中日新聞杯2023過去データと予想 | 深く考えない競馬

中日新聞杯2023過去データと予想

日程 2023年12月9日(土曜)
開催 中京競馬場11R
距離 芝2000m
格付け G3
条件 3歳以上
斤量 ハンデ
出走数 17頭
クッション値 9.0(12月9日)
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中日新聞杯2023

ハンデ戦の中距離重賞、中日新聞杯2023です。ジャパンカップと有馬記念の間の日程で開催されることもあり、例年トップクラスの馬が不在の中で行われます。波乱決着も多く、難解なレースになりやすいです。

中京競馬場が改修された2012年に、金鯱賞と入れ替わるかたちで3月開催に変更されました。その後、再び金鯱賞と入れ替わり、2017年から12月開催になりました。そのため過去10年のデータは、2013年~2016年の金鯱賞のデータ2017年~2022年の中日新聞杯のデータを紹介しています。

中京競馬場の芝2000mコース

中京競馬場の芝2000mコース

配当

過去10年の中日新聞杯(金鯱賞2013年~2016年)の配当を見ると、3連単10万馬券超えは4回あります。近年は、高配当の馬連や3連複も続いているため、波乱含みのレースといって良いと思います。

年度 馬連 3連複 3連単
2022 2,920円 34,010円 151,620円
2021 106,010円 374,280円 2,368,380円
2020 5,200円 7,870円 47,130円
2019 6,980円 13,240円 105,620円
2018 15,830円 46,690円 264,000円
2017 1,540円 4,460円 23,260円
2016 9,250円 16,080円6,050円 90,340円49,120円
2015 1,440円 3,310円 22,160円
2014 1,260円 1,700円 8,560円
2013 2,780円 10,810円 58,490円

では過去10年の中日新聞杯(金鯱賞2013年~2016年、中日新聞杯2017年~2022年)で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

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過去10年の1~3着馬の前走データ

中日新聞杯2023過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
2022 1 1 牡3 56 キラーアビリティ 5 アルゼンチン共和国杯(G2) 8着(0.5) 2
2 16 牡3 56 マテンロウレオ 4 アンドロメダステークス(LR) 1着(-0.2) 5
3 9 牝4 52 アイコンテーラー 10 アンドロメダステークス(LR) 5着(0.6) 6
2021 1 2 牡5 55 ショウナンバルディ 8 ケフェウスステークス(OP) 8着(0.5) 5
2 6 セ6 54 アフリカンゴールド 17 オクトーバーステークス(LR) 8着(0.9) 16
3 9 牝5 54 シゲルピンクダイヤ 10 府中牝馬ステークス(G2) 10着(0.6) 9
2020 1 2 牡4 55 ボッケリーニ 2 カシオペアステークス(LR) 2着(0.1) 1
2 14 牝4 54 シゲルピンクダイヤ 9 府中牝馬ステークス(G2) 7着(1.4) 5
3 9 牡4 57 ヴェロックス 1 小倉大賞典(G3) 9着(1.6) 1
2019 1 4 牝4 53 サトノガーネット 8 エリザベス女王杯(G1) 9着(0.8) 12
2 9 牡5 55 ラストドラフト 3 オクトーバーステークス(LR) 8着(0.7) 1
3 7 牡4 54 アイスストーム 2 アンドロメダステークス(LR) 5着(0.3) 3
2018 1 7 牡3 56 ギベオン 1 セントライト記念(G2) 13着(1.5) 3
2 10 牡7 54 ショウナンバッハ 12 アンドロメダステークス(OP) 11着(0.7) 3
3 12 牡5 57 ストロングタイタン 7 小倉記念(G3) 12着(8.3) 4
2017 1 13 牡4 55 メートルダール 2 関屋記念(G3) 12着(1.1) 1
2 10 牡4 57.5 ミッキーロケット 1 天皇賞秋(G1) 12着(2.6) 14
3 12 牡4 56 ロードヴァンドール 5 天皇賞秋(G1) 14着(6.1) 18
2016 1 13 牡4 56 ヤマカツエース 4 天皇賞秋(G1) 15着(1.5) 13
2 3 牡5 56 パドルウィール 9 八坂ステークス(1600万) 4着(0.2) 4
3 5 牝5 54 シュンドルボン 6 エリザベス女王杯(G1) 6着(0.6) 6
3 7 牡6 56 サトノノブレス 2 天皇賞秋(G1) 10着(1.1) 10
2015 1 10 セ7 56 ミトラ 5 福島記念(G3) 2着(0.2) 1
2 1 牡6 57 ディサイファ 1 天皇賞秋(G1) 8着(0.5) 3
3 2 牡5 56 サトノノブレス 4 アルゼンチン共和国杯(G2) 4着(0.6) 7
2014 1 4 牡4 57 ラストインパクト 1 京都大賞典(G2) 1着(-0.0) 3
2 12 牡4 57 サトノノブレス 4 天皇賞秋(G1) 8着(0.3) 11
3 5 牡5 57 エアソミュール 2 毎日王冠(G2) 1着(-0.0) 8
2013 1 11 セ5 56 カレンミロティック 3 札幌日経オープン(OP) 8着(1.6) 1
2 13 牡3 54 ラブリーデイ 6 小倉記念(G3) 2着(0.2) 5
3 4 牡5 56 ウインバリアシオン 8 宝塚記念2012(G1) 4着(0.8) 3
前走重賞レース

