ドバイワールドカップ2019過去10年のデータと予想 | 深く考えない競馬

ドバイワールドカップ2019過去10年のデータと予想

日程 日本時間2019年3月31日(日曜日)1時40分
開催 ドバイ メイダン競馬場 9R
距離 ダート2000m
格付け G1
条件 北半球産4歳以上南半球産3歳以上
斤量 定量(牡57 ,  牝2kg減)

ドバイワールドカップ2019

日本時間3月30日~3月31日にアラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場でドバイワールドカップデーがあります。今年も日本馬の出走が予定されており、JRAではG1レース4競走の馬券(ドバイゴールデンシャヒーン2019、ドバイターフ2019、ドバイシーマクラシック2019、ドバイワールドカップ2019)が発売されます。なお、馬券の購入(インターネット投票とUMACA投票)は、発走予定時刻の4分前までとなっていますので、ご注意ください。

ドバイワールドカップ2019には、日本馬ケイティブレイブが出走を予定。ダート戦では世界トップのレースです。強いアメリカのダート馬が出走することもあり、近年は日本馬の好走がありません。

配当

JRAで馬券が販売された2017~2018年のドバイワールドカップの配当を見ると、大きな波乱がありません。ともに1番人気馬が連対しています。

年度 馬連 3連複 3連単
2018 1,350円 4,340円 38,640円
2017 450円 3,430円 5,170円

では以下、過去10年のドバイワールドカップで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。2010年から開催地がメイダン競馬場となりました。なお2010~2014年はオールウェザー戦で行われています。

過去10年の1~3着馬の前走データ

ドバイワールドカップ2019 過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。馬名背景色は、調教国を表します。灰色はUAE、ピンク色はアメリカ、薄い灰色は南アフリカ、赤色はイギリス、明るい緑色はイタリア、青色はフランスです。斤量は、kg表記に直し四捨五入したものです。
年度 着順 ゲート 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
2018 1 10 牡4 57 サンダースノー 5 アルマクトゥームチャレンジR3(G1) 2着
2 9 牡4 57 ウエストコースト 1 ペガサスワールドカップ(G1) 2着
3 5 牡6 57 ムブタヒージ 7 サンタアニタハンデキャップ(G1) 2着
2017 1 9 牡4 57 アロゲート 1 ペガサスワールドカップ(G1) 1着
2 5 牡4 57 ガンランナー 3 レイザーバックハンデキャップ(G3) 1着
3 11 牡4 57 ネオリシック 12 ペガサスワールドカップ(G1) 3着
2016 1 11 牡5 57 カリフォルニアクローム トランスガルフエレクトロメカニカルT 1着
2 4 牡4 57 ムブタヒージ アルマクトゥームチャレンジR3(G1) 4着
3 10 牡5 57 ホッパチュニティ サンアントニオステークス(G2) 1着
2015 1 1 セ8 57 プリンスビショップ アルマクトゥームチャレンジR3(G1) 2着
2 9 牡4 57 カリフォルニアクローム サンアントニオ招待ステークス(G2) 2着
3 5 牡6 57 リー ドンハンデキャップ(G1) 2着
2014 1 6 セ7 57 アフリカンストーリー アルマクトゥームチャレンジR3(G1) 8着
2 13 牡5 57 ムカドラム チャンピオンステークス(G1) 5着
3 15 セ4 57 キャットオマウンテン アルマクトゥームチャレンジR3(G1) 4着
2013 1 12 牡5 57 アニマルキングダム ガルフストリームパークターフH(G1) 2着
2 2 セ7 57 レッドカドー 香港ヴァーズ(G1) 1着
3 7 牡6 57 プラントゥール ウィンターダービートライアルS(LR) 1着
2012 1 8 牡5 57 モンテロッソ アルマクトゥームチャレンジR3(G1) 4着
2 11 牡5 57 カッポーニ アルマクトゥームチャレンジR3(G1) 1着
3 6 牡5 57 プラントゥール ムーランドロンシャン賞(G1) 8着
2011 1 6 牡4 57 ヴィクトワールピサ 中山記念(G2) 1着 1
2 9 牡5 57 トランセンド フェブラリーステークス(G1) 1着 1
3 2 牡4 57 モンテロッソ ドバイシティーオブゴールド(G2) 1着
2010 1 5 牡6 57 グロリアデカンペオン アルマクトゥームチャレンジR3(G1) 2着
2 7 セ4 57 リザーズデザイア アルマクトゥームチャレンジR3(G1) 5着
3 1 牡4 57 アリバー アルマクトゥームチャレンジR3(G1) 4着
2009 1 7 セ6 57 ウェルアームド サンアントニオステークス(G2) 2着
2 6 牡5 57 グロリアデカンペオン メイダンホテルトロフィー 1着
3 13 牡4 57 パリパーフェクト 二聖モスクの守護者カップ(G1) 2着
前走アルマクトゥームチャレンジラウンド3

