日程 | 2020年2月22日(土曜) |
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開催 | 東京競馬場11R |
距離 | 芝3400m |
格付け | G3 |
条件 | 4歳以上 |
斤量 | ハンデ |
出走数 | 16頭 |
天気 | 曇り(ヤフー天気) |
ダイヤモンドステークス2020
長距離重賞、ダイヤモンドステークス2020です。長距離G1天皇賞春に向けた一戦ですが、過去10年では、ダイヤモンドステークスをステップに天皇賞春で好走したのは、フェイムゲーム(2015年)のみです。本番には結びつかないレースと言って良いかもしれません。
配当
過去10年のダイヤモンドステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えが2回あります。以前は波乱傾向のハンデ重賞という印象でしたが、近年は大きな波乱がなくなり、順当な決着が続いています。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2019 | 4,750円 | 8,630円 | 40,420円 |
2018 | 1,030円 | 3,460円 | 12,630円 |
2017 | 2,040円 | 1,870円 | 9,850円 |
2016 | 3,300円 | 11,180円 | 58,400円 |
2015 | 960円 | 6,780円 | 26,090円 |
2014 | 1,520円 | 2,270円 | 11,770円 |
2013 | 1,940円 | 6,630円 | 32,050円 |
2012 | 52,520円 | 72,800円 | 947,270円 |
2011 | 2,080円 | 7,770円 | 41,740円 |
2010 | 2,060円 | 39,540円 | 151,370円 |
では過去10年のダイヤモンドステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齡 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2019良 | 1 | 10 | 牡4 | 54 | ユーキャンスマイル | 1 | 万葉ステークス(OP) 2着(0.0) | 1 |
2 | 8 | 牡5 | 50 | サンデームーティエ | 8 | 箱根特別(1000万) 9着(0.8) | 6 | |
3 | 2 | 牡6 | 54 | カフェブリッツ | 3 | 万葉ステークス(OP) 4着(0.5) | 4 | |
2018良 | 1 | 14 | セ8 | 58.5 | フェイムゲーム | 1 | ステイヤーズステークス(G2) 2着(0.4) | 2 |
2 | 1 | 牡5 | 52 | リッジマン | 5 | 万葉ステークス(OP) 2着(0.1) | 3 | |
3 | 6 | 牡6 | 54 | ソールインパクト | 6 | 日経新春杯(G2) 11着(1.9) | 5 | |
2017良 | 1 | 12 | 牡6 | 58 | アルバート | 1 | 有馬記念(G1) 7着(0.7) | 10 |
2 | 4 | セ8 | 51 | ラブラドライト | 6 | 万葉ステークス(OP) 2着(0.1) | 7 | |
3 | 8 | 牡4 | 54 | カフジプリンス | 2 | 日経新春杯(G2) 5着(0.5) | 3 | |
2016稍重 | 1 | 10 | 牡5 | 54 | トゥインクル | 4 | 万葉ステークス(OP) 5着(0.4) | 1 |
2 | 16 | 牡6 | 58.5 | フェイムゲーム | 2 | Melbourne Cup(G1) 13着 | ||
3 | 3 | セ8 | 56 | ファタモルガーナ | 8 | ステイヤーズステークス(G2) 7着(1.2) | 3 | |
2015良 | 1 | 16 | 牡5 | 58 | フェイムゲーム | 1 | アメリカジョッキークラブカップ(G2) 12着(0.8) | 3 |
2 | 15 | セ7 | 56 | ファタモルガーナ | 2 | ステイヤーズステークス(G2) 2着(0.1) | 4 | |
3 | 7 | 牡6 | 51 | カムフィー | 8 | 早春ステークス(1600万) 4着(0.9) | 7 | |
2014良 | 1 | 1 | 牡4 | 55 | フェイムゲーム | 1 | アメリカジョッキークラブカップ(G2) 3着(0.1) | 6 |
2 | 4 | 牡8 | 56 | セイクリッドバレー | 5 | 白富士ステークス(OP) 4着(0.4) | 10 | |
3 | 10 | 牡7 | 55 | タニノエポレット | 3 | 万葉ステークス(OP) 1着(-0.6) | 1 | |
2013良 | 1 | 15 | 牡5 | 56 | アドマイヤラクティ | 1 | アメリカジョッキークラブカップ(G2) 3着(0.5) | 2 |
