日程 | 2019年2月17日(日曜) |
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開催 | 東京競馬場 11R |
距離 | ダート1600m |
格付け | G1 |
条件 | サラ系4歳以上 |
斤量 | 定量(牡57kg) |
出走数 | 14頭 |
天気 | 晴れ(ヤフー天気) |
フェブラリーステークス2019
2019年最初のG1レース、フェブラリーステークス2019です。例年、国内ダート戦線のトップホースが集う一戦。今年も多数のG1実績馬が出走予定しており、ハイレベルなレースを期待できそうです。
配当
過去10年のフェブラリーステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えが3回あります。この3回を除くと、順当な決着が続いていますが、例年穴馬が1頭ほど馬券圏内に好走し、好配当を演出しています。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2018 | 1,140円 | 6,540円 | 41,560円 |
2017 | 1,470円 | 2,140円 | 9,240円 |
2016 | 680円 | 3,820円 | 16,010円 |
2015 | 1,570円 | 3,060円 | 12,370円 |
2014 | 84,380円 | 55,360円 | 949,120円 |
2013 | 10,330円 | 16,150円 | 111,130円 |
2012 | 10,510円 | 15,530円 | 141,910円 |
2011 | 1,100円 | 3,200円 | 12,240円 |
2010 | 890円 | 1,160円 | 4,190円 |
2009 | 4,710円 | 5,730円 | 57,720円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齡 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2018重 | 1 | 12 | セ6 | ノンコノユメ | 4 | 根岸ステークス(G3) 1着(-0.0) | 6 |
2 | 14 | 牡5 | ゴールドドリーム | 1 | チャンピオンズカップ(G1) 1着(-0.0) | 8 | |
3 | 6 | 牡8 | インカンテーション | 6 | 東京大賞典(G1) 7着(1.7) | 4 | |
2017良 | 1 | 3 | 牡4 | ゴールドドリーム | 2 | チャンピオンズカップ(G1) 12着(1.3) | 2 |
2 | 9 | 牡7 | ベストウォーリア | 5 | 根岸ステークス(G3) 2着(0.2) | 3 | |
3 | 10 | 牡5 | カフジテイク | 1 | 根岸ステークス(G3) 1着(-0.2) | 1 | |
2016重 | 1 | 14 | 牡4 | モーニン | 2 | 根岸ステークス(G3) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 7 | 牡4 | ノンコノユメ | 1 | チャンピオンズカップ(G1) 2着(0.2) | 3 | |
3 | 4 | 牡5 | アスカノロマン | 7 | 東海ステークス(G2) 1着(-0.3) | 4 | |
2015良 | 1 | 4 | 牡5 | コパノリッキー | 1 | 東海ステークス(G2) 1着(-0.7) | 1 |
2 | 14 | 牡5 | インカンテーション | 5 | 東海ステークス(G2) 3着(0.7) | 3 | |
3 | 10 | 牡5 | ベストウォーリア | 3 | チャンピオンズカップ(G1) 11着(1.0) | 9 | |
2014良 | 1 | 13 | 牡4 | コパノリッキー | 16 | フェアウェルステークス(OP) 9着(1.4) | 3 |
2 | 15 | 牡5 | ホッコータルマエ | 2 | 川崎記念(G1) 1着(-0.1) | 1 | |
3 | 11 | 牡6 | ベルシャザール | 1 | ジャパンカップダート(G1) 1着(-0.0) | 3 | |
2013良 | 1 | 2 | 牡5 | グレープブランデー | 3 | 東海ステークス(G2) 1着(-0.5) | 4 |
2 | 6 | 牡8 | エスポワールシチー | 9 | 東京大賞典(G1) 5着(1.7) | 4 | |
3 | 10 | 牡7 | ワンダーアキュート | 7 | 川崎記念(G1) 2着(0.1) | 1 | |
2012良 | 1 | 16 | 牡6 | テスタマッタ | 7 | 根岸ステークス(G3) 3着(0.2) | 5 |
2 | 3 | 牡6 | シルクフォーチュン | 4 | 根岸ステークス(G3) 1着(0.2) | 4 | |
3 | 10 | 牡6 | ワンダーアキュート | 2 | 東京大賞典(G1) 2着(0.0) | 3 | |
