中日新聞杯2021過去データと予想 | 深く考えない競馬

中日新聞杯2021過去データと予想

日程 2021年12月11日(土曜)
開催 中京競馬場11R
距離 芝2000m
格付け G3
条件 3歳以上
斤量 ハンデ
出走数 18頭
天気 晴れ(ヤフー天気)
クッション値 9.9(11日)

中日新聞杯2021

ハンデ戦の中距離重賞、中日新聞杯2021です。ジャパンカップと有馬記念の間の日程で開催されることもあり、例年トップクラスの馬が不在のなかで行われます。

2011年まで12月開催のレースでしたが、中京競馬場改修後2012年に金鯱賞と入れ替わるかたちで3月開催に変更されました。その後、再び金鯱賞と入れ替わり、2017年から12月開催で行われています。そのため過去データは、2012年~2016年の金鯱賞の過去データ2017年~2020年の中京新聞杯の過去データを紹介しています。

中京競馬場の芝2000mコース

中京競馬場の芝2000mコース

配当

過去9年の中日新聞杯(金鯱賞)の配当を見ると、3連単10万馬券超えは2回あります。近年は馬連3連複ともに好配当が続いており、穴馬の好走が多いレースといえるかもしれません。

年度 馬連 3連複 3連単
2020 5,200円 7,870円 47,130円
2019 6,980円 13,240円 105,620円
2018 15,830円 46,690円 264,000円
2017 1,540円 4,460円 23,260円
2016 9,250円 16,080円6,050円 90,340円49,120円
2015 1,440円 3,310円 22,160円
2014 1,260円 1,700円 8,560円
2013 2,780円 10,810円 58,490円
2012 9,370円 12,810円 91,410円

では過去9年の中日新聞杯で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去9年の1~3着馬の前走データ

中日新聞杯2021過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
2020 1 2 牡4 55 ボッケリーニ 2 カシオペアステークス(LR) 2着(0.1) 1
2 14 牝4 54 シゲルピンクダイヤ 9 府中牝馬ステークス(G2) 7着(1.4) 5
3 9 牡4 57 ヴェロックス 1 小倉大賞典(G3) 9着(1.6) 1
2019 1 4 牝4 53 サトノガーネット 8 エリザベス女王杯(G1) 9着(0.8) 12
2 9 牡5 55 ラストドラフト 3 オクトーバーステークス(LR) 8着(0.7) 1
3 7 牡4 54 アイスストーム 2 アンドロメダステークス(LR) 5着(0.3) 3
2018 1 7 牡3 56 ギベオン 1 セントライト記念(G2) 13着(1.5) 3
2 10 牡7 54 ショウナンバッハ 12 アンドロメダステークス(OP) 11着(0.7) 3
3 12 牡5 57 ストロングタイタン 7 小倉記念(G3) 12着(8.3) 4
2017 1 13 牡4 55 メートルダール 2 関屋記念(G3) 12着(1.1) 1
2 10 牡4 57.5 ミッキーロケット 1 天皇賞秋(G1) 12着(2.6) 14
3 12 牡4 56 ロードヴァンドール 5 天皇賞秋(G1) 14着(6.1) 18
2016 1 13 牡4 56 ヤマカツエース 4 天皇賞秋(G1) 15着(1.5) 13
2 3 牡5 56 パドルウィール 9 八坂ステークス(1600万) 4着(0.2) 4
3 5 牝5 54 シュンドルボン 6 エリザベス女王杯(G1) 6着(0.6) 6
3 7 牡6 56 サトノノブレス 2 天皇賞秋(G1) 10着(1.1) 10
2015 1 10 セ7 56 ミトラ 5 福島記念(G3) 2着(0.2) 1
2 1 牡6 57 ディサイファ 1 天皇賞秋(G1) 8着(0.5) 3
3 2 牡5 56 サトノノブレス 4 アルゼンチン共和国杯(G2) 4着(0.6) 7
2014 1 4 牡4 57 ラストインパクト 1 京都大賞典(G2) 1着(-0.0) 3
2 12 牡4 57 サトノノブレス 4 天皇賞秋(G1) 8着(0.3) 11
3 5 牡5 57 エアソミュール 2 毎日王冠(G2) 1着(-0.0) 8
2013 1 11 セ5 56 カレンミロティック 3 札幌日経オープン(OP) 8着(1.6) 1
2 13 牡3 54 ラブリーデイ 6 小倉記念(G3) 2着(0.2) 5
3 4 牡5 56 ウインバリアシオン 8 宝塚記念2012(G1) 4着(0.8) 3
2012 1 6 牡4 56 オーシャンブルー 6 アルゼンチン共和国杯(G2) 5着(0.8) 5
2 9 牡3 55 ダイワマッジョーレ 8 甲斐路ステークス(1600万) 1着(-0.1) 2
3 5 牡4 56 アドマイヤラクティ 4 アンドロメダステークス(OP) 3着(0.4) 2
前走重賞レース

