チャンピオンズカップ2023過去データと予想

チャンピオンズカップ2023血統データ表

チャンピオンズカップの血統データ（父と母父）を色分けし、過去10年の3着以内好走馬と今年の出走馬を表にまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。過去10年3着以内馬の血統チャンピオンズカップ2023血統データ表父と母父の色...

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2023.12.03

チャンピオンズカップ2023

ダートG1、チャンピオンズカップ2023です。国内トップのダート馬が揃うレースです。近年は、「一強」のような圧倒的な強さを見せているダート王者は不在で、高いレベルの混戦という年が続いています。今年も新王者誕生があるかもしれません。

中京競馬場のダート1800mコース

配当

過去10年のチャンピオンズカップの配当を見ると、3連単10万馬券超えは3回あります。2～3年に一度の周期で高配当が出ています。3連複万馬券が7回、馬連も好配当が続いており、波乱傾向のレースといって良いと思います。

では過去10年のチャンピオンズカップで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。なお2013年は、ジャパンカップダート（阪神ダート1800m戦）時代のデータです。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年のチャンピオンズカップ3着以内30頭中11頭を占めます。そのうち9頭がJBCクラシックで3着以内に好走していました。JBCクラシック4着以下の2頭のうちホッコータルマエ（2014年）は、海外G1ドバイワールドカップに出走し、そこから半年の休養を経てJBCクラシックに出走していたため、例外的なケースと考えて良いかもしれません。

過去10年のチャンピオンズカップ3着以内30頭中6頭を占めます。伏兵や穴馬の好走が目立ちます。前走みやこステークス出走馬が馬券圏内に来なかった4回中2回（2013年、2015年）で、武蔵野ステークス優勝馬が馬券圏内に好走しています。みやこステークスが開催休止された2018年も武蔵野ステークス7着馬が馬券圏内に好走しています。

過去10年のチャンピオンズカップ3着以内30頭中3頭を占めます。3頭ともに前走人気（1～3番人気）を集めていました。そのうち2頭が武蔵野ステークスで優勝しています。

予想

チャンピオンズカップ2023は、例年並みのメンバーが集まりました。過去データの傾向からは、JBCクラシック好走馬が上位争いの中心になるでしょうか。ただデビューから5連勝中のセラフィックコールのほか、フェブラリーステークス優勝馬レモンポップなど、優勝候補になりそうな馬も揃っています。レベルの高い混戦だと思います。

以下、簡単な考察と予想です。混戦過ぎて当たる気がしません。スルーした馬の中では、人気の9クラウンプライド、15レモンポップ、6グロリアムンディあたりが気になります。

ハンデ戦で58.5kg背負っていた前走シリウスステークスを快勝。好ローテというわけではありませんが、勝ちっぷりの良さに期待して本命評価にしました。

1番人気で5戦5勝。並みの馬では無い印象を受けます。スタートが良い馬では無く、今回も後ろからの直線勝負になるでしょうか。後ろから届くレースになれば…。

過去好走例が多い前走JBCクラシック出走馬。前走は、前残り決着と伸びない内を突いたこともあり、不完全燃焼という印象を受けました。巻き返しがあっても…。

過去好走例が多い前走JBCクラシック好走馬。前残り決着を先行しての3着で、見せ場があったとは言い難いレースでした。今回は、好ローテとG1（Jpn1）戦線で崩れていない安定感に期待して押えました。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、4着、5着、6着、10着でした。本命◎ハギノアレグリアスは、6着でした。

カスリもせず…。波乱決着（3連単1,902,720円）でした。データ傾向からは、3着ドゥラエレーデは手が出せない馬でした。

大外から逃げた1番人気レモンレモンポップが快勝。先行争いが激化すると予想して、差し追い込み馬を狙ったのですが、結果的に単騎でスムーズな逃げのかたちになったと思います。こうなると、狙った後ろから行く馬には厳しいレースだったかもしれません。後ろから突っ込んで来た2着ウィルソンテソーロを除くと、内を狙った馬が好走することになりました。