エンプレス杯2022過去データと予想

エンプレス杯2022

交流重賞、エンプレス杯2022です。過去の上位馬を見る限り、出世レースという側面は無いものの、例年牝馬限定の重賞で活躍する骨っぽいメンバーが集うレースです。※2012年は、降雪の影響で開催が中止されています。

川崎競馬場のダート2100mコース

配当

過去10年のエンプレス杯の配当を見ると、大波乱はありません。ただ近年は、穴馬の好走が増加傾向にあり、好配当が続いています。

では過去10年のエンプレス杯で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年のエンプレス杯3着以内27頭中25頭を占めます。1番人気馬の安定感（複勝率100%）に加えて、上位人気馬が結果を残す傾向にあります。

過去10年のエンプレス杯3着以内27頭中11頭を占めます。2015年～2016年を除く過去7回で馬券圏内に好走しています。

過去10年のエンプレス杯3着以内27頭中19頭を占めます。内過ぎず外過ぎでもない枠の好走が目立ちます。

過去10年のエンプレス杯3着以内27頭中5頭を占めます。劣勢傾向にありますが、直近3年は穴馬が2着に好走して、好配当を演出しています。

予想

以下、簡単な考察と予想です。上位人気の地方所属馬が気になりつつ、JRAの馬から選びました。

過去好走例が多い前走TCK女王盃出走馬。前走は堅実な末脚を持っている馬が最後伸びて来たレースだったので、合わない展開だったと思います。ムラのある成績だけに買っても圏外でもおかしくないタイプですが、直近3戦の安定感を考えれば、チャンスはありそうです。川田ジョッキーにも期待して本命評価にしました。

過去好走例が多い前走TCK女王盃出走馬。3走前のカノープスステークス快勝を考えれば、この距離はプラスに働くかもしれません。カノープスステークスやTCK女王盃を見る限り、内目の枠も良さそうです。

関東オークス優勝＆ジャパンカップダート3着。実績面では押さえておいた方が良さそうですが、この2レースで小差だった馬を見ると、評価が難しいところかもしれません。ここは一応の押さえ評価です。

前走3勝クラスを楽勝。相手関係に恵まれたとはいえ、後続を突き放す勝ちっぷりの良さでした。7歳馬かつ初重賞になりますが、前走からの勢いに期待と紐荒れに期待して押さえました。

後方から進めて届くかどうかというレースになるでしょうか。近年のエンプレス杯は、わりと追い込み勢の活躍が目立つので、前が崩れるようなレースになれば一発あっても…。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、3着、4着、6着でした。本命◎レーヌブランシュは、3着でした。

上位人気3頭による人気順の決着…。近年は伏兵馬が1頭ほど馬券に絡む傾向があるので、穴馬を押さえたのですが、馬券的には失敗でした。

優勝は対抗のショウナンナデシコ。直線で外に出せず、伸びないだろう内を突くことになりましたが、難なく勝ち切ったという感じでした。着差以上に強かったと思います。2着には昨年同様、逃げ粘ったサルサディオーネ。牝馬限定重賞で楽にハナに行けると強いですね。3着には本命レーヌブランシュでした。