日程 | 2019年12月7日(土曜) |
---|---|
開催 | 中京競馬場11R |
距離 | 芝2000m |
格付け | G3 |
条件 | 3歳以上 |
斤量 | ハンデ |
出走数 | 16頭 |
天気 | 曇り(ヤフー天気) |
中日新聞杯2019
ハンデ重賞、中日新聞杯2019です。G1ジャパンカップと有馬記念の間に開催されることもあり、例年トップクラスの馬が不在という一戦。
2011年まで12月開催でしたが、中京競馬場改修後の2012年に3月開催に変更となり、代わりに金鯱賞が12月の同じ枠に入りました。ところが再び金鯱賞と入れ替わるかたちで、2017年から12月開催で行われています。そのため過去データは、2012年~2016年の金鯱賞の過去データと2017年~2018年の中京新聞杯の過去データを紹介しています。
配当
過去7年の中日新聞杯(金鯱賞)の配当を見ると、大きな波乱決着がないレースでしたが、昨年は高配当が出ています。穴馬の好走例自体は多いレースなので、今年も人気馬の凡走があるかもしれません。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
---|---|---|---|
2018 | 15,830円 | 46,690円 | 264,000円 |
2017 | 1,540円 | 4,460円 | 23,260円 |
2016 | 9,250円 | 16,080円6,050円 | 90,340円49,120円 |
2015 | 1,440円 | 3,310円 | 22,160円 |
2014 | 1,260円 | 1,700円 | 8,560円 |
2013 | 2,780円 | 10,810円 | 58,490円 |
2012 | 9,370円 | 12,810円 | 91,410円 |
では過去7年の中日新聞杯で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去7年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018良現行 | 1 | 7 | 牡3 | 56 | ギベオン | 1 | セントライト記念(G2) 13着(1.5) | 3 |
2 | 10 | 牡7 | 54 | ショウナンバッハ | 12 | アンドロメダステークス(OP) 11着(0.7) | 3 | |
3 | 12 | 牡5 | 57 | ストロングタイタン | 7 | 小倉記念(G3) 12着(8.3) | 4 | |
2017良現行 | 1 | 13 | 牡4 | 55 | メートルダール | 2 | 関屋記念(G3) 12着(1.1) | 1 |
2 | 10 | 牡4 | 57.5 | ミッキーロケット | 1 | 天皇賞秋(G1) 12着(2.6) | 14 | |
3 | 12 | 牡4 | 56 | ロードヴァンドール | 5 | 天皇賞秋(G1) 14着(6.1) | 18 | |
2016良 | 1 | 13 | 牡4 | 56 | ヤマカツエース | 4 | 天皇賞秋(G1) 15着(1.5) | 13 |
2 | 3 | 牡5 | 56 | パドルウィール | 9 | 八坂ステークス(1600万) 4着(0.2) | 4 | |
3 | 5 | 牝5 | 54 | シュンドルボン | 6 | エリザベス女王杯(G1) 6着(0.6) | 6 | |
3 | 7 | 牡6 | 56 | サトノノブレス | 2 | 天皇賞秋(G1) 10着(1.1) | 10 | |
2015良 | 1 | 10 | セ7 | 56 | ミトラ | 5 | 福島記念(G3) 2着(0.2) | 1 |
2 | 1 | 牡6 | 57 | ディサイファ | 1 | 天皇賞秋(G1) 8着(0.5) | 3 | |
3 | 2 | 牡5 | 56 | サトノノブレス | 4 | アルゼンチン共和国杯(G2) 4着(0.6) | 7 | |
2014良 | 1 | 4 | 牡4 | 57 | ラストインパクト | 1 | 京都大賞典(G2) 1着(-0.0) | 3 |
