経てJBCクラシックに出走していたため、例外的なケースと考えて良いかもしれません。

過去10年のチャンピオンズカップ3着以内30頭中8頭を占めます。そのうち6頭が前走1～3番人気の支持を集めていました。前走みやこステークス出走馬が馬券圏内に来なかった4回のうち2013年と2015年は、武蔵野ステークス優勝馬が馬券圏内に好走しています。みやこステークスが開催休止となった2018年も武蔵野ステークス7着馬が馬券圏内に好走しています。

過去10年のチャンピオンズカップ3着以内30頭中3頭を占めます。そのうち2頭が武蔵野ステークスで優勝していました。

チャンピオンズカップが中京開催となった2014年以降、過去7年のチャンピオンズカップ3着以内21頭中10頭を占めます。穴馬の好走も目立ちます。

予想

チャンピオンズカップ2021は、例年より少し層が薄いメンバー構成になるでしょうか。過去データの傾向からは、チュウワウィザードが上位争いの中心になるでしょうか。ただ他に飛び抜けた実力馬が不在ということもあり、馬券圏内は何が来てもおかしくないほどの大混戦だと思います。過去、穴馬の激走も見られるレースなので、予想的中ともに難解なレースになりそうです。

以下、簡単な考察と予想です。データ傾向を考慮して選びましたが、全く当たる気がしません。

過去好走例が多い前走JBCクラシック好走馬。怪我明けの前走を破れはしたものの、力のあるところを示したと思います。ここは深く考えず本命評価にしました。

過去好走例が多い前走みやこステークスで人気を集めていた馬。前走は、人気馬が総崩れの波乱決着でした。3着馬以外の上位を追い込み馬が占めるようなレースだっただけに、展開が向かなかったかもしれません。帝王賞ぐらい走れば、チャンスはあると思うので、ここは好ローテに期待して対抗評価にしました。

過去の上位馬を見る限り、外枠（8枠）は厳しいでしょうか。ただ砂を被りにくい枠と考えると、カフェファラオには良いかもしれません。前走函館記念からの休養明けを嫌って少し評価を下げましたが、フェブラリーステークス優勝馬が人気を落とすなら押さえておいても…。

4年連続で馬券圏内に好走している前走マイルCS南部杯出走馬。近走の成績を見る限り、優勝候補というより紐候補という感じになるでしょうか。相性の良い良馬場の中京ダート1800m戦なら見せ場があっても良いかもしれません。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、2着、4着、11着、14着でした。本命◎チュウワウィザードは、2着でした。

カスりもせず…。特にアナザートゥルースは、好ローテとはいえ手が出せないです。

スルーしたテーオーケインズの楽勝。想像以上の勝ちっぷりでした。前走はスタートで後手を踏んだのですが、今回はスタートも良く、上手く力を出し切ったような印象でした。

本命チュウワウィザード。最後は詰めて来てるものの、この着差を考えると、テーオーケインズに先着するのは難しかったかもしれません。3着争いで4着に破れたインティ。この舞台の相性の良さを感じました。