中日新聞杯2024過去データと予想 | 深く考えない競馬

中日新聞杯2024過去データと予想

日程 2024年12月7日(土曜)
開催 中京競馬場11R
距離 芝2000m
格付け G3
条件 3歳以上
斤量 ハンデ
出走数 18頭
クッション値 9.6(12月7日)

中日新聞杯2024

ハンデ戦の中距離重賞、中日新聞杯2024です。ジャパンカップと有馬記念の間の日程で開催されることもあり、例年トップクラスの馬が不在の中で行われます。波乱決着も多く、難解なレースになりやすいです。

中京競馬場が改修された2012年に、金鯱賞と入れ替わるかたちで3月開催に変更されました。その後、再び金鯱賞と入れ替わり、2017年から12月開催になりました。そのため過去10年のデータは、金鯱賞(2014年~2016年)のデータ中日新聞杯(2017年~2023年)のデータを紹介しています。

中京競馬場の芝2000mコース

中京競馬場の芝2000mコース

配当

過去10年の中日新聞杯(金鯱賞2014年~2016年)の配当を見ると、3連単10万馬券超えは5回あります。近年は、高配当が続いています。波乱傾向のレースといえそうです。

年度 馬連 3連複 3連単
2023 9,180円 19,800円 102,660円
2022 2,920円 34,010円 151,620円
2021 106,010円 374,280円 2,368,380円
2020 5,200円 7,870円 47,130円
2019 6,980円 13,240円 105,620円
2018 15,830円 46,690円 264,000円
2017 1,540円 4,460円 23,260円
2016 9,250円 16,080円6,050円 90,340円49,120円
2015 1,440円 3,310円 22,160円
2014 1,260円 1,700円 8,560円

では過去10年の中日新聞杯(金鯱賞2014年~2016年、中日新聞杯2017年~2023年)で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

中日新聞杯2024過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
2023 1 7 牡4 57 ヤマニンサルバム 2 オクトーバーステークス(LR) 1着(-0.2) 4
2 11 牡7 58.5 ハヤヤッコ 13 オールカマー(G2) 10着(0.9) 12
3 15 牝4 54 ピンハイ 4 カシオペアステークス(LR) 2着(0.1) 2
2022 1 1 牡3 56 キラーアビリティ 5 アルゼンチン共和国杯(G2) 8着(0.5) 2
2 16 牡3 56 マテンロウレオ 4 アンドロメダステークス(LR) 1着(-0.2) 5
3 9 牝4 52 アイコンテーラー 10 アンドロメダステークス(LR) 5着(0.6) 6
2021 1 2 牡5 55 ショウナンバルディ 8 ケフェウスステークス(OP) 8着(0.5) 5
2 6 セ6 54 アフリカンゴールド 17 オクトーバーステークス(LR) 8着(0.9) 16
3 9 牝5 54 シゲルピンクダイヤ 10 府中牝馬ステークス(G2) 10着(0.6) 9
2020 1 2 牡4 55 ボッケリーニ 2 カシオペアステークス(LR) 2着(0.1) 1
2 14 牝4 54 シゲルピンクダイヤ 9 府中牝馬ステークス(G2) 7着(1.4) 5
3 9 牡4 57 ヴェロックス 1 小倉大賞典(G3) 9着(1.6) 1
2019 1 4 牝4 53 サトノガーネット 8 エリザベス女王杯(G1) 9着(0.8) 12
2 9 牡5 55 ラストドラフト 3 オクトーバーステークス(LR) 8着(0.7) 1
3 7 牡4 54 アイスストーム 2 アンドロメダステークス(LR) 5着(0.3) 3
2018 1 7 牡3 56 ギベオン 1 セントライト記念(G2) 13着(1.5) 3
2 10 牡7 54 ショウナンバッハ 12 アンドロメダステークス(OP) 11着(0.7) 3
3 12 牡5 57 ストロングタイタン 7 小倉記念(G3) 12着(8.3) 4
2017 1 13 牡4 55 メートルダール 2 関屋記念(G3) 12着(1.1) 1
2 10 牡4 57.5 ミッキーロケット 1 天皇賞秋(G1) 12着(2.6) 14
3 12 牡4 56 ロードヴァンドール 5 天皇賞秋(G1) 14着(6.1) 18
2016 1 13 牡4 56 ヤマカツエース 4 天皇賞秋(G1) 15着(1.5) 13
2 3 牡5 56 パドルウィール 9 八坂ステークス(1600万) 4着(0.2) 4
3 5 牝5 54 シュンドルボン 6 エリザベス女王杯(G1) 6着(0.6) 6
3 7 牡6 56 サトノノブレス 2 天皇賞秋(G1) 10着(1.1) 10
2015 1 10 セ7 56 ミトラ 5 福島記念(G3) 2着(0.2) 1
2 1 牡6 57 ディサイファ 1 天皇賞秋(G1) 8着(0.5) 3
3 2 牡5 56 サトノノブレス 4 アルゼンチン共和国杯(G2) 4着(0.6) 7
2014 1 4 牡4 57 ラストインパクト 1 京都大賞典(G2) 1着(-0.0) 3
2 12 牡4 57 サトノノブレス 4 天皇賞秋(G1) 8着(0.3) 11
3 5 牡5 57 エアソミュール 2 毎日王冠(G2) 1着(-0.0) 8
前走重賞レース