2 | 6 | 牡9 | 58.5 | ジャガーメイル | 4 | 香港ヴァーズ(G1) 2着 | ||
3 | 16 | 牡4 | 54 | メイショウカドマツ | 6 | 松籟ステークス(1600万) 1着(-0.1) | 1 | |
2012良 | 1 | 5 | 牡6 | 55 | ケイアイドウソジン | 15 | 師走ステークス(OP) 14着(1.3) | 16 |
2 | 16 | 牡4 | 55 | ギュスターヴクライ | 1 | 早春ステークス(1600万) 1着(-0.1) | 1 | |
3 | 7 | 牡4 | 55 | スマートロビン | 2 | 日経新春杯(G2) 5着(0.6) | 2 | |
2011良 | 1 | 4 | 牡4 | 53 | コスモメドウ | 2 | 万葉ステークス(OP) 1着(-0.3) | 5 |
2 | 7 | 牡4 | 56 | コスモヘレノス | 4 | 日経新春杯(G2) 12着(2.5) | 6 | |
3 | 14 | 牡5 | 54 | キタサンアミーゴ | 6 | 松籟ステークス(1600万) 1着(-0.0) | 7 | |
2010良 | 1 | 13 | 牡4 | 57 | フォゲッタブル | 1 | 有馬記念(G1) 4着(0.8) | 4 |
2 | 1 | 牡4 | 52 | ベルウッドローツェ | 6 | グッドラックハンデキャップ(1000万) 1着(-0.2) | 4 | |
3 | 2 | 牡6 | 50 | ドリームフライト | 10 | 日経新春杯(G2) 9着(1.9) | 9 |
過去10年のダイヤモンドステークス3着以内30頭中13頭を占めます。馬券圏内に来なかった年がありません。
過去10年のダイヤモンドステークス3着以内30頭中6頭を占めます。軽ハンデ馬の穴馬の好走が目立ちます。
3レースを合わせると、過去10年のダイヤモンドステークス3着以内30頭中16頭を占めます。前走の着順や人気に関係なく、好走例の多いローテとなっています。
過去10年のダイヤモンドステークス3着以内30頭中10頭を占めます。好走例が多く、例年好配当を演出しています。
予想
今年のダイヤモンドステークス2020は、ほぼ例年並みのメンバー構成だと思います。上位争い中心は、好走例の多い万葉ステークス組や日経新春杯組になるでしょうか。過去、穴をあける傾向にある前走2勝~3勝クラス出走馬の取捨も馬券のポイントになりそうです。
以下、簡単な考察と予想です。難解すぎて、全く当たる気がしません。
2走前のセントライト記念で狙って14着。重馬場で勝ち時計2:11.5という高速決着も合わなかったかもしれません。休養明けの前走迎春ステークス(3勝クラス)は、勝ちっぷりも良かったですし、ゆったりとした流れになる長丁場も合いそうです。ここで伏兵扱いなら…。
過去好走例の多い万葉ステークス組。レノヴァールと迷って、タガノディアマンテを選びました。前走楽勝した力を考えれば、勝ち負けがあっても良さそうです。
前走オリオンステークス(3勝クラス)を完勝。近年は、前走3勝クラス(旧1600万クラス)勝ち馬の好走がありませんが、今年のメンバーなら無くは無い感じでしょうか。過去8枠の好走が目立つレースですし、波乱の演出があっても…。
過去好走例の多い日経新春杯組。前走日経新春杯は、ハナ差4着で馬券が外れることになりましたが、懲りずに再度狙いたい一頭です。前走は、プラス14kgの馬体重の影響もあったかもしれません。なかなか勝ち切れなタイプに見えますが、長丁場では大崩れしていないのは魅力です。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、3着、5着、7着、16着でした。本命◎オセアグレイトは、3着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 16 | 牡7 | 54 | ミライヘノツバサ | 16 | 白富士ステークス(LR) 8着(0.6) | 14 |
2 | 14 | 牡4 | 55 | メイショウテンゲン | 3 | ステイヤーズステークス(G2) 4着(0.4) | 5 |
3 | 1 | 牡6 | 54 | オセアグレイト | 2 | 迎春ステークス(3勝クラス) 1着(-0.4) | 4 |
3連単3,555,600円の大波乱決着でした。単勝も32,550円…これは買えないです。
道中インコースでじっと脚を溜めていた本命オセアグレイトが直線抜け出す中、外からミライヘノツバサとメイショウテンゲンが突っ込んで来る決着でした。オセアグレイトは期待していた通りの騎乗だったので、個人的にはこれで負けたら仕方ないと思っています。
ミライヘノツバサとメイショウテンゲン。過去7~8枠の好走が目立つレースですが、ミライヘノツバサは手が回らないです。難しい…。
そして圧倒的1番人気だったタガノディアマンテ。かなり離れた最後方…。向こう正面から徐々に進出して、大外に出す追い込みでした。直線では既に脚色が悪く…。残念でも何でもなく、不可解という印象を受けました。