日程 | 2022年12月4日(日曜) |
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開催 | 中京競馬場11R |
距離 | ダート1800m |
格付け | G1 |
条件 | 3歳以上 |
斤量 | 定量3歳56kg,4歳以上57kg,牝馬-2kg |
出走数 | 16頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
チャンピオンズカップ2022
ダートG1、チャンピオンズカップ2022です。例年、国内トップのダート馬が揃うレースです。今年も国内トップクラスの馬が出走を予定しており、レベルの高いレースを期待できそうです。
配当
過去10年のチャンピオンズカップの配当を見ると、3連単10万馬券超えは4回あります。2~3年に一度の周期で高配当が出ています。3連複は万馬券が6回、馬連も好配当が続いており、波乱傾向のレースといって良いと思います。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2021 | 610円 | 17,650円 | 52,660円 |
2020 | 4,010円 | 35,310円 | 206,940円 |
2019 | 960円 | 1,900円 | 8,980円 |
2018 | 3,000円 | 6,090円 | 27,310円 |
2017 | 4,140円 | 27,350円 | 158,490円 |
2016 | 1,390円 | 11,180円 | 85,980円 |
2015 | 11,040円 | 27,320円 | 318,430円 |
2014 | 5,470円 | 11,730円 | 70,890円 |
2013 | 4,850円 | 2,160円 | 24,440円 |
2012 | 4,290円 | 30,010円 | 165,230円 |
では過去10年のチャンピオンズカップで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。なお2012~2013年は、ジャパンカップダート(阪神ダート1800m戦)のデータです。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2021良 | 1 | 6 | 牡4 | テーオーケインズ | 1 | JBCクラシック(Jpn1) 4着(0.4) | 1 |
2 | 13 | 牡6 | チュウワウィザード | 3 | JBCクラシック(Jpn1) 3着(0.3) | 3 | |
3 | 11 | セ7 | アナザートゥルース | 14 | みやこステークス(G3) 3着(0.4) | 10 | |
2020良 | 1 | 11 | 牡5 | チュウワウィザード | 4 | JBCクラシック(Jpn1) 3着(0.9) | 3 |
2 | 2 | 牡7 | ゴールドドリーム | 3 | マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1) 6着(0.8) | 3 | |
3 | 13 | 牡6 | インティ | 10 | マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1) 9着(2.1) | 5 | |
2019良 | 1 | 5 | 牡3 | クリソベリル | 2 | 日本テレビ盃(Jpn2) 1着(-0.8) | 1 |
2 | 11 | 牡6 | ゴールドドリーム | 1 | マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1) 3着(0.5) | 1 | |
3 | 4 | 牡5 | インティ | 3 | みやこステークス(G3) 15着(3.7) | 1 | |
2018良 | 1 | 2 | 牡3 | ルヴァンスレーヴ | 1 | マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1) 1着(-0.2) | 2 |
2 | 12 | セ6 | ウェスタールンド | 8 | 武蔵野ステークス(G3) 7着(0.9) | 3 | |
3 | 9 | 牡4 | サンライズソア | 3 | JBCクラシック(Jpn1) 3着(0.3) | 1 | |
2017良 | 1 | 9 | 牡4 | ゴールドドリーム | 8 | マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1) 5着(0.9) | 2 |
2 | 13 | 牡5 | テイエムジンソク | 1 | みやこステークス(G3) 1着(-0.4) | 2 | |
3 | 1 | 牡7 | コパノリッキー | 9 | JBCスプリント(Jpn1) 2着(0.0) | 1 | |
2016良 | 1 | 8 | セ6 | サウンドトゥルー | 6 | JBCクラシック(Jpn1) 3着(0.3) | 5 |
2 | 2 | 牡6 | アウォーディー | 1 | JBCクラシック(Jpn1) 1着(-0.1) | 2 | |
3 | 4 | 牡5 | アスカノロマン | 10 | みやこステークス(G3) 14着(1.4) | 2 | |
2015良 | 1 | 4 | 牝6 | サンビスタ | 12 | JBCレディスクラシック(Jpn1) 2着(1.1) | 1 |