過去10年のドバイワールドカップ3着以内30頭中10頭を占めます。前走の着順に関係なく好走例が多く、近年では、主要ローテの一つとなっています。

調教国

過去10年のドバイワールドカップでは、アメリカとUAE調教馬が多い傾向にあります。直近4年では、毎年2頭以上のアメリカ調教馬が馬券圏内に好走しています。

前走3着以内

過去10年のドバイワールドカップ3着以内30頭中22頭を占めます。そのうち4着以下の8頭中6頭が前走アルマクトゥームチャレンジラウンド3に出走していました。

日本調教馬の成績(過去10年)

年度 着順 性齢 斤量 馬名 前走
2018 6 牡8 57 アウォーディー フェブラリーステークス(G1) 9着
2017 5 牡7 57 アウォーディー 東京大賞典(G1) 2着
8 牡4 57 ラニ マクトゥームチャレンジR3(G1) 6着
9 牡5 57 アポロケンタッキー 東京大賞典(G1) 1着
14 牡4 57 ゴールドドリーム フェブラリーステークス(G1) 1着
2016 9 牡7 57 ホッコータルマエ 川崎記念(G1) 1着
2015 5 牡6 57 ホッコータルマエ 川崎記念(G1) 1着
9 牡5 57 エピファネイア 有馬記念(G1) 5着
2014 11 牡6 57 ベルシャザール フェブラリーステークス(G1) 3着
16 牡5 57 ホッコータルマエ フェブラリーステークス(G1) 2着
2012 6 牡5 57 エイシンフラッシュ 有馬記念(G1) 2着
10 牡7 57 スマートファルコン 川崎記念(G1) 1着
13 牡6 57 トランセンド フェブラリーステークス(G1) 7着
2011 1 牡4 57 ヴィクトワールピサ 中山記念(G2) 1着
2 牡5 57 トランセンド フェブラリーステークス(G1) 1着
8 牝5 55 ブエナビスタ 有馬記念(G1) 2着
2010 11 牝4 55 レッドディザイア アルマクトゥームチャレンジR3(G2) 1着
2009 8 牡4 57 カジノドライヴ フェブラリーステークス(G1) 2着

過去10年では、日本馬の好走は東日本大震災直後2011年にワンツーフィニシュとなったヴィクトワールピサとトランセンドの2頭のみです。2011年はオールウェザー戦で行われており、イレギュラーな結果と言えるかもしれません。近年はダートの強いアメリカ馬が出走し、結果を残す傾向にあり、日本馬にとっては、かなり厳しいレースとなっています。

予想

以下、簡単な考察と予想です。昨年の優勝馬サンダースノーとアメリカダート馬を中心に狙いました。

◎12サンダースノー

昨年のドバイワールドカップ優勝馬。2走前はブリーダーズカップ・クラシック3着、前走は好ローテのアルマクトゥームチャレンジラウンド3で2着と安定した成績を残しています。順調なら、今年も勝ち負けを期待したいこころですが…。

○1ガンナヴェラ

2走前ブリーダーズカップ・クラシックは、追い込んでの2着。優勝したアクセラレートが強すぎただけだと思います。インコースで先行していたサンダースノーを交わしていますし、ここで上位争いに加わる能力はありそうです。

△10ヨシダ

2走前ブリーダーズカップ・クラシックは、ガンナヴェラの外から伸びて4着。3着サンダースノーを交わしそうな勢いがありました。ブリーダーズカップ・クラシックで見せた力を出すことが出来れば…。

△4オーディブル

不良馬場で行われた前走ペガサスワールドカップで5着。優勝馬シティオブライトが2着以下は突き放しての楽勝で、2着以下の着順は気にしないで良いかもしれません。3着に好走したケンタッキーダービーの内容を見る限り、2000m戦は問題なさそうですし、ここは紐荒れに期待して…。

3連複4頭ボックス◎○△△ 合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、3着、5着、6着でした。本命◎サンダースノーは、1着でした。

ドバイワールドカップ2019 結果
着順 馬番 性齢 斤量 馬名 人気 前走 前走人気
1 12 牡5 57 サンダースノー 1 アルマクトゥームチャレンジR3(G1) 2着
2 7 牡4 57 グロンコウスキー 8 アルマクトゥームチャレンジR3(G1) 5着
3 1 牡6 57 ガンナヴェラ 7 ペガサスワールドカップ(G1) 6着

サンダースノーが初の連覇。前に行った2頭による勝ち負け争いでした。しかしハナ差2着の人気薄グロンコウスキーは買えないですね…。好走例の多いアルマクトゥームチャレンジR3組ですが、少点数ではここまで手が出せない馬だと思います。

3着には対抗ガンナヴェラ。後方からの外差しで、一気に3着まで突っ込んできました。流石、アメリカのダート戦線で活躍している馬という印象でした。

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