日程 | 2021年4月3日(土曜) |
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開催 | 中山競馬場11R |
距離 | 芝1600m |
格付け | G3 |
条件 | 4歳以上 |
斤量 | ハンデ |
出走数 | 16頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
クッション値 | 9.6(3日) |
ダービー卿チャレンジトロフィー2021
安田記念に向けた一戦、ダービー卿チャレンジトロフィー2021です。前哨戦としては相性が良いとは言えませんが、ロゴタイプ(2016年)とモーリス(2015年)がダービー卿チャレンジトロフィーから安田記念に出走して優勝しています。
配当
過去10年のダービー卿チャレンジトロフィーの配当を見ると、3連単10万馬券超えは5回あります。3連複万馬券は7回、好配当の馬連も多く、波乱傾向のレースといえそうです。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2020 | 22,560円 | 69,040円 | 419,280円 |
2019 | 2,350円 | 13,120円 | 59,280円 |
2018 | 3,890円 | 27,990円 | 126,530円 |
2017 | 2,070円 | 2,100円 | 15,660円 |
2016 | 6,110円 | 6,930円 | 59,230円 |
2015 | 1,640円 | 14,860円 | 51,710円 |
2014 | 9,170円 | 63,310円 | 318,790円 |
2013 | 1,970円 | 2,770円 | 16,390円 |
2012 | 5,760円 | 28,420円 | 163,170円 |
2011 | 6,060円 | 17,820円 | 135,230円 |
では過去10年のダービー卿チャレンジトロフィーで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2020良 | 1 | 4 | 牡8 | 57 | クルーガー | 4 | 東京新聞杯(G3) 5着(0.2) | 12 |
2 | 5 | 牡6 | 54 | ボンセルヴィーソ | 13 | 東風ステークス(LR) 12着(1.4) | 3 | |
3 | 6 | 牡5 | 57 | レイエンダ | 5 | 東京新聞杯(G3) 8着(0.5) | 7 | |
2019良 | 1 | 2 | 牡5 | 55 | フィアーノロマーノ | 2 | 2018ファイナルステークス(1600万) 1着(-0.2) | 1 |
2 | 12 | 牝4 | 55 | プリモシーン | 3 | ターコイズステークス(G3) 8着(0.3) | 1 | |
3 | 13 | 牡5 | 56 | マイスタイル | 7 | 小倉大賞典(G3) 10着(0.6) | 2 | |
2018良 | 1 | 9 | 牡5 | 55 | ヒーズインラブ | 4 | 武庫川ステークス(1600万) 1着(-0.0) | 2 |
2 | 3 | 牡6 | 55 | キャンベルジュニア | 6 | 阪神カップ(G2) 11着(0.7) | 5 | |
3 | 15 | 牡5 | 54 | ストーミーシー | 9 | 東京新聞杯(G3) 10着(0.5) | 12 | |
2017稍重 | 1 | 3 | 牡5 | 56 | ロジチャリス | 5 | 東風ステークス(OP) 3着(0.2) | 3 |
2 | 5 | 牡5 | 55 | キャンベルジュニア | 1 | 幕張ステークス(1600万) 1着(-0.3) | 1 | |
3 | 8 | 牡5 | 55 | グランシルク | 2 | ニューイヤーステークス(OP) 2着(0.2) | 1 | |
2016良 | 1 | 10 | 牝5 | 53 | マジックタイム | 5 | 京都牝馬ステークス(G3) 2着(0.0) | 6 |
2 | 14 | 牡6 | 58 | ロゴタイプ | 4 | 中山記念(G2) 7着(0.7) | 5 | |
3 | 6 | 牡5 | 57 | サトノアラジン | 2 | 香港カップ(G1) 11着 | ||
2015良 | 1 | 10 | 牡4 | 55 | モーリス | 1 | スピカステークス(1600万) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 9 | 牡4 | 56 | クラリティシチー | 4 | 東風ステークス(OP) 1着(-0.1) | 3 | |
3 | 4 | 牡5 | 56 | インパルスヒーロー | 9 | 東風ステークス(OP) 3着(0.3) | 12 | |
2014稍重 | 1 | 2 | 牡5 | 57.5 | カレンブラックヒル | 4 | 阪急杯(G3) 11着(1.4) | 6 |
2 | 16 | 牡4 | 55 | カオスモス | 9 | 東風ステークス(OP) 4着(0.3) | 2 | |
