エプソムカップ2023過去データと予想

エプソムカップ2023血統データ表

...

fukakukeiba.com

2023.06.10

エプソムカップ2023

中距離重賞、エプソムカップ2023です。秋のG1戦線を控え、例年多くの実力馬が集まるレースです。出世レースの印象はありませんが、近年の上位馬には、後のG1戦線活躍馬が名を連ねています。

東京競馬場の芝1800mコース

配当

過去10年のエプソムカップの配当を見ると、3連単10万馬券超えは1回あります。不良馬場で行われた2020年は、3連単421万の超高配当が出ています。2020年以外も好配当の馬連や3連複が多い傾向にあります。

では過去10年のエプソムカップで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年のエプソムカップ3着以内30頭中18頭を占めます。前走1600m～2000ｍ戦出走馬を中心に、前走の着順や人気に関係なく好走例が目立ちます。

過去10年のエプソムカップ3着以内30頭中9頭を占めます。そのうち8頭が前走3着以内に好走していました。残る1頭（2019年レイエンダ）は、前走1番人気の支持を集めていました。

過去10年のエプソムカップ3着以内30頭中16頭を占めます。若い馬が活躍する傾向にありそうです。一方、3着以内に好走した6歳以上8頭は、グリュイエール（2018年）とソーグリッタリング（2020年）を除く6頭に、芝2000m戦の重賞で3着以内に好走した経験がありました。

過去10年のエプソムカップ3着以内30頭中24頭を占めます。上位人気馬が結果を残す傾向にありそうです。一方、3着以内の7番人気以下6頭のうち、トーラスジェミニ（2020年）を除く5頭に、重賞で3着以内に好走した経験がありました。

予想

エプソムカップ2023は、ほぼ例年並みのメンバーが集まりました。過去データの傾向からは、前走重賞レース馬券圏外からの巻き返しを狙う馬のほか、都大路ステークスやメイステークスの好走馬が上位争いの候補になるでしょうか。

以下、簡単な考察と予想です。難解すぎて、当たる気がしません。

過去好走例が多い前走メイステークス出走馬。好ローテと単騎逃げが出来そうなメンバー構成に期待して本命評価にしました。斤量58kgに加えて、位置取りも分からない馬ですが、実績だけ考えれば上位争いの候補にはなりそうです。不良馬場の前走を度外視すれば、安定した成績を残していますし、深く考えず本命評価にしました。

過去、穴馬の好走が見られる前走重賞レース（2000m戦）出走馬。不良馬場で行われた前走を除くと、安定した成績を残している点に期待して対抗評価にしました。

過去好走例が多い前走都大路ステークス出走馬。前走都大路ステークスは、直線大外一気でまとめて交わす強い内容でした。2着馬とクビ差ですが、着差以上の能力差がありそうな勝ちっぷりだったと思います。6歳馬は劣勢傾向にありますが、前走の内容に期待して押えました。

東京コースのこの条件は合いそうです。後ろから進めるタイプなので、良い脚を見せながら前を捕まえきれず…というのはあるかもしれません。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、3着、6着、11着でした。本命◎マテンロウスカイは、3着でした。

押さえジャスティンカフェの快勝。やや速い流れになったこともあり、差し追い込み馬に展開が向いたような印象のレースでした。馬場の内が伸びないので、馬場の外を選択した馬は、良い脚を使っていたと思います。

押さえエアファンディタ。向こう正面では、ジャスティンカフェと同じぐらいの位置取りでした。最後は、伸びない内を選択して、そのまま11着…。終始、馬場の内を追走していましたし、外に出すことが出来ていれば、もう少し見せ場があったかもしれません。