中日新聞杯2017過去5年のデータと予想 | 深く考えない競馬

中日新聞杯2017過去5年のデータと予想

日程 2017年12月9日(土曜日)
開催 中京競馬場 11R
距離 芝2000m
格付け GⅢ
条件 サラ系3歳以上
斤量 ハンデ
出走数 18頭
天気 晴れ(ヤフー天気)

中日新聞杯2017

ハンデ重賞「中日新聞杯2017」です。2011年までは12月開催でしたが、中京競馬場がリニューアルオープンした2012年に3月開催に変更となり、金鯱賞が12月の同じ枠に入りました。ところが再び、金鯱賞と入れ替わるかたちで、今年からこの時期の中京芝2000mで行われることになりました。ころころ変更する意味がよく分かりませんね。(´・ω・`;)

そのため過去データは、同時期の中京芝2000mで行われていた過去5年の金鯱賞のデータをまとめています。

コース形態

中京競馬場の芝2000mコース

過去5年の中日新聞杯(金鯱賞)の配当を見ると、大波乱決着はありませんが、中穴の好走例が多く、馬連や3連複でしばしば高配当が出ています。

年度 馬連 3連複 3連単
2016 9,250円 16,080円6,050円 90,340円49,120円
2015 1,440円 3,310円 22,160円
2014 1,260円 1,700円 8,560円
2013 2,780円 10,810円 58,490円
2012 9,370円 12,810円 91,410円

では過去5年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去5年の1~3着馬の前走データ

中日新聞杯2017(2012年~2016年は、金鯱賞のデータ)
年度 着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
2016 1 13 牡4 56 ヤマカツエース 4 天皇賞秋(G1) 15着(1.5) 13
2 3 牡5 56 パドルウィール 9 八坂ステークス(1600万) 4着(0.2) 4
3 5 牝5 54 シュンドルボン 6 エリザベス女王杯(G1) 6着(0.6) 6
3 7 牡6 56 サトノノブレス 2 天皇賞秋(G1) 10着(1.1) 10
2015 1 10 セ7 56 ミトラ 5 福島記念(G3) 2着(0.2) 1
2 1 牡6 57 ディサイファ 1 天皇賞秋(G1) 8着(0.5) 3
3 2 牡5 56 サトノノブレス 4 アルゼンチン共和国杯(G2) 4着(0.6) 7
2014 1 4 牡4 57 ラストインパクト 1 京都大賞典(G2) 1着(-0.0) 3
2 12 牡4 57 サトノノブレス 4 天皇賞秋(G1) 8着(0.3) 11
3 5 牡5 57 エアソミュール 2 毎日王冠(G2) 1着(-0.0) 8
2013 1 11 セ5 56 カレンミロティック 3 札幌日経オープン(OP) 8着(1.6) 1
2 13 牡3 54 ラブリーデイ 6 小倉記念(G3) 2着(0.2) 5
3 4 牡5 56 ウインバリアシオン 8 宝塚記念2012(G1) 4着(0.8) 3
2012 1 6 牡4 56 オーシャンブルー 6 アルゼンチン共和国杯(G2) 5着(0.8) 5
2 9 牡3 55 ダイワマッジョーレ 8 甲斐路ステークス(1600万) 1着(-0.1) 2
3 5 牡4 56 アドマイヤラクティ 4 アンドロメダステークス(OP) 3着(0.4) 2

前走5着以内

過去5年の中日新聞杯賞3着内16頭中10頭を占めます。そのうち前走が6着以下だった6頭中5頭が前走G1レースに出走しており、大敗からの巻き返しは少ないといえるかもしれません。

人気

過去5年の中日新聞杯賞3着内では、上位人気馬が不振傾向にあります。

  • 1番人気(1-1-0-3)複勝率40%
  • 2番人気(0-0-2-3)複勝率40%
  • 3番人気(1-0-0-4)複勝率20%

一方、二桁人気のような下位人気馬も好走が無く、中穴(4~9番人気)が毎年馬券圏内に好走しています。

前走G1

過去5年の中日新聞杯賞3着内16頭中6頭を占めます。天皇賞秋組を中心に、直近4年連続で1頭以上が馬券圏内に好走しています。

馬券予想

中日新聞杯2017は、候補を絞れるようなデータ傾向が殆ど見当たらないので、馬券的な取捨は難しくなりそうです。(´・ω・`;) 加えて、ハンデ戦ということもり、スルーした穴馬の激走もあるかもしれません。すごく難解なレースになると思います。

以下、簡単な考察と予想です。

◎⑩ミッキーロケット

前走天皇賞秋2017は、台風の影響で酷い不良馬場。メンバーも揃っていたので、12着大敗は度外視して良いかもしれません。戦ってきた相手を見ても、ここでは一枚上という感じがします。あとは、ハンデ戦の57.5kgをクリアできれば…。

○②スズカデヴィアス

前走福島記念2017 2着。近走の対戦メンバーが緩かったこともありそうですが、直近4戦は安定してきていますね。同コースで行われた過去5年の金鯱賞を見ると、中団からの差しで決まる傾向があり、近走の内容から、脚質はピッタリという感じがします。

▲⑪マキシマムドパリ

前走エリザベス女王杯2017は、前目の位置で粘っての4着。モズカッチャン、ミッキークイーン、ヴィブロスなど、G1戦線で活躍する馬と差のない結果でした。ここで勝ち負けしても、全く不思議ではない内容だったと思います。

△⑨ストーンウェア

前走ノベンバーステークス2017 1着。先団グループの少し後ろで脚を溜める競馬。直線、前にいた馬を交わしての優勝でした。相手関係から、いまいち強さを感じない内容ではありましたが、今回、相性の良い中京コース(2-1-0-0)というのはプラスに働きそうです。斤量も54kgですし、穴馬としてなら…。

3連複◎○▲△4頭ボックス 合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、2着、5着、9着、15着でした。本命◎ミッキーロケットは2着でした。

中日新聞杯2017
着順 馬番 性齡 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
1 13 牡4 55 メートルダール 2 関屋記念(G3) 12着(1.1) 1
2 10 牡4 57.5 ミッキーロケット 1 天皇賞(秋)(G1) 12着(2.6) 14
3 12 牡4 56 ロードヴァンドール 5 天皇賞(秋)(G1) 14着(6.1) 18

上位人気決着ながら、カスリもせず…。(;´・ω・`A “`

ハンデ戦の斤量差を考慮すると、上位6頭程は差の無い結果だったと思います。ロードヴァンドールとマキシマムドパリが前で粘ることになりましたが、金鯱賞のデータ傾向に近く、後ろ過ぎない位置からの外差しが決まる決着でした。

優勝馬メートルダール。ゼンノロブロイ産の牡馬は、重賞では頭から買いにくい印象があるものの、鮮やかな差し切り勝ち。ここに来て4歳牡馬の1~3決着は、来年の重賞戦線を盛り上げてくれそうですね。

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