エルムステークス2021過去データと予想

エルムステークス2021

ダート重賞、エルムステークス2021です。出世レースという印象はありませんが、例年、重賞実績のある骨っぽいメンバーが揃います。※今年は、東京五輪開催による日程調整で、函館競馬場で施行されます。

函館競馬場のダート1700mコース

配当

過去10年のエルムステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは2回あります。大きな波乱こそ少ないものの、好配当が続いています。

では過去10年のエルムステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。※2013年は函館ダート1700m戦。2011年以前は9月に開催されています。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年のエルムステークス3着以内30頭中28頭を占めます。例年、4～8番人気あたりの中穴が馬券圏内に入って、好配当を演出していますが、大穴の好走は少ない傾向にあります。

過去10年のエルムステークス3着以内30頭中27頭を占めます。大敗からの巻き返しが少ない傾向にありそうです。なお前走7着以下の3頭中2頭が前走平安ステークス出走馬、残る1頭が前走ジャパンカップダート出走馬でした。

過去10年のエルムステークス3着以内30頭中11頭を占めます。そのうち9頭が前走のレースで3着以内に好走していました。

予想

クイーンステークス2021は、例年以上に層が厚いメンバー構成になりました。傾向から前走マリーンステークス好走馬と前走重賞好走馬が上位争いの候補になるでしょうか。ただ今年は骨っぽい実力馬が多いこともあり、かなり予想難解なレースになりそうです。

以下、簡単な考察と予想です。ある程度、前の位置取りで進めそうな馬を中心に選びました。

前走かしわ記念2着。前走は、差しが決まる流れが良かったかもしれません。1700m戦の相性や重賞実績を見る限り、ここで上位争いする力はあると思うので、ロスの無いレースが出来れば…。

前走プロキオンステークス2着。大穴からの激走だったので、評価が難しいところでしょうか。今回は、前走と同距離の1700m戦と先行出来そうな脚質に期待して、対抗評価にしました。

2走前のマーチステークスの敗因として、砂を被る位置取りになったことを挙げていただけに、外枠の方が良かったかもしれません。前走平安ステークスは、外枠からの逃げで好走しています。包まれたくないと思うので、スタートからスムーズに逃げることが出来るかがポイントになりそうです。

過去好走例が多い前走マリーンステークス出走馬。直近2戦のハンデを考えれば、2戦ともに強さを見せたレースだったと思います。近走の重賞成績だけ見てしまうと、少し足りない印象も受けますが、好ローテと好位から進めることが出来そうな脚質に期待して押さえました。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、10着、12着、14着でした。本命◎ソリストサンダーは、10着でした。

波乱決着（3連単194,430円）でした。かすりもせず…。

前走マリーンステークス連対馬のワンツーフィニッシュ。データ傾向通りの決着とはいえ、人気の重賞実績馬が揃って崩れるとは、難解なレースだったと思います。1番人気アメリカンシード。2走前の敗因通りという感じがしました。砂を被る位置取りになると、難しい馬かもしれません。