日程 | 2022年1月10日(月曜) |
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開催 | 中山競馬場11R |
距離 | 芝1600m |
格付け | G3 |
条件 | 3歳牝馬 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 16頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
クッション値 | 9.6(10日) |
フェアリーステークス2022
3歳牝馬限定のマイル重賞、フェアリーステークス2022です。桜花賞に向けた一戦ですが、フェアリーステークス出走馬が桜花賞で好走する例(※昨年の優勝馬ファインルージュが桜花賞で3着に好走)がほとんど無いため、ステップレースとしては評価が難しいレースになると思います。
配当
過去10年のフェアリーステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは6回あります。馬連や3連複の高配当も多く、3連複万馬券は9回に及びます。波乱傾向のレースといっても良さそうです。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2021 | 6,970円 | 24,370円 | 120,220円 |
2020 | 4,510円 | 15,040円 | 93,230円 |
2019 | 2,890円 | 9,490円 | 54,740円 |
2018 | 3,230円 | 10,370円 | 46,640円 |
2017 | 5,990円 | 34,060円 | 275,620円 |
2016 | 5,600円 | 15,380円 | 79,270円 |
2015 | 32,220円 | 53,320円 | 482,170円 |
2014 | 9,130円 | 22,500円 | 132,210円 |
2013 | 39,140円 | 42,370円 | 515,610円 |
2012 | 33,120円 | 61,660円 | 509,720円 |
では過去10年のフェアリーステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2021良 | 1 | 9 | 54 | ファインルージュ | 3 | 未勝利戦(東京芝1400m) 1着(-0.3) | 1 |
2 | 15 | 54 | ホウオウイクセル | 8 | 未勝利戦(福島芝1800m) 1着(-0.2) | 2 | |
3 | 1 | 54 | ベッラノーヴァ | 6 | 未勝利戦(東京芝1400m) 1着(-0.3) | 4 | |
2020良 | 1 | 1 | 54 | スマイルカナ | 3 | ひいらぎ賞(1勝クラス) 1着(-0.0) | 6 |
2 | 8 | 56 | チェーンオブラブ | 7 | 赤松賞(1勝クラス) 4着(0.1) | 6 | |
3 | 5 | 56 | ポレンティア | 5 | 新馬戦(札幌芝1500m) 1着(-0.5) | 2 | |
2019良 | 1 | 1 | 54 | フィリアプーラ | 3 | 未勝利戦(中山芝1600m) 1着(-0.2) | 1 |
2 | 8 | 54 | ホウオウカトリーヌ | 4 | 黒松賞(500万) 1着(-0.1) | 1 | |
3 | 13 | 54 | グレイスアン | 5 | 新馬戦(東京芝1600m) 1着(-0.2) | 1 | |
2018良 | 1 | 14 | 54 | プリモシーン | 2 | 未勝利戦(東京芝1600m) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 10 | 54 | スカーレットカラー | 6 | 白菊賞(500万) 2着(0.2) | 6 | |
3 | 13 | 54 | レッドベルローズ | 7 | 新馬戦(東京芝1600m) 1着(-0.0) | 3 | |
2017良 | 1 | 15 | 54 | ライジングリーズン | 10 | アルテミスステークス(G3) 13着(1.6) | 12 |
2 | 3 | 54 | アエロリット | 1 | サフラン賞(500万) 2着(0.0) | 1 | |
3 | 8 | 54 | モリトシラユリ | 7 | 未勝利(中山ダ1800m) 1着(-0.7) | 1 | |
2016良 | 1 | 6 | 54 | ビービーバーレル | 3 | 赤松賞(500万) 3着(0.3) | 4 |
2 | 4 | 54 | ダイワドレッサー | 10 | 葉牡丹賞(500万) 9着(0.5) | 12 | |
3 | 5 | 54 | ダイワダッチェス | 7 | 未勝利(東京芝1400m) 1着(-0.2) | 1 | |
2015良 | 1 | 4 | 54 | ノットフォーマル | 11 | 赤松賞(500万) 8着(0.7) | 6 |
2 | 15 | 54 | ローデッド | 8 | 未勝利(中京芝2000m) 1着(-0.1) | 4 | |