過去10年の中日新聞杯3着内31頭中19頭を占めます。前走G1レース(天皇賞秋、エリザベス女王杯など)出走馬のほか、近年は前走G2レース出走馬の好走が目立ちます。

5番人気以下

過去10年の中日新聞杯3着内31頭中14頭を占めます。穴馬の好走が多い傾向にあります。近年は、二桁人気馬の好走も増えています。

前走馬券圏外(4着以下)

過去10年の中日新聞杯3着内31頭中24頭を占めます。近年は、前走オープン特別やリステッドレース5~8着馬の巻き返しが目立ちます。

予想

中日新聞杯2024は、例年並のメンバーが集まりました。ハンデ戦に加えて、抜けた実力馬が不在ですし、取捨選択が難解なレースだと思います。近年は、波乱決着(二桁人気の穴馬の好走)が続いているので、今年も波乱の可能性がありそうです。

以下、簡単な考察と予想です。斤量55~56kgの穴馬(5トーセンリョウや7~8枠の4頭)が気になりつつ、人気の実績馬を中心に選びました。当たる気はしません。※本命と対抗を入れ替えました。買い目の変更はありません。

◎10ロードデルレイ

前走アンドロメダステークスは、後続を離して逃げた優勝馬デシエルトを捉えきれず2着でした。力負けの印象もないので、ここでも期待はできそうです。デビューから安定した成績を残している点にも期待して本命評価にしました。

◯3キングズパレス

前走天皇賞秋12着(0.7秒差)。このメンバー構成なら上位争いの候補になるでしょうか。2000m戦の重賞戦線で大きく崩れていない点にも期待して対抗評価にしました。

▲8デシエルト

前走アンドロメダステークス優勝。久々の芝レースでしたが、好時計で良いレースをしていたと思います。ただ今回は、内枠2頭が前で進めるタイプですし、きつい展開になるかもしれません。一応の押さえ評価にしました。

△11マイネルメモリー

近年好走例が多い前走G2レース出走馬。近年は二桁人気馬の好走が続いているレースですし、穴候補として押さえました。

3連複4頭ボックス◎○▲△合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、2着、5着、13着でした。本命◎ロードデルレイは、2着でした。

中日新聞杯2024結果
着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
1 8 牡5 58 デシエルト 3 アンドロメダステークス(LR) 1着(-0.6) 8
2 10 牡4 57.5 ロードデルレイ 1 アンドロメダステークス(LR) 2着(0.6) 1
3 2 牡5 58.5 マテンロウレオ 6 天皇賞春(G1) 13着(3.6) 11

押さえデシエルトが逃げる展開。もう少し前の争いがあると思っていたのですが、上手く逃げ切ることになりました。2着には本命ロードデルレイ。ともに前走アンドロメダステークス好走馬でした。アンドロメダステークス4着のディープモンスターは、チャレンジカップで3着に好走していましたし、良いレースだったのかもしれません。

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