中京記念2020過去データと予想

中京記念2020

サマーマイルシリーズ第二戦、中京記念2020です。今年は、京都競馬場の整備工事の影響で阪神競馬場で開催されます。過去、波乱決着の多いハンデ重賞。度々、穴馬が馬券に絡んでいる難解なレースです。本当、ハンデ戦が続く夏の重賞レースは当たる気がしません。

配当

7月開催となった過去8年の中京記念の配当を見ると、3連単10万馬券超えが4回あります。直近4年は10万馬券超えにはなっていませんが、馬連と3連複ともに好配当が出ており、穴馬の好走が多い傾向にありそうです。

では過去8年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去8年の1～3着馬の前走データ

過去8年の中京記念3着以内では、上位人気馬が不振傾向にあります。例年5～7番人気あたりの穴馬が連対しています。

• 1番人気（1-0-2-5）
• 2番人気（0-1-0-7）
• 3番人気（1-0-2-5）
• 4番人気（0-0-2-6）

過去8年の中京記念3着以内24頭中13頭を占めます。前走米子ステークスやパラダイスステークス優勝馬を中心に、人気に関係なく好走例が目立ちます。

過去8年の中京記念3着以内24頭中10頭を占めます。そのうち9頭が前走東京の重賞レースに出走していました。

予想

今年の中京記念2020は、ほぼ例年並みのメンバー構成でしょうか。混戦模様で殆ど全頭が馬券候補になりそうなメンバーですが、昨年の上位3頭が前走東京のマイルG1出走馬だったことを考えると、前走東京マイルG1は気になるローテだと思います。あとは馬場状態は気になる要素でしょうか。週末にかけて阪神競馬場周辺は快晴の予報が無いので、先週に続いてタフな馬場が予想されます。さらにハンデ戦ですから、本当に難解なレースになりそうですね…。

以下、簡単な予想と考察です。荒れそうな気がして、全く当たる気がしません。

追記修正：土曜の馬場を見て、予想を変更しました。〇ベステンダンクと△プリンスリターンを無印にしました。代わりに、△ミッキーブリランテを〇に変更、▲ラセットと△エントシャイデンを追加しました。

長い間、掲示板を外していない安定した成績を残しています。馬場も不問ですし、このクラスなら上位争いの候補だと思います。何を買っていいのかさえ分からないメンバーなので、深く考えず本命にしました。

過去好走例が多い米子ステークス組。前走はスタートでやや後手を踏んで後方からのレースで、前の2頭が粘る中、最後は内から凄い脚を使って伸びていました。同じく後方から追い込んだ2着ラセットとの差は殆ど無いと思うので、今回斤量が1kg軽いミッキーブリランテの評価を上にしています。

過去好走例が多い米子ステークス組。前走は、後方から馬群を割って、2着まで突っ込んで来ています。見せ場のある脚を使っていたので、今回も末脚が活きるレースになれば、上位争いに加わって来るかもしれません。ミッキーブリランテ同様、前走見せた追い込みに期待して押さえています。

重賞では一度も馬券に絡んでいないことを考えると、買い難いと思います。ただ近走は、リステッドレースで穴をあけていますし、紐候補なら面白いタイプかもしれません。外差しが決まる馬場なら、押さえておいても…。

過去好走例が多い前走東京の重賞（NHKマイルカップ）出走馬。切れる脚は見せていないものの、先行すると粘り強いタイプで、前に行けば見せ場を作れるでしょうか。時計のかかる馬場も合いそうです。

ここ何年かの芝1600m～1800m戦（阪神、京都）では、安定した走りを見せています。前走都大路ステークスも58kg背負った重馬場で勝ち切っていますし、今の阪神も問題無さそうです。前が残るレースになれば…。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、2着、3着、5着、7着でした。本命◎ソーグリッタリングは、7着でした。

大波乱（3連単3,302,390円）でした。荒れそうなメンバーだと思っていたのですが、函館記念と揃って300万馬券超えとは…。

外枠勢による追い込み決着でした。土曜の馬場を見て、外差し中心の予想に変更したのですが、最低人気メイケイダイハードは流石に手が出せず…。難しすぎます。展開の読みは当たっていただけに、何とも歯痒いレースでした。夏のハンデ重賞は、毎年毎年当たる気がしません。