3 | 1 | 54 | テンダリーヴォイス | 3 | 赤松賞(500万) 2着(0.0) | 3 | |
2014良 | 1 | 7 | 54 | オメガハートロック | 1 | 新馬(東京芝1600m) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 15 | 54 | ニシノアカツキ | 10 | ベゴニア賞(500万) 11着(0.8) | 10 | |
3 | 3 | 54 | リラヴァティ | 4 | 未勝利(阪神芝1600m) 1着(-0.1) | 3 | |
2013良 | 1 | 8 | 54 | クラウンロゼ | 10 | 新馬(東京芝1600m) 1着(-0.2) | 10 |
2 | 11 | 54 | ウキヨノカゼ | 5 | 新馬(東京芝1600m) 1着(-0.4) | 10 | |
3 | 14 | 54 | サンブルエミューズ | 2 | 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1) 8着(0.8) | 2 | |
2012良 | 1 | 8 | 54 | トーセンベニザクラ | 3 | 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1) 10着(0.7) | 9 |
2 | 5 | 54 | マイネエポナ | 14 | 未勝利(小倉芝1800m) 1着(-0.3) | 6 | |
3 | 4 | 54 | ダイワミストレス | 5 | 黒松賞(500万) 2着(0.0) | 1 |
過去10年のフェアリーステークス3着以内30頭中16頭を占めます。前走東京芝1400m~1600m戦に出走していた馬の好走が目立ちます。
過去10年のフェアリーステークス3着以内30頭中11頭を占めます。前走2着以下に敗れていた馬の好走が目立ちますが、前走大きく崩れていた馬の好走はありませんでした。
過去10年のフェアリーステークス3着以内30頭中19頭を占めます。一方、外枠(7~8枠)の好走例も多く、30頭中8頭を占めます。真ん中あたりの枠は、買い難い傾向にありそうです。
過去10年のフェアリーステークス3着以内30頭中12頭を占めます。2019年を除く9回で馬券圏内に好走しています。二桁人気の大穴の好走も目立ちます。
過去10年のフェアリーステークス3着以内30頭中27頭を占めます。関西馬の出走自体が少ない傾向にありますが、関東馬だけで決着する年が目立ちます。
予想
フェアリーステークス2022は、例年同様、難解なレースという印象を受けます。過去の波乱決着が続いているレースですし、今年も波乱の可能性はありそうです。昨年のフェアリーステークスは、予想から1着3着4着と惜しいレースだったのですが、考えて当たるレースでは無いと思うので、適当に買った方が良いレースかもしれません。
以下、簡単な考察と予想です。関東馬や過去好走例が多い枠の馬を選びました。ただ人気馬の凡走も目立つレースですし、全く当たる気がしません。
前走新馬戦優勝。前の馬で決着しそうな展開でしたが、外に出してから良い脚でまとめて差し切っていました。追ってからの加速も良く、ポテンシャルの高さを感じる勝ちっぷりだったと思います。
過去好走例が多い前走赤松賞出走馬。前走は優勝馬の強さが際立つレースで、何とか3着を確保したという印象を受けました。前走を見る限り重賞ではどうかな…という感じはありますが、内枠と好ローテに期待して、対抗評価にしました。
前走新馬戦は、好位から早めに動いての完勝でした。今回は、好走例が多い内枠に期待して押さえました。ただ過去、前走で中山芝の新馬戦未勝利戦だった馬の好走が少ないので、データ傾向からは買い難いところかもしれません。
過去好走例が多い7~8枠。データ傾向に期待して適当に押さえました。紐荒れがあれば…。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、2着、3着、4着、6着でした。本命◎スクルトゥーラは、6着でした。
着順 | 馬番 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 8 | 54 | ライラック | 5 | 京都2歳ステークス(G3) 8着(1.2) | 4 |
2 | 3 | 54 | スターズオンアース | 1 | 赤松賞(1勝クラス) 3着(0.5) | 1 |
3 | 2 | 54 | ビジュノワール | 7 | 新馬戦(中山芝1600m) 1着(-0.3) | 1 |
昨年に続いてる歯がゆい決着でした…。押さえていた穴馬ビジュノワールとフィールシンパシーが3~4着争い。対抗スターズオンアースが2着に加え、本命スクルトゥーラも直線で良い位置にいたので、直線では一瞬的中を期待してしまうレースでした。
優勝ライラック。前走2000戦からの出走ということもあり、スルーしてました。内目でロスなく立ち回った馬の好走が目立っただけに、大外からまとめて差し切ったのは、一頭だけ一枚上の強さを見せたレースだったと思います。