2 | 12 | 牡4 | 57 | サトノノブレス | 4 | 天皇賞秋(G1) 8着(0.3) | 11 | |
3 | 5 | 牡5 | 57 | エアソミュール | 2 | 毎日王冠(G2) 1着(-0.0) | 8 | |
2013良 | 1 | 11 | セ5 | 56 | カレンミロティック | 3 | 札幌日経オープン(OP) 8着(1.6) | 1 |
2 | 13 | 牡3 | 54 | ラブリーデイ | 6 | 小倉記念(G3) 2着(0.2) | 5 | |
3 | 4 | 牡5 | 56 | ウインバリアシオン | 8 | 宝塚記念2012(G1) 4着(0.8) | 3 | |
2012良 | 1 | 6 | 牡4 | 56 | オーシャンブルー | 6 | アルゼンチン共和国杯(G2) 5着(0.8) | 5 |
2 | 9 | 牡3 | 55 | ダイワマッジョーレ | 8 | 甲斐路ステークス(1600万) 1着(-0.1) | 2 | |
3 | 5 | 牡4 | 56 | アドマイヤラクティ | 4 | アンドロメダステークス(OP) 3着(0.4) | 2 |
過去7年の中日新聞杯3着内22頭中16頭を占めます。前走G1レース出走馬を中心に、前走の着順に関係なく好走が目立ちます。
過去7年の中日新聞杯3着内22頭中15頭を占めます。現行の中日新聞杯となった直近2年は、5~7枠で決着しています。
予想
例年通り混戦模様という印象の中日新聞杯2019。データ傾向から搾れる要素が少ないため、何が来てもおかしくないメンバー構成だと思います。人気を集めそうな馬も抜けた実績馬というわけではありませんし、予想的中ともに難解なレースになると思います。当たる気がしないですね…。
以下、簡単な考察と予想です。現行の中京新聞杯となって2年は、外枠の差し追い込み馬で決着。2017年3着ロードヴァンドールは逃げ馬でしたが、ハナ差4着に8枠の追い込み馬が来ています。ということで、外の差し追い込み馬を中心に狙いました。全く当たる気はしませんが…。
最後の脚は堅実というタイプ。8歳馬になりましたが、速い上がりを使って、上位陣と小差まで詰めてくるレースが続いています。中日新聞杯は、昨年2着、一昨年ハナ差4着と崩れていませんし、追い込みが決まるレースになれば、上位食い込みがあっても良いかもしれません。
前走ノベンバーステークス(3勝クラス)は、上位接戦を制して優勝。重賞でどこまで…というところでしょうか。中団ぐらいからの外差しに期待して狙いました。
3勝クラスも勝っていませんし、ここでは格下になるでしょうか。ただ近走を見る限り、末脚は堅実。混戦メンバーのハンデ戦で斤量50kgを考えれば、穴をあける場面があっても…。
牝馬限定戦でも決して強さを見せてるわけではないので、あくまで波乱期待で押さえました。追い込み勢が突っ込んで来るレースになれば、紐荒れを演出する場面があっても…。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、4着、5着、10着でした。本命◎ショウナンバッハは、4着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 4 | 牝4 | 53 | サトノガーネット | 8 | エリザベス女王杯(G1) 9着(0.8) | 12 |
2 | 9 | 牡5 | 55 | ラストドラフト | 3 | オクトーバーステークス(LR) 8着(0.7) | 1 |
3 | 7 | 牡4 | 54 | アイスストーム | 2 | アンドロメダステークス(LR) 5着(0.3) | 3 |
夜中に録画を見ました。
近年の傾向通り、差し追い込み決着でした。後方勢では印をつけていたサトノガーネットが1着、ショウナンバッハがクビ差4着に好走。この2頭が突っ込んで来る中、中団から人気を集めていたラストドラフトとアイスストームが脚を伸ばて2~3着というレースでした。上位4頭とミスマンマミーアが上がり33秒台の脚を使っており、ミスマンマミーアはもう一列前だったら、見せ場があったかも…という内容でした。
アイスストームは気になっていたものの、波乱狙いでスルー。 ラストドラフトは、考える前に消してしまっていました。これは難しいです。