フローラステークス2023過去データと予想 | 深く考えない競馬

フローラステークス2023過去データと予想

日程 2023年4月23日(日曜)
開催 東京競馬場11R
距離 芝2000m
格付け G2
条件 3歳牝馬
斤量 馬齢(54kg)
出走数 15頭
天気 晴れ(ヤフー天気)
クッション値 9.2(4月23日)

フローラステークス2023

オークス前哨戦、フローラステークス2023です。オークスに向けた好ステップレースですが、本番の優勝馬を占うというよりは、2~3着を輩出する傾向にあるレースです。いずれにせよオークスを考える上で、注目のレースだと思います。

東京競馬場の芝2000mコース

東京競馬場の芝2000mコース

配当

過去10年のフローラステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは6回(2014年、2016年~2018年、2021年、2022年)あります。3連複万馬券は7年連続で続いていますし、波乱傾向のレースといえそうです。

年度 馬連 3連複 3連単
2022 5,710円 46,490円 258,710円
2021 41,500円 40,940円 362,070円
2020 2,810円 12,460円 71,090円
2019 1,690円 13,580円 57,340円
2018 13,300円 20,750円 113,290円
2017 32,010円 35,940円 397,370円
2016 1,920円 53,680円 228,510円
2015 1,120円 1,970円 10,710円
2014 5,970円 189,600円 1,088,940円
2013 870円 6,880円 24,620円

では過去10年のフローラステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

フローラステークス2023過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
2022 1 2 エリカヴィータ 5 フェアリーステークス(G3) 10着(0.8) 2
2 3 パーソナルハイ 4 桜花賞(G1) 6着(0.2) 17
3 14 シンシアウィッシュ 9 君子蘭賞(1勝クラス) 2着(0.1) 3
2021 1 15 クールキャット 5 フラワーカップ(G3) 5着(0.3) 7
2 12 スライリー 14 クイーンカップ(G3) 10着(1.0) 16
3 3 ユーバーレーベン 2 フラワーカップ(G3) 3着(0.2) 1
2020 1 3 ウインマリリン 4 ミモザ賞(1勝クラス) 1着(-0.3) 4
2 7 ホウオウピースフル 2 クイーンカップ(G3) 6着(0.6) 3
3 16 フアナ 5 未勝利戦(阪神芝1800m) 1着(-0.2) 1
2019 1 4 ウィクトーリア 3 500万(中山芝1800m) 1着(-0.3) 2
2 2 シャドウディーヴァ 2 フラワーカップ(G3) 4着(0.7) 3
3 9 ジョディー 9 フラワーカップ(G3) 5着(0.9) 8
2018 1 4 サトノワルキューレ 1 ゆきやなぎ賞(500万) 1着(-0.1) 4
2 15 パイオニアバイオ 13 未勝利戦(中山芝2000m) 1着(-0.2) 1
3 16 ノームコア 5 フラワーカップ(G3) 3着(0.3) 4
2017 1 1 モズカッチャン 12 500万(中山芝1800m) 1着(-0.0) 2
2 7 ヤマカツグレース 10 君子蘭賞(500万) 2着(0.0) 4
3 14 フローレスマジック 2 クイーンカップ(G3) 3着(0.4) 2
2016 1 18 チェッキーノ 3 アネモネステークス(OP) 1着(-0.2) 3
2 11 パールコード 2 ミモザ賞(500万) 1着(-0.2) 1
3 6 アウェイク 13 フリージア賞(500万) 8着(1.8) 6
2015 1 5 シングウィズジョイ 2 君子蘭賞(500万) 1着(-0.1) 2
2 6 ディアマイダーリン 1 フラワーカップ(G3) 3着(0.2) 2
3 1 マキシマムドパリ 3 君子蘭賞(500万) 2着(0.1) 1
2014 1 2 サングレアル 4 福寿草特別(500万) 4着(0.6) 2
2 5 ブランネージュ 6 君子蘭賞(500万) 1着(-0.2) 2
3 17 マイネオーラム 13 フラワーカップ(G3) 6着(0.5) 11
2013稍重 1 12 デニムアンドルビー 1 未勝利(阪神芝2000m) 1着(-0.3) 1
2 10 エバーブロッサム 2 フラワーカップ(G3) 2着(0.0) 3
3 6 ブリュネット 9 未勝利(阪神芝1800m) 1着(-0.2) 5
1~3枠

過去10年のフローラステークス3着以内30頭中15頭を占めます。内枠が強いースといえそうです。一方、近年は8枠の好走も目立ちます。

前走重賞レース

過去10年のフローラステークス3着以内30頭中13頭を占めます。前走フラワーカップやクイーンカップ出走馬の好走が目立ちます。

前走芝1800m~2000m

過去10年のフローラステークスで3着以内30頭中23頭を占めます。1勝クラス連対馬(君子蘭賞、ミモザ賞)やフラワーカップ出走馬の好走が目立ちます。

予想

フローラステークス2023は、ほぼ例年並みのメンバーが揃いました。過去データの傾向からは、前走フラワーカップやクイーンカップ出走馬、前走芝1800m~2000m戦の連対馬が候補になるでしょうか。ただ7年連続で3連複万馬券が出ているレースですし、今年も人気馬の凡走や大穴の激走があるかもしれません。難解なレースだと思います。

以下、簡単な考察と予想です。過去データを考慮して、好ローテの馬や好枠の馬から選びました。ただ波乱が多いレースですし、全くと言っていいほど当たる気がしません。

◎6キミノナハマリア

過去好走例が多い前走1勝クラス連対馬。君子蘭賞出走馬の活躍も見られるので、深く考えず本命評価にしました。前走の勝ちっぷりも良さにも期待して…。

○7ゴールデンハインド

過去好走例が多い前走フラワーカップ出走馬。楽に前に行けそうなメンバー構成なので、逃げ先行からの粘り込みに期待して対抗評価にしました。

▲14イングランドアイズ

過去好走例が多い8枠。15ピクシレーションとどちらか1頭と考えると、イングランドアイズが候補になるでしょうか。新馬戦から2戦連続でハーパー(後に桜花賞4着)と小差のレースをしています。このメンバーならチャンスはありそうです。

△3マンマリアーレ

近年好走例が多い2枠。順当なら2ソーダズリングだと思いますが、波乱傾向のレースなので、人気薄のマンマリアーレを押さえました。新馬戦から5着を外していませんし、相手なりに走るタイプと考えれば押さえておいても…。

3連複4頭ボックス◎○▲△合計4点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、4着、8着、11着でした。本命◎キミノナハマリアは、11着でした。

フローラステークス2023結果
着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
1 7 ゴールデンハインド 7 フラワーカップ(G3) 4着(0.4) 7
2 2 ソーダズリング 1 未勝利戦(阪神芝1800m) 1着(-0.4) 1
3 1 ブライトジュエリー 4 未勝利戦(中京芝2000m) 1着(-0.7) 6

カスリもせず…。波乱が続く過去のフローラステークスと比べると、かたい決着でした。

優勝は、対抗ゴールデンハインド。展開が向きそうなメンバー構成でしたが、まさか逃げ切るとは…。最後は、後方外から人気馬ドゥムーランや押さえイングランドアイズが詰めて来ているものの、内の前目で進めた馬を捉え切れず…という感じでした。

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