日程 | 日本時間2023年3月26日(日曜)午前1時00分(発走予定) |
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開催 | ドバイ・メイダン競馬場8R |
距離 | 芝2410m |
格付け | G1 |
条件 | 北半球産4歳以上南半球産3歳以上 |
斤量 | 定量北半球産4歳56.5kg南半球産4歳以上57kg北半球産5歳以上57kg牝2kg減 |
ドバイシーマクラシック2023
日本時間3月25日~3月26日にアラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場でドバイワールドカップデーがあります。今年も日本馬の出走が予定されており、G1レース4競走の馬券(ドバイゴールデンシャヒーン、ドバイターフ、ドバイシーマクラシック、ドバイワールドカップ)も発売されます。
ドバイシーマクラシック2023には、日本馬イクイノックスとウインマリリン、シャフリヤールの3頭が出走を予定しています。日本馬の活躍が目立つレースですし、今年も上位争いの候補といって良いと思います。
配当
JRAで馬券が販売された過去6年(過去5回)のドバイシーマクラシックの配当を見ると、順当な決着が続いています。過去の傾向通りなら、今年も上位人気馬が候補になりそうです。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2022 | 1,490円 | 1,760円 | 9,840円 |
2021 | 790円 | 1,680円 | 11,530円 |
2020 | 中止 | ||
2019 | 1,120円 | 2,080円 | 10,170円 |
2018 | 2,970円 | 1,980円 | 17,570円 |
2017 | 2,520円 | 1,560円 | 12,190円 |
では以下、過去10年のドバイシーマクラシックで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。2020年は新型コロナウイルスの影響で開催が中止されました。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | ゲート | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2022良 | 1 | 8 | 12 | 牡4 | シャフリヤール | 4 | ジャパンカップ(G1) 3着(0.5) | 2 |
2 | 12 | 14 | セ5 | ユビアー | 1 | ブリーダーズカップターフ(G1) 1着 | ||
3 | 10 | 1 | 牡5 | オーソリティ | 2 | ネオムターフカップ(G3) 1着 | ||
2021良 | 1 | 10 | 7 | 牡4 | ミシュリフ | 4 | サウジカップ 1着 | |
2 | 8 | 9 | 牝5 | クロノジェネシス | 1 | 有馬記念(G1) 1着(-0.0) | 1 | |
3 | 9 | 10 | 牝5 | ラヴズオンリーユー | 3 | 京都記念(G2) 1着(-0.2) | 1 | |
2020 | 中止 | |||||||
2019良 | 1 | 2 | 牡4 | オールドペルシアン | 2 | ドバイシティオブゴールド(G2) 1着 | ||
2 | 1 | 牡6 | シュヴァルグラン | 4 | 有馬記念(G1) 3着(0.2) | 9 | ||
3 | 7 | 牡5 | スワーヴリチャード | 3 | 中山記念(G2) 4着(0.2) | 4 | ||
2018良 | 1 | 7 | 牡5 | ホークビル | 5 | ドバイシティオブゴールド(G2) 1着 | ||
2 | 5 | 牡5 | ポエッツワード | 6 | 香港カップ(G1) 6着 | 6 | ||
3 | 6 | 牡5 | クロスオブスターズ | 1 | ダルシャーン賞 2着 | |||
2017稍重 | 1 | 2 | 牡5 | ジャックホブス | 3 | チャンピオンステークス(G1) 3着 | ||
2 | 6 | 牝4 | セブンスヘブン | 5 | ブリーダーズCフィリー&メアターフ(G1) 4着 | |||
3 | 7 | 牡6 | ポストポンド | 1 | ドバイシティオブゴールド(G2) 2着 | |||
2016良 | 1 | 7 | 牡5 | ポストポンド | ドバイシティオブゴールド(G2) 1着 | |||
2 | 4 | 牡4 | ドゥラメンテ | 中山記念(G2) 1着 | 1 | |||
3 | 1 | 牡6 | ラストインパクト | 中山記念(G2) 6着 | 7 | |||
2015良 | 1 | 2 | 牝4 | ドルニヤ | ダルシャーン賞 1着 | |||
2 | 4 | 牡5 | フリントシャー | ダルシャーン賞 2着 | ||||
3 | 6 | 牡4 | ワンアンドオンリー | 有馬記念(G1) 13着 | 5 | |||
2014良 | 1 | 12 | 牝5 | ジェンティルドンナ | 京都記念(G2) 6着 | 1 | ||