過去10年の中日新聞杯3着内31頭中20頭を占めます。前走G1レース(天皇賞秋、エリザベス女王杯など)出走馬を中心に、秋の中距離重賞出走馬の好走が目立ちます。

1~8番人気

過去10年の中日新聞杯3着内31頭中25頭を占めます。下位人気馬の好走は少ないものの、例年4~9番人気前後の穴馬が好走しています。

前走馬券圏外(4着以下)

過去10年の中日新聞杯3着内31頭中25頭を占めます。近年は、前走オープン特別&リステッドレース5~8着馬の巻き返しが目立ちます。

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予想

中日新聞杯2023は、例年通り難解なレースになりそうです。ほぼ全頭が馬券候補というメンバー構成に加えて、ハンデ戦で行われます。波乱傾向のレースですし、難解な一戦だと思います。

以下、簡単な考察と予想です。全く当たる気がしません。

◎8ホウオウビスケッツ

前走日本ダービー6着。ダービー後、アタマ差5着ノッキングポイントは新潟記念優勝、4着馬ベラジオオペラはチャレンジカップを優勝しています。ダービー6着の実績に期待して、本命評価にしました。

○7ヤマニンサルバム

前走オクトーバーステークスを好時計で完勝。前残りとはいえ、骨っぽいディープモンスタ-とシルトホルンを抑えての逃げ切りでした。今回は、最内枠のユニコーンライオンの出方が気になるところですが、深く考えず前走の勝ちっぷりに期待して対抗評価にしました。

▲2カントル

直近3年連続で馬券圏内に好走している1枠。ムラのある成績ですが、左回りの2000m戦は良さそうな印象があるので、紐荒れ期待で押さえました。

△9ユーキャンスマイル

過去好走例が多い5枠。人気の10リューベックではなく、人気薄のユーキャンスマイルを押さえました。後方から進めてハマれば…というタイプでしょうか。2000mのG3戦なら、上位食い込みがあっても…。

3連複4頭ボックス◎○▲△合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、8着、12着、15着でした。本命◎ホウオウビスケッツは、12着でした。

中日新聞杯2023結果
着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
1 7 牡4 57 ヤマニンサルバム 2 オクトーバーステークス(LR) 1着(-0.2) 4
2 11 牡7 58.5 ハヤヤッコ 13 オールカマー(G2) 10着(0.9) 12
3 15 牝4 54 ピンハイ 4 カシオペアステークス(LR) 2着(0.1) 2

波乱決着(3連単102,660円)でした。

予想に反して、本命ホウオウビスケッツがかかりながら逃げる展開。後ろの馬の伸びを見ると、前の馬には厳しいレースだったかもしれません。
優勝は対抗ヤマニンサルバム。前走の勝ちっぷりが良かった馬ですが、ここも逃げ馬を見る好位から抜け出しての完勝でした。2~3着には後方から馬場の外で脚を伸ばした伏兵穴馬2頭でした。斤量と近走の成績を考えると、ハヤヤッコは手が出しにくい馬だったと思います。

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