2011良 | 1 | 12 | 牡5 | トランセンド | 1 | ジャパンカップダート(G1) 1着(-0.0) | 1 |
2 | 13 | 牡7 | フリオーソ | 3 | 川崎記念(G1) 1着(-1.1) | 1 | |
3 | 5 | 牡4 | バーディバーディ | 4 | 東京大賞典(G1) 3着(1.0) | 5 | |
2010良 | 1 | 4 | 牡5 | エスポワールシチー | 1 | ジャパンカップダート(G1) 1着(-0.6) | 1 |
2 | 3 | 牡4 | テスタマッタ | 5 | 川崎記念(G1) 3着(0.4) | 4 | |
3 | 6 | 牡5 | サクセスブロッケン | 2 | 東京大賞典(G1) 1着(-0.0) | 2 | |
2009稍重 | 1 | 15 | 牡4 | サクセスブロッケン | 6 | 川崎記念(G1) 3着(0.7) | 2 |
2 | 14 | 牡4 | カジノドライヴ | 3 | アレキサンドライトステークス(1600万) 1着(-0.6) | 1 | |
3 | 2 | 牡7 | カネヒキリ | 1 | 川崎記念(G1) 1着(-0.1) | 1 |
過去10年のフェブラリーステークス3着以内30頭中11頭を占めます。伏兵の好走が目立ちます。
過去10年のフェブラリーステークス3着以内30頭中6頭を占めます。直近3年連続で馬券圏内に好走しています。なお6頭ともに、根岸ステークスで3着以内に好走していました。
中京競馬場が改修後に行われた2013年以降では、計4頭がフェブラリーステークス3着以内に好走しています。4頭ともに、東海ステークスで3着以内に好走していました。
予想
今年のフェブラリーステークス2019は、豪華なメンバーが揃いました。ゴールドドリームやオメガパフュームを中心に、レベルの高い上位争いが繰り広げられそうです。6連勝中のインティや重賞2連勝中のコパノキッキングにも注目が集まりそうです。
例年、4~7番人気ぐらいの中穴が馬券圏内に好走しているので、人気馬だけではなく、穴馬を押さえることが出来るかどうかも馬券のポイントになりそうですね。
以下、簡単な考察と予想です。インティを除いて、差し追い込み馬を狙いました。好配当狙いでゴールドドリームを消しましたが、どうなるでしょうか…。
近年(直近3年)差し追い込み決着が続いているレース。前走東京大賞典でゴールドドリームとケイティブレイブを抑えて、上がり最速の脚で差し切ったのは魅力ですね。ミルコ騎手が騎乗した5戦は、全て上がり最速を記録しています。ダートG1で小柄な馬格は気になるものの、強い4歳世代&好ローテの東京大賞典組と考えれば、狙い目になりそうです。
6連勝で前走東海ステークスを優勝。余力を感じさせる完勝だったので、全く底を見せていないと言えるかもしれません。直近3年連続で差し追い込み決着となっている為、脚質的には買い難いところですが、6連勝のパフォーマンスを考えれば、軽視するわけにも…。
重賞2連勝、ともに上がり最速で優勝。好ローテの根岸ステークス完勝と考えれば、勢いはありそうです。ただ昨年は、札幌ダート1000mの条件クラスを使っているぐらいですし、やはり距離が課題になるでしょうか。直近4戦は、後ろで脚を溜める競馬をするようになったので、ある程度、距離延長には対応できそうですが…。差し追い込み決着に期待して。
最後の末脚が堅実な1頭。前走根岸ステークスは、インコースを突く四位ジョッキーの好騎乗でした。初のG1レース出走になりますが、追い込みが突っ込んで来る展開になれば、上位食い込みもありそうです。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、1着、5着、10着、11着でした。本命◎オメガパフュームは、10着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 6 | 牡5 | インティ | 1 | 東海ステークス(G2) 1着(-0.3) | 1 |
2 | 3 | 牡6 | ゴールドドリーム | 2 | 東京大賞典(G1) 2着(0.1) | 1 |
3 | 2 | 牡5 | ユラノト | 8 | 根岸ステークス(G3) 2着(0.1) | 3 |
差し追い込み予想で後ろから行く馬を押さえていましたが、逃げたインティが優勝。上位は、内の好位を進めた馬が争う決着でした。
差し追い込み決着の過去3年は、最初の1000mが58秒台~59秒、今年は60.6秒ですから、武豊騎手の逃げがハマったという印象でした。コパノキッキングを除くと、直線で好位にいた馬しか上位に来ていないので、過去3年とは真逆の決着だったと思います。インティは前に行く脚質ですし、今年は交流G1でも期待できそうです。
そして後方から大外一気で5着まで突っ込んできたコパノキッキング。前残りの中では、強さが際立っていました。もう少し前が流れていれば、上の着順があったかもしれないですね。理想はマイル未満で後ろから…という馬だけに、今後G1レースとなると使うレースに迷いそうです。前残りの多い交流G1だと、取りこぼしもあるかもしれません。