2 | 1 | 牡3 | ノンコノユメ | 3 | 武蔵野ステークス(G3) 1着(-0.0) | 2 | |
3 | 2 | セ5 | サウンドトゥルー | 5 | JBCクラシック(Jpn1) 2着(0.5) | 4 | |
2014良 | 1 | 8 | 牡5 | ホッコータルマエ | 2 | JBCクラシック(Jpn1) 4着(0.8) | 4 |
2 | 4 | 牡5 | ナムラビクター | 8 | みやこステークス(G3) 3着(0.1) | 4 | |
3 | 12 | 牡6 | ローマンレジェンド | 3 | エルムステークス(G3) 1着(-0.0) | 3 | |
2013阪神良 | 1 | 12 | 牡5 | ベルシャザール | 3 | 武蔵野ステークス(G3) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 8 | 牡7 | ワンダーアキュート | 6 | JBCクラシック(Jpn1) 2着(0.4) | 2 | |
3 | 6 | 牡4 | ホッコータルマエ | 1 | JBCクラシック(Jpn1) 1着(-0.4) | 1 | |
2012阪神良 | 1 | 14 | 牡5 | ニホンピロアワーズ | 6 | みやこステークス(G3) 2着(0.0) | 3 |
2 | 12 | 牡6 | ワンダーアキュート | 3 | JBCクラシック(Jpn1) 1着(-1.0) | 5 | |
3 | 9 | 牡3 | ホッコータルマエ | 9 | みやこステークス(G3) 3着(0.1) | 5 |
過去10年のチャンピオンズカップ3着以内30頭中11頭を占めます。そのうち9頭がJBCクラシックで3着以内に好走していました。JBCクラシック4着以下の2頭のうちホッコータルマエ(2014年)は、海外G1ドバイワールドカップに出走し、そこから半年の休養を経てJBCクラシックに出走していたため、例外的なケースと考えて良いかもしれません。
過去10年のチャンピオンズカップ3着以内30頭中7頭を占めます。伏兵や穴馬の好走が目立ちます。前走みやこステークス出走馬が馬券圏内に来なかった4回のうち2013年と2015年は、武蔵野ステークス優勝馬が馬券圏内に好走しています。みやこステークスが開催休止された2018年も武蔵野ステークス7着馬が馬券圏内に好走しています。
過去10年のチャンピオンズカップ3着以内30頭中3頭を占めます。3頭ともに前走人気(1~3番人気)を集めていました。そのうち2頭が武蔵野ステークスで優勝しています。
予想
チャンピオンズカップ2022は、ほぼ例年並みのメンバーが揃いました。過去データの傾向からは、JBCクラシック上位馬が上位争いの中心になるでしょうか。ただ実績面で見ると、テーオーケインズ以外は大混戦の印象を受けます。過去、穴馬の激走も見られるレースなので、予想と的中ともに難解なレースになりそうです。
以下、簡単な考察と予想です。外国人騎手や3歳馬を狙いました。仮にテーオーケインズが優勝したとしても、2~3着がカスりもしない決着もあり得そうです。
過去好走例が多い前走JBCクラシック好走馬。好ローテに加え、馬番11~13の好走も多いことにも期待して、深く考えず本命評価にしました。
今年の秋G1は、外国人ジョッキーの活躍が目立つので、買い目に入れました。G1戦線は少し厳しい印象もありますが、中京実績にも期待して…。
前走日本テレビ盃7着。データ傾向からは狙い難いところでしょうか。タフな馬場で波乱決着となった前走は、好位で進めたJRA所属馬には向かない馬場だったと思います。テーオーケインズを除くと何が来てもおかしくないメンバーですし、前走を度外視すれば無くはないところかもしれません
前走JBCクラシック6着。JBCクラシック好走馬(1~4着)が多いレースと考えると、ここはデータ外になるでしょうか。2走前シリウスステークスでは3着。シリウスステークスから斤量増となるジュンライトボルトとハピと比べると、斤量面の恩恵はあるかもしれません。ルメール騎手騎乗にも期待して押えました。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、4着、8着、9着、12着でした。本命◎テーオーケインズは、4着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 5 | 牡5 | ジュンライトボルト | 3 | シリウスステークス(G3) 1着(-0.1) | 4 |
2 | 10 | 牡3 | クラウンプライド | 4 | JBCクラシック(Jpn1) 2着(0.4) | 2 |
3 | 3 | 牡3 | ハピ | 6 | みやこステークス(G3) 4着(0.1) | 3 |
カスリもせず…。人気2頭が圏外の小波乱決着でした。例年、秋より夏競馬の方が荒れやすく難しいのですが、今年の秋競馬(重賞)は、難解すぎます…。
本命テーオーケインズは、スタートで少し出負けしたものの、すぐに前の集団に付けることになりました。ただ終始、外々を回る展開となって、直線でも伸びを欠いていました。逆に優勝馬ジュンライトボルトは、直線まで内目でじっと足を溜めての追い込みでした。力を付けてきている馬とジョッキーの好騎乗という印象を受けました。
2着~3着には3歳馬。3歳馬が力を見せたレースだったと思います。3着ハピ。後方から届くかどうかというタイプと思いきや、スタートも良く、好位から進めるレース運びでした。次走以降も期待できそうです。