日程 | 2025年2月22日(土曜) |
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開催 | 東京競馬場11R |
距離 | 芝3400m |
格付け | G3 |
条件 | 4歳以上 |
斤量 | ハンデ |
出走数 | 16頭 |
クッション値 | 9.1(2月22日) |
ダイヤモンドステークス2025
長距離重賞、ダイヤモンドステークス2025です。天皇賞春に向けた一戦と考えると、本番に繋がりにくいレースといえるかもしれません。過去10年では、ダイヤモンドステークス出走馬が天皇賞春で好走したのは、過去3回(フェイムゲーム1回、テーオーロイヤル2回)だけです。

東京競馬場の芝3400mコース
配当
過去10年のダイヤモンドステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは3回あります。少頭数だった昨年こそ人気3頭の決着となりましたが、近年は波乱含みの印象を受けます。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2024 | 530円 | 820円 | 3,670円 |
2023 | 18,950円 | 17,300円 | 121,000円 |
2022 | 16,670円 | 73,340円 | 317,940円 |
2021 | 2,520円 | 3,050円 | 28,150円 |
2020 | 128,730円 | 258,470円 | 3,555,600円 |
2019 | 4,750円 | 8,630円 | 40,420円 |
2018 | 1,030円 | 3,460円 | 12,630円 |
2017 | 2,040円 | 1,870円 | 9,850円 |
2016 | 3,300円 | 11,180円 | 58,400円 |
2015 | 960円 | 6,780円 | 26,090円 |
では過去10年のダイヤモンドステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齡 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2024良 | 1 | 9 | 牡6 | 58.5 | テーオーロイヤル | 2 | ステイヤーズステークス(G2) 2着(0.4) | 2 |
2 | 8 | 牝5 | 55.5 | サリエラ | 1 | エリザベス女王杯(G1) 6着(0.3) | 6 | |
3 | 5 | 牡5 | 56 | ワープスピード | 3 | ステイヤーズステークス(G2) 4着(0.3) | 4 | |
2023良 | 1 | 4 | 牡4 | 56 | ミクソロジー | 2 | 万葉ステークス(OP) 1着(-0.3) | 1 |
2 | 5 | セ7 | 56 | ヒュミドール | 13 | 中山金杯(G3) 13着(1.0) | 16 | |
3 | 2 | 牡5 | 55 | シルブロン | 1 | グレイトフルステークス(3勝クラス) 1着(-0.1) | 4 | |
2022良 | 1 | 9 | 牡4 | 54 | テーオーロイヤル | 2 | 尼崎ステークス(3勝クラス) 1着(-0.4) | 1 |
2 | 14 | セ6 | 54 | ランフォザローゼス | 11 | 白富士ステークス(LR) 10着(1.1) | 11 | |
3 | 6 | 牡6 | 55 | トーセンカンビーナ | 5 | ステイヤーズステークス(G2) 4着(0.4) | 2 | |
2021良 | 1 | 10 | 牡6 | 54 | グロンディオーズ | 7 | 中日新聞杯(G3) 5着(0.5) | 3 |
2 | 3 | 牡4 | 56 | オーソリティ | 1 | 有馬記念(G1) 14着(2.0) | 7 | |
3 | 13 | 牝6 | 54 | ポンデザール | 2 | ステイヤーズステークス(G2) 3着(0.3) | 1 | |
2020良 | 1 | 16 | 牡7 | 54 | ミライヘノツバサ | 16 | 白富士ステークス(LR) 8着(0.6) | 14 |
2 | 14 | 牡4 | 55 | メイショウテンゲン | 3 | ステイヤーズステークス(G2) 4着(0.4) | 5 | |
3 | 1 | 牡6 | 54 | オセアグレイト | 2 | 迎春ステークス(3勝クラス) 1着(-0.4) | 4 | |
2019良 | 1 | 10 | 牡4 | 54 | ユーキャンスマイル | 1 | 万葉ステークス(OP) 2着(0.0) | 1 |
2 | 8 | 牡5 | 50 | サンデームーティエ | 8 | 箱根特別(1000万) 9着(0.8) | 6 | |
