日程 | 2018年6月10日(日曜日) |
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開催 | 東京競馬場 11R |
距離 | 芝1800m |
格付け | GⅢ |
条件 | サラ系3歳以上 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 16頭 |
天気 | 弱雨(ヤフー天気) |
エプソムカップ2018
G3「エプソムカップ2018」です。秋のG1戦線に向け、夏前にここを使うという馬が多いレース。出世レースの印象はないものの、近年の上位馬には、ルージュバック(2016年)、エイシンヒカリ(2015年)、サトノアラジン(2015年)、ジャスタウェイ(2013年)など、秋競馬で活躍した馬が名を連ねています。
コース形態
過去10年のエプソムカップの配当を見ると、3連単10万馬券超えが2回ありますが、馬連・3連複ともに落ち着いた金額になることが多く、順当な決着が多い傾向といえそうです。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2017 | 1,640円 | 6,890円 | 47,120円 |
2016 | 750円 | 4,550円 | 15,090円 |
2015 | 380円 | 790円 | 2,750円 |
2014 | 2,360円 | 11,930円 | 49,400円 |
2013 | 2,100円 | 8,380円 | 34,300円 |
2012 | 770円 | 43,850円 | 147,390円 |
2011 | 1,820円 | 2,910円 | 13,000円 |
2010 | 1,090円 | 7,650円 | 30,780円 |
2009 | 320円 | 890円 | 2,720円 |
2008 | 1,240円 | 27,200円 | 132,040円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2017良 | 1 | 12 | 牡5 | 56 | ダッシングブレイズ | 5 | 京王杯スプリングカップ(G2) 7着(0.4) | 5 |
2 | 10 | 牡4 | 56 | アストラエンブレム | 1 | メイステークス(OP) 2着(0.0) | 1 | |
3 | 7 | 牡4 | 56 | マイネルハニー | 6 | 小倉大賞典(G3) 16着(2.1) | 3 | |
2016良 | 1 | 18 | 牝4 | 54 | ルージュバック | 1 | ヴィクトリアマイル(G1) 5着(0.6) | 4 |
2 | 16 | 牡6 | 58 | フルーキー | 3 | 新潟大賞典(G3) 2着(0.3) | 1 | |
3 | 13 | 牡6 | 56 | マイネルミラノ | 6 | 新潟大賞典(G3) 5着(0.7) | 9 | |
2015良 | 1 | 6 | 牡4 | 56 | エイシンヒカリ | 2 | 都大路ステークス(OP) 1着(-0.2) | 1 |
2 | 2 | 牡4 | 56 | サトノアラジン | 1 | モンゴル大統領賞(OP) 1着(-0.3) | 1 | |
3 | 12 | 牡6 | 57 | ディサイファ | 4 | 中日新聞杯(G3) 1着(-0.2) | 5 | |
2014良 | 1 | 1 | 牡5 | 56 | ディサイファ | 2 | 都大路ステークス(OP) 2着(0.9) | 1 |
2 | 5 | 牡6 | 57 | マイネルラクリマ | 4 | The Champions Mile(G1) 10着 | ||
3 | 4 | 牡7 | 59 | ダークシャドウ | 8 | 中山記念(G2) 11着(1.3) | 12 | |
2013良 | 1 | 3 | 牡4 | 56 | クラレント | 4 | マイラーズカップ(G2) 8着(0.3) | 2 |
2 | 13 | 牡4 | 56 | ジャスタウェイ | 3 | 中日新聞杯(G3) 8着(0.7) | 2 | |
3 | 1 | 牡4 | 56 | サンレイレーザー | 7 | マイラーズカップ(G2) 2着(0.1) | 8 | |
2012良 | 1 | 6 | 牡4 | 56 | トーセンレーヴ | 1 | マイラーズカップ(G2) 8着(0.7) | 2 |
2 | 14 | 牡4 | 56 | ダノンシャーク | 2 | マイラーズカップ(G2) 2着(0.2) | 6 | |
3 | 3 | 牡7 | 57 | マイネルスターリー | 15 | 新潟大賞典(G3) 8着(0.5) | 14 | |
2011良 | 1 | 3 | 牡4 | 56 | ダークシャドウ | 1 | 大阪杯(G2) 2着(0.0) | 8 |
2 | 7 | 牡4 | 56 | エーブチェアマン | 6 | きぼう賞(1600万) 1着(-0.0) | 3 | |
3 | 6 | 牡5 | 56 | セイクリッドバレー | 2 | 新潟大賞典(G3) 1着(-0.0) | 2 | |