2 | 15 | セ8 | シリュスデゼーグル | メイダンホテル賞 4着 | ||||
3 | 7 | 牝5 | アンビバレント | インターナショナル・ボスフォラスC(G2) 2着 | ||||
2013良 | 1 | 6 | 牡6 | セントニコラスアビー | ブリーダーズカップターフ(G1) 3着 | |||
2 | 8 | 牝4 | ジェンティルドンナ | ジャパンカップ(G1) 1着 | 3 | |||
3 | 9 | 牡4 | ベリーナイスネーム | ザ・エミールトロフィー(G1) 1着 |
過去10年のドバイシーマクラシック3着以内27頭中22頭を占めます。4~5歳の実力馬が上位争いの候補といえそうです。
JRAで馬券が発売された過去6年(過去5回)のドバイシーマクラシック3着以内15頭中14頭を占めます。上位人気馬の信頼が高いレースですが、毎年4~6番人気前後の穴馬が連対しています。
過去10年の日本調教馬成績
年度 | 着順 | 性齢 | 馬名 | 前走 |
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2022 | 1 | 牡4 | シャフリヤール | ジャパンカップ(G1) 3着 |
3 | 牡5 | オーソリティ | ネオムターフカップ(G3) 1着 | |
5 | 牝4 | ユーバーレーベン | 京都記念(G2) 5着 | |
8 | 牡7 | グローリーヴェイズ | 香港ヴァーズ(G1) 1着 | |
9 | 牡4 | ステラヴェローチェ | 日経新春杯(G2) 2着 | |
2021 | 2 | 牝5 | クロノジェネシス | 有馬記念(G1) 1着 |
3 | 牝5 | ラヴズオンリーユー | 京都記念(G2) 1着 | |
2019 | 2 | 牡7 | シュヴァルグラン | 有馬記念(G1) 3着 |
3 | 牡5 | スワーヴリチャード | 中山記念(G2) 4着 | |
6 | 牡5 | レイデオロ | 有馬記念(G1) 2着 | |
2018 | 4 | 牡4 | レイデオロ | 京都記念(G2) 3着 |
6 | 牝4 | モズカッチャン | 京都記念(G2) 4着 | |
7 | 牡6 | サトノクラウン | 有馬記念(G1) 13着 | |
2017 | 6 | 牡6 | サウンズオブアース | 有馬記念(G1) 8着 |
2016 | 2 | 牡4 | ドゥラメンテ | 中山記念(G2) 1着 |
3 | 牡6 | ラストインパクト | 中山記念(G2) 6着 | |
5 | 牡5 | ワンアンドオンリー | 京都記念(G2) 6着 | |
2015 | 3 | 牡4 | ワンアンドオンリー | 有馬記念(G2) 13着 |
8 | 牝4 | ハープスター | 京都記念(G2) 5着 | |
2014 | 1 | 牝5 | ジェンティルドンナ | 京都記念(G2) 6着 |
10 | 牝4 | デニムアンドルビー | ジャパンカップ(G1) 2着 | |
2013 | 2 | 牝4 | ジェンティルドンナ | ジャパンカップ(G1) 1着 |
11 | 牡6 | トレイルブレイザー | アルマクトゥームチャレンジラウンド3(G1) 10着 |
日本馬の相性が良いレースだと思います。優勝馬2頭のほか、2~3着に好走する馬は多い傾向にあります。
予想
以下、簡単な考察と予想です。10ウインマリリンも気になりますが、人気馬から3頭を選びました。
過去好走例が多い日本調教馬。順当なら勝ち負け候補になるでしょうか。深く考えず本命評価にしました。
近年好走例が多いUAE調教馬。前走ブリーダーズカップ・ターフは、好メンバーを抑えての優勝でした。重賞連勝中ですし、今の勢いなら一発あっても良さそうです。
昨年のドバイシーマクラシック優勝馬。G1戦線で5着を外していない安定感に期待して押えました。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、5着、7着でした。本命◎イクイノックスは、1着でした。
着順 | ゲート | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 6 | 7 | 牡4 | イクイノックス | 1 | 有馬記念(G1) 1着(-0.4) | 1 |
2 | 1 | 8 | 牡4 | ウエストオーバー | 4 | 凱旋門賞(G1) 6着 | 8 |
3 | 2 | 9 | 牡4 | ザグレイ | 8 | ドバイミレニアムステークス(G3) 2着 |
当たる気がしないレースが続くドバイワールドカップデーで、唯一自信があったレースだったのですが、まさかの紐荒れ決着でした。結構買ってしまったので、高松宮記念は控えめにします…。
本命イクイノックスの楽勝。ただ逃げて周ってきただけと言ってもいいほどの強い勝ちっぷりでした。これほどの強さなので、次走以降、どこを目標にするのか気になります。対抗以下は、直線見せ場なく5着と7着。2着にはウエストオーバーと3着に穴馬ザグレイが来て、紐荒れ決着となりました。特にザグレイは、紐を流して買わないと手が出せない馬だったと思います。