ドバイゴールデンシャヒーン2023過去データと予想 | 深く考えない競馬

ドバイゴールデンシャヒーン2023過去データと予想

日程 日本時間2023年3月25日(土曜)午後11時25分(発走予定)
開催 ドバイ・メイダン競馬場6R
距離 ダート1200m
格付け G1
条件 3歳以上
斤量 定量(4歳以上牡57kg,牝2kg減)

ドバイゴールデンシャヒーン2023

日本時間3月25日~3月26日にアラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場でドバイワールドカップデーが行われます。今年も日本馬の出走が予定されており、G1レース4競走の馬券(ドバイゴールデンシャヒーン、ドバイターフ、ドバイシーマクラシック、ドバイワールドカップ)も発売されます。

ドバイゴールデンシャヒーン2023には、日本馬ジャスティン、リメイク、レッドルゼルとレモンポップの4頭が出走を予定しています。日本馬の出走が少ないレースですが、2019年にはマテラスカイが前残り決着で2着に好走、2021年~2022年はレッドルゼルが2着に好走しています。今年もレッドルゼルに注目が集まりそうです。

配当

JRAで馬券が販売された過去5年(過去4回)のドバイゴールデンシャヒーンの配当を見ると、傾向が読めないレースという印象を受けます。JRAで販売されていない2016年以前は大きな波乱がありませんが、今年はどうなるでしょうか。

年度 馬連 3連複 3連単
2022 13,400円 14,490円 207,750円
2021 32,230円 104,180円 964,620円
2020 中止
2019 2,920円 2,240円 17,740円
2018 1,530円 240円 5,130円

では以下、過去10年のドバイゴールデンシャヒーンで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。2014年以前はオールウェザー戦、2015年以降はダート戦で行われています。2020年は新型コロナウイルスの影響で開催が中止されました。

過去10年の1~3着馬の前走データ

ドバイゴールデンシャヒーン2023過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。馬名背景色は、調教国を表します。灰色はUAE、ピンク色はアメリカ、薄いピンク色は香港、濃い緑色はアイルランド、濃い赤色はバーレーンです。2019年まで馬番とゲート番号が同一だったため、ゲート番号のみ掲載しています。
年度 着順 ゲート 馬番 性齢 馬名 人気 前走 前走人気
2022 1 6 12 セ8 スイッツァランド 13 リヤドダートスプリント(G3) 6着
2 2 10 牡6 レッドルゼル 2 フェブラリーステークス(G1) 6着(0.8) 1
3 9 2 牡4 ドクターシーヴェル 1 マリブステークス(G1) 7着
2021 1 14 14 牡5 ゼンデン 13 ペリカンステークス(LR) 1着
2 13 10 牡5 レッドルゼル 4 フェブラリーステークス(G1) 4着(0.5) 3
3 12 2 セ6 キャンヴァスト 7 マハブアルシマール(G3) 1着
2020 中止
2019 1 3 セ7 エックスワイジェット 1 条件戦(ダ1200m) 1着
2 9 牡5 マテラスカイ 5 根岸ステークス(G3) 13着(1.7) 4
3 2 牡6 インペリアルヒント 2 条件戦(ダ1200m) 3着
2018 1 1 牡5 マインドユアビスケッツ 3 条件戦(ダ1400m) 2着
2 2 セ6 エックスワイジェット 2 ペリカンステークス(OP) 1着
3 6 セ6 ロイエイチ 1 パロスヴァーディスステークス(G2) 1着
2017 1 14 牡4 マインドユアビスケッツ ガルフストリームパークスプリントS(G3) 2着
2 13 セ4 コミカス マハブアルシマール(G3) 4着
3 2 セ7 モラウィジ ジェベルアリスプリント(LR) 1着
2016 1 7 セ7 ムアラブ マハブアルシマール(G3) 1着
2 3 セ4 エクスワイジェット ガルフストリームパークスプリントS(G3) 1着
3 9 セ6 モラウィジ ジェベルアリスプリント(LR) 1着
2015 1 7 牡6 シークレットサークル パロスヴェルデスステークス(G2) 2着
2 12 セ7 スーパージョッキー シティバンクグローバルバンキングH 1着
3 4 セ7 リッチタペストリー ブリーダーズカップスプリント(G1) 14着
2014 1 4 セ6 スターリングシティ チェアマンズスプリント賞 3着
2 12 セ6 リッチタペストリー マハブアルシマール(G3) 1着
3 7 牡5 ユナイテッドカラー マハブアルシマール(G3) 10着
2013 1 5 セ7 レイナルドジウィザード マハブアルシマール(G3) 1着
2 6 セ5 バルモントマスト マハブアルシマール(G3) 3着
3 13 セ5 クリプトンファクター マハブアルシマール(G3) 2着
前走マハブアルシマール