2010良 | 1 | 2 | 牡4 | 57 | セイウンワンダー | 1 | マイラーズカップ(G2) 4着(0.3) | 4 |
2 | 8 | 牡5 | 56 | シルポート | 3 | メイステークス(OP) 2着(0.3) | 3 | |
3 | 4 | 牡7 | 56 | キャプテンベガ | 9 | 都大路ステークス(OP) 9着(1.3) | 6 | |
2009良 | 1 | 8 | 牡6 | 57 | シンゲン | 2 | 新潟大賞典(G3) 1着(-0.5) | 5 |
2 | 12 | 牡5 | 56 | ヒカルオオゾラ | 1 | マイラーズカップ(G2) 6着(0.4) | 2 | |
3 | 11 | 牡6 | 56 | キャプテンベガ | 3 | 都大路ステークス(OP) 2着(0.0) | 2 | |
2008良 | 1 | 12 | 牡4 | 56 | サンライズマックス | 4 | 新潟大賞典(G3) 8着(0.6) | 2 |
2 | 7 | 牡4 | 56 | ヒカルオオゾラ | 1 | 朱雀ステークス(1600万) 1着(-0.5) | 1 | |
3 | 17 | 牡8 | 56 | グラスボンバー | 12 | 新潟大賞典(G3) 10着(0.9) | 14 |
過去10年のエプソムカップ3着以内30頭中7頭を占めます。その7頭すべてに芝2000mの重賞連対経験がありました。
過去10年のエプソムカップ3着以内30頭中7頭を占めます。2010年3着キャプテンベガを除く6頭が前走連対馬でした。ちなみにキャプテンベガは、2009年のエプソムカップでも3着に好走したリピーターでした。
過去10年のエプソムカップ3着以内30頭中15頭が4歳馬でした。優勝馬では、6歳以上の馬がシンゲン(2009年)1頭のみとなっており、キャリアのある馬よりも若い馬の方が活躍する傾向にあります。3着以内に好走した6歳以上10頭のうち、キャプテンベガ(2009年3着&2010年3着)を除く8頭に、芝2000mの重賞連対経験がありました。
過去10年のエプソムカップ3着以内30頭中25頭が1~6番人気でした。3着以内に好走した7番人気以下だった5頭は、ともに重賞連対経験がありました。
予想
順当な決着が多いエプソムカップ。今年のエプソムカップ2018も上位人気馬(特に1~6番人気)を中心に考えたいレースになるでしょうか。今年は、人気を集めそうな4歳馬(ダイワキャグニー、サトノアーサー)が出走を予定しており、データ傾向からは注目の2頭になりそうです。
以下、簡単な考察と予想です。
4歳馬、前走メイステークス2018優勝、重賞好走歴ありとデータ傾向&実績ともに狙い目になるでしょうか。深く考えず本命。
過去のレースを見ると、直線広いところに出して直線一気というタイプ。前走メイステークス2018は、通ってきたコースの差と思えるほどの僅差で3着となりました。前走オープン特別3着馬は、データ傾向からは狙い難いものの、能力でダイワキャグニーに大きく劣っているとも思えないので…。
人気馬騎乗のルメール騎手ということで、適当に押さえました。前走美浦ステークス2018は、2着馬レッドローゼスに並ばれてからもう一度伸びての完勝でした。ただその後、レッドローゼスは、降級初戦(1000万クラス)で3着に敗れており、やや評価が難しい感じがします。
約1年4ヵ月の長期休養明けから3戦目。直近2戦は中山のマイル戦を使っていますが、実績を見る限りは、1800~2000m戦の方が合いそうですね。データ傾向からは、芝2000m戦の重賞(新潟記念2016優勝)連対経験がありますし、6歳以上の馬の中では、押さえても良さそうな1頭かもしれません。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、4着、14着、15着でした。本命◎ダイワキャグニーは、14着でした。
着順 | 馬番 | 性齡 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 16 | 牡4 | 56 | サトノアーサー | 2 | メイステークス(OP) 3着(0.2) | 2 |
2 | 6 | 牡5 | 56 | ハクサンルドルフ | 4 | 新潟大賞典(G3) 8着(0.4) | 4 |
3 | 5 | 牡6 | 56 | グリュイエール | 5 | 府中ステークス(1600万) 1着(-0.1) | 3 |
晩に録画を見ました。手堅くダイワキャグニーとサトノアーサーの馬連を狙っていたのですが、まさかダイワキャグニーが飛ぶとは…。ダイワキャグニーは、コーナーで既に手応えが怪しい感じでした。さらに雨の重馬場で外が伸びる中、内を突いていたので、全く伸びることも無く、最後は流していました。
2着ハクサンルドルフは、データ傾向から狙えず。過去新潟大賞典組は、芝2000m戦の重賞連対経験がありました。不良馬場や重馬場での好走歴があるので、馬場が味方した2着だったといえるかもしれません。
いつも後方から直線一気という競馬の優勝馬サトノアーサー。今回はスタートが良く中団から進めていました。最後は、外の馬場が良いところに出して差し切り勝ち。2着馬以下との着差が大きいわけではありませんが、かなり強くなった印象でした。これは秋が楽しみだと思います。