過去9年の中日新聞杯3着内28頭中19頭を占めます。前走G1レース出走馬を中心に、秋の中距離重賞に出走していた馬の好走が目立ちます。

1~8番人気

過去9年の中日新聞杯3着内28頭中25頭を占めます。下位人気馬の好走は少ないものの、例年4~9番人気前後の穴馬が好配当を演出する傾向にあります。

前走馬券圏外(4着以下)

過去9年の中日新聞杯3着内28頭中21頭を占めます。近年は、前走崩れていた馬の巻き返しが目立ちます。

予想

中日新聞杯2021は、例年通り、極めて難解なレースになりそうです。ほぼ全頭が馬券候補というメンバーに加えて、ハンデ戦で行われます。波乱含みのレースだと思います。

以下、簡単な考察と予想です。過去の傾向から、1~8番人気前後や外枠の馬、4歳馬を中心に選びました。とはいえ、スルーした人気決着もありえそうなメンバー故に、全く当たる気がしません。

◎3アドマイヤビルゴ

重賞では少し足りない印象もありますし、直近2戦も勝ち切れていないので、重賞のここでは頭からは狙い難い感じはします。ただ近年好走例が多い4歳馬に加えて、手頃なメンバー構成と考えると、上位争いの候補にはなるでしょうか。人気を集めそうですが、馬券圏内を期待して本命評価にしました。

○13ヤシャマル

近年好走例が多い4歳馬と外枠ということで買い目に入れました。3勝クラスを勝ち上がってから馬券に絡んでいないだけに、ここでは格下になるかもしれません。ただ2走前の新潟記念は、僅差の4着に好走していますし、何か好転すれば見せ場があっても…。

▲14ラーゴム

前走アンドロメダステークスは、骨っぽい古馬相手の優勝でした。2着ボッケリーニとの斤量差を考えると、ボッケリーニの方が強かったような印象も受けます。今回は、好走例の多い外枠と勢いのある3歳馬に期待して押さえました。

△12ディアマンミノル

過去好走例が多い外枠。適当に押さえました。最後の脚は堅実なので、追い込み勢が突っ込んで来るようなレースになれば…。

3連複4頭ボックス◎○▲△合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、8着、10着、13着、16着でした。本命◎アドマイヤビルゴは、10着でした。

中日新聞杯2021結果
着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
1 2 牡5 55 ショウナンバルディ 8 ケフェウスステークス(OP) 8着(0.5) 5
2 6 セ6 54 アフリカンゴールド 17 オクトーバーステークス(LR) 8着(0.9) 16
3 9 牝5 54 シゲルピンクダイヤ 10 府中牝馬ステークス(G2) 10着(0.6) 9

カスりもせず。大波乱決着(3連単2,368,380円)でした。

前に行った馬が止まらず、そのまま前の馬で決着…。後続の人気馬勢が捕まえに行くことも無かったので、展開だけで押し切られてしまったという感じでした。

本命アドマイヤビルゴは中団、対抗以下は最後方に近いところからの追い込みだったこともあり、今日の位置取りでは全くレースにならなかったと思います。

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