3 | 2 | 牡6 | 54 | カフェブリッツ | 3 | 万葉ステークス(OP) 4着(0.5) | 4 | |
2018良 | 1 | 14 | セ8 | 58.5 | フェイムゲーム | 1 | ステイヤーズステークス(G2) 2着(0.4) | 2 |
2 | 1 | 牡5 | 52 | リッジマン | 5 | 万葉ステークス(OP) 2着(0.1) | 3 | |
3 | 6 | 牡6 | 54 | ソールインパクト | 6 | 日経新春杯(G2) 11着(1.9) | 5 | |
2017良 | 1 | 12 | 牡6 | 58 | アルバート | 1 | 有馬記念(G1) 7着(0.7) | 10 |
2 | 4 | セ8 | 51 | ラブラドライト | 6 | 万葉ステークス(OP) 2着(0.1) | 7 | |
3 | 8 | 牡4 | 54 | カフジプリンス | 2 | 日経新春杯(G2) 5着(0.5) | 3 | |
2016稍重 | 1 | 10 | 牡5 | 54 | トゥインクル | 4 | 万葉ステークス(OP) 5着(0.4) | 1 |
2 | 16 | 牡6 | 58.5 | フェイムゲーム | 2 | メルボルンカップ(G1) 13着 | ||
3 | 3 | セ8 | 56 | ファタモルガーナ | 8 | ステイヤーズステークス(G2) 7着(1.2) | 3 | |
2015良 | 1 | 16 | 牡5 | 58 | フェイムゲーム | 1 | アメリカジョッキークラブカップ(G2) 12着(0.8) | 3 |
2 | 15 | セ7 | 56 | ファタモルガーナ | 2 | ステイヤーズステークス(G2) 2着(0.1) | 4 | |
3 | 7 | 牡6 | 51 | カムフィー | 8 | 早春ステークス(1600万) 4着(0.9) | 7 |
過去10年のダイヤモンドステークス3着以内30頭中13頭を占めます。2023年を除くと、例年1~2頭が馬券圏内に好走しています。
過去10年のダイヤモンドステークス3着以内30頭中17頭を占めます。日経新春杯、アメリカジョッキークラブカップ、ステイヤーズステークスなど、前走G2レース出走馬を中心に、前走の着順や人気に関係なく好走が目立ちます。
過去10年のダイヤモンドステークス3着以内30頭中27頭を占めます。大穴の好走は少ない傾向にありますが、例年1頭ほどの穴馬が馬券圏内に好走しています。
予想
ダイヤモンドステークス2025は、例年並みのメンバーが集まりました。過去データの傾向からは、前走3勝クラス優勝馬や長距離戦(万葉ステークス、ステイヤーズステークス)好走馬が候補になるでしょうか。前走G1レースで好走している馬もいますし、レベルの高い混戦だと思います。
以下、簡単な考察と予想です。斤量58~59kgの1ワープスピードと11シュトルーヴェをスルーして、程良い斤量のステイヤーズステークス出走馬を中心に選びました。
一昨年のダイヤモンドステークス3着馬。大穴をあけた前走ステイヤーズステークスが狙い目だったといえそうですが、長距離戦実績に期待して、本命評価にしました。過去、外枠(7~8枠)の好走が多いことにも期待して…。
前走菊花賞2着。他に飛び抜けた実績馬がいるわけではないので、深く考えず対抗評価にしました。
過去好走例が多い前走ステイヤーズステークス出走馬。紐荒れ期待で、適当に押さえました。
1200m~1800m戦の実績馬を多く出しているイスラボニータ産駒と考えると、買いにくいところですが、前走古都ステークスで良いレースをしていたので、一応の押さえ評価にしました。前走2着馬ゴールデンスナップは、後にステイヤーズステークス4着~万葉ステークス優勝の実績を残しています。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、9着、12着、14着でした。本命◎シルブロンは、12着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 8 | 牡4 | 57 | ヘデントール | 1 | 菊花賞(G1) 2着(0.4) | 4 |
2 | 5 | 牡7 | 54 | ジャンカズマ | 12 | 万葉ステークス(OP) 4着(1.0) | 10 |
3 | 9 | 牝5 | 53 | ヴェルミセル | 10 | グレイトフルステークス(3勝クラス) 1着(-0.1) | 10 |
カスリもせず。紐荒れ決着(3連単209,810円)でした。
スローで縦長の隊列…。後方ポジションからは、厳しいレースだったと思います。優勝は1番人気のヘデントール。他馬とは力が違うような勝ちっぷりでした。
2着には先行したジャンカズマ、3着には中団外から脚を伸ばしたヴェルミセルでした。上位争いした馬の位置取りを考えると、人気薄ながら後方から脚を伸ばしたヴェルミセルは、強さを見せたレースだったと思います。