過去10年のドバイゴールデンシャヒーン3着以内27頭中8頭を占めます。そのうち6頭が前走3着以内に好走していました。

前走3着以内

過去10年のドバイゴールデンシャヒーン3着以内27頭中19頭を占めます。前走大きく負けていた馬の好走例が少ない傾向にありそうです。

調教国

近年のドバイゴールデンシャヒーン3着以内は、アメリカ、香港、UAEの調教馬が多い傾向にあります。

過去10年の日本調教馬成績

日本調教馬のドバイゴールデンシャヒーン成績(過去10年)
年度 着順 性齢 馬名 前走
2022 2 牡6 レッドルゼル フェブラリーステークス(G1) 6着
4 牝5 チェーンオブラブ リヤドダートスプリント(G3) 3着
2021 2 牡5 レッドルゼル フェブラリーステークス(G1) 4着
5 セ6 コパノキッキング リヤドダートスプリント(G3) 1着
11 牡5 ジャスティン リヤドダートスプリント(G3) 6着
12 牡7 マテラスカイ リヤドダートスプリント(G3) 2着
2019 2 牡5 マテラスカイ 根岸ステークス(G3) 13着
2018 5 牡4 マテラスカイ 橿原ステークス(1600万) 1着
2017 11 牡3 ディオスコリダー マハブアルシマール(G3) 7着
2013 12 牡6 タイセイレジェンド フェブラリーステークス(G1) 14着

過去10年では、延べ10頭の日本馬が出走しています。長く日本馬には縁がないレースでしたが、2019年マテラスカイが2着に粘る健闘を見せています。その後、2年連続でレッドルゼルが2着に好走しています。

予想

以下、簡単な考察と予想です。難解すぎて全く当たる気がしません。

◎7レッドルゼル

2021年~2022年のドバイゴールデンシャヒーン2着馬。スプリント戦ならレモンポップと逆転があっても良いかもしれません。レース実績も考慮して本命評価にしました。

○5レモンポップ

前走フェブラリーステークス優勝。例年よりも層が薄いメンバー構成でしたが、2着以下に着差を付けての完勝でした。初の1200m戦&初の海外遠征を考慮して、レッドルゼルよりも評価を下げましたが、未だ底を見せていない実績ですし、あっさり勝ち負けがあっても…と期待して対抗評価にしました。

▲3ホプキンズ

前走パロスヴァーディスステークス優勝。番手から直線抜け出して、そのまま後続を離しての完勝でした。過去アメリカ調教馬の活躍が目立つレースですし、前走の勝ちっぷりにも期待して押えました。

馬連◎-○▲3連複◎-○-▲合計3点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、4着、6着、10着でした。本命◎レッドルゼルは、6着でした。

ドバイゴールデンシャヒーン2023結果
着順 ゲート 馬番 性齢 馬名 人気 前走 前走人気
1 1 10 セ5 シベリウス 6 ペリカンステークス(LR) 1着
2 2 13 セ9 スイッツァランド 4 ドバウィステークス(G3) 1着
3 13 2 牡4 ガナイト 3 リヤドダートスプリント(G3) 2着

カスリもせず…。狙った日本馬2頭は見せ場のないレースでした。道中、前目で進めた馬が直線で差して来る決着でした。想定通り後方から進めた本命レッドルゼルは、伸びてきてはいるものの、捕まえきれず…。昨年の優勝馬とアメリカ調教馬2頭と考えると、ありえそうな組み合わせですが、難解なレースだったと思います。

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