3 | 9 | 牡4 | 55 | インプロヴァイズ | 8 | 韓国馬事会杯(1600万) 1着(-0.1) | 2 | |
2013良 | 1 | 13 | 牡4 | 55 | トウケイヘイロー | 5 | 武庫川ステークス(1600万) 1着(-0.2) | 3 |
2 | 5 | 牡4 | 56 | ダイワマッジョーレ | 1 | 東京新聞杯(G3) 2着(0.1) | 5 | |
3 | 10 | 牡6 | 57.5 | ダイワファルコン | 2 | 中山記念(G2) 2着(0.0) | 3 | |
2012良 | 1 | 8 | 牡5 | 57.5 | ガルボ | 3 | 阪急杯(G3) 5着(0.4) | 2 |
2 | 10 | 牡7 | 57 | オセアニアボス | 10 | 阪急杯(G3) 4着(0.3) | 5 | |
3 | 9 | 牡5 | 54 | ネオサクセス | 7 | 中山記念(G2) 5着(1.1) | 11 | |
2011良阪神 | 1 | 3 | 牡5 | 54 | ブリッツェン | 8 | 武庫川ステークス(1600万) 1着(-0.1) | 3 |
2 | 5 | セ7 | 57.5 | ライブコンサート | 2 | フェブラリーステークス(G1) 7着(0.9) | 11 | |
3 | 4 | 牡6 | 56 | キョウエイストーム | 6 | 中山記念(G2) 9着(1.3) | 8 |
過去10年のダービー卿チャレンジトロフィー3着以内30頭中5頭を占めます。5頭ともに4番人気以下の穴馬でした。ただ近年は、東風ステークス組の好走が減少傾向にあります。
過去10年のダービー卿チャレンジトロフィー3着以内30頭中13頭を占めます。レースのクラスに関係なく、芝1600~1800m戦を使っていた馬の好走例が目立ちます。
過去10年のダービー卿チャレンジトロフィー3着以内では、不振傾向にあります。人気薄の好走が多く、例年4~9番人気あたりの中穴が馬券圏内の中心となっています。
- 1番人気(1-2-0-7)複勝率30%
- 2番人気(1-1-3-5)複勝率50%
- 3番人気(1-1-0-8)複勝率20%
予想
ダービー卿チャレンジトロフィー2021は、例年通り混戦模様だと思います。前走中山の芝レース好走馬や東京新聞杯連対馬が上位争いの候補になるでしょうか。ただ過去中穴(4~9番人気あたり)の好走が目立つレースですし、今年も予想と的中ともに難解なレースになりそうです。
以下、簡単な考察と予想です。全く当たる気がしません。逃げ先行馬が揃っているため、外の差し追い込み馬を中心に狙いました。
前走阪急杯6着。前走は好メンバーが揃ったレースでした。5着ダノンファンタジーとはアタマ差、1着レシステンシア、4着インディチャンプというメンバーを考えれば、今回のメンバーなら穴馬として考えると面白そうです。マイル戦の適性は未知数ですが、2走前にタフな中京1400m戦を勝ち切ってるぐらいですし、マイル戦もこなせるのではないでしょうか。前の逃げ先行馬を見る好位で、スムーズなレースができれば…。
過去好走例が多い東風ステークス組。前走は後方から進めて、馬場の外を直線一気というレースでした。前が残る中、すごく良い脚を使って5着まで詰めて来ていました。今回も丹内ジョッキー騎乗ですし、前走のような乗り方を選択するのではないでしょうか。仮に前が垂れるレースになれば、上位争いに突っ込んで来ても良さそうな脚を持っていたので、波乱期待で対抗評価にしました。
3歳時のNHKマイルカップで押さえていた馬ですが、広い東京コースかつ追い込みが決まる馬場がベストという印象を受けました。2着に好走した前走東京新聞杯もそんな感じだったので、中山マイルの適性の有無がポイントになりそうです。前がやり合って末脚が活きるレースになれば、見せ場があっても良いかもしれません。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、2着、8着、11着でした。本命◎メイショウチタンは、8着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 9 | 牝4 | 53 | テルツェット | 3 | 節分ステークス(3勝クラス) 1着(-0.0) | 2 |
2 | 11 | 牡5 | 56 | カテドラル | 4 | 東京新聞杯(G3) 2着(0.0) | 12 |
3 | 2 | 牡7 | 55 | ボンセルヴィーソ | 5 | 東風ステークス(LR) 2着(0.0) | 6 |
1~2番人気が圏外も上位人気馬が結果を残すレースになりました。
逃げ先行馬が揃っていたこともあり、最後は道中後方で脚を溜めていたテルツェットとカテドラルの追い込み決着となりました。3着ボンセルヴィーソも中団前目で進めていたことを考えると、前に行った馬には向かないレースだったと思います。好位で進めた本命メイショウチタンもきつい位置取りでだったかもしれません。
対抗エメラルファイト。展開的にはハマりそうな馬でしたが、出遅れた影響もあり離れた後方からのレースでした。 テルツェットとカテドラルは、直線入る前に捲って行っていただけに、終始後方の位置取りは、流石に厳しい感じでした。