日程 | 2019年10月19日(土曜) |
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開催 | 東京競馬場11R |
距離 | 芝1600m |
格付け | G3 |
条件 | 3歳以上 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 16頭 |
天気 | 曇り(ヤフー天気) |
富士ステークス2019
G1マイルチャンピオンシップに向けた一戦、富士ステークス2019です。1着馬には優先出走権が与えられます。例年、富士ステークスをステップにマイルチャンピオンシップで好走する馬が多く、秋の大一番に向けて注目のレースとなっています。
配当
過去10年の富士ステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは5回あります。以前は荒れるレースという印象でしたが、近年は大きな波乱が少なくなってきています。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2018 | 1,110円 | 2,620円 | 9,650円 |
2017 | 1,080円 | 12,820円 | 50,980円 |
2016 | 1,960円 | 3,340円 | 19,900円 |
2015 | 1,330円 | 4,780円 | 28,720円 |
2014 | 14,780円 | 46,230円 | 266,760円 |
2013 | 3,930円 | 74,840円 | 250,420円 |
2012 | 4,990円 | 95,330円 | 468,140円 |
2011 | 2,320円 | 7,610円 | 33,270円 |
2010 | 22,000円 | 309,520円 | 1,718,480円 |
2009 | 25,590円 | 160,550円 | 2,192,750円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2018良 | 1 | 8 | 牡5 | 56 | ロジクライ | 2 | 京成杯オータムハンデキャップ(G3) 3着(0.2) | 2 |
2 | 11 | 牝5 | 54 | ワントゥワン | 3 | 京成杯オータムハンデキャップ(G3) 2着(0.1) | 3 | |
3 | 14 | 牝5 | 54 | レッドアヴァンセ | 5 | ヴィクトリアマイル(G1) 3着(0.0) | 7 | |
2017不良 | 1 | 6 | 牡4 | 57 | エアスピネル | 1 | 札幌記念(G2) 5着(0.4) | 2 |
2 | 15 | 牡6 | 58 | イスラボニータ | 4 | 安田記念(G1) 8着(0.4) | 1 | |
3 | 13 | 牡5 | 57 | クルーガー | 11 | マイラーズカップ(G2) 10着(0.9) | 8 | |
2016良 | 1 | 3 | 牡4 | 57 | ヤングマンパワー | 3 | 関屋記念(G3) 1着(-0.0) | 3 |
2 | 4 | 牡5 | 58 | イスラボニータ | 4 | 安田記念(G1) 5着(0.3) | 4 | |
3 | 2 | 牡4 | 57 | ダノンプラチナ | 2 | 京成杯オータムハンデキャップ(G3) 3着(0.3) | 2 | |
2015良 | 1 | 3 | 牡3 | 54 | ダノンプラチナ | 4 | 皐月賞(G1) 11着(1.3) | 5 |
2 | 11 | 牡4 | 56 | サトノアラジン | 1 | エプソムカップ(G3) 2着(0.0) | 1 | |
3 | 14 | 牡5 | 58 | ロゴタイプ | 3 | オールカマー(G2) 4着(0.5) | 2 | |
2014良 | 1 | 16 | 牡3 | 54 | ステファノス | 2 | セントライト記念(G2) 4着(0.2) | 5 |
2 | 7 | 牡4 | 56 | シャイニープリンス | 12 | 京成杯オータムハンデキャップ(G3) 6着(0.3) | 10 | |
3 | 11 | 牡4 | 56 | レッドアリオン | 5 | 西宮ステークス(1600万) 1着(-0.3) | 2 | |
2013良 | 1 | 9 | 牡5 | 57 | ダノンシャーク | 1 | 京成杯オータムハンデキャップ(G3) 2着(0.2) | 2 |
2 | 12 | 牡5 | 58 | リアルインパクト | 9 | ダービー卿チャレンジT(G3) 12着(0.7) | 7 | |
3 | 4 | 牡3 | 54 | シャイニープリンス | 14 | 信越ステークス(OP) 14着(0.5) | 4 | |
2012良 | 1 | 18 | 牡3 | 54 | クラレント | 5 | ポートアイランドステークス(OP) 8着(0.3) | 6 |
2 | 10 | 牡3 | 55 | ファイナルフォーム | 3 | ラジオNIKKEI賞(G3) 1着(-0.3) | 2 | |
3 | 11 | 牡5 | 56 | ヒットジャポット | 14 | 六甲ステークス(OP) 6着(0.8) | 2 | |
2011不良 | 1 | 13 | 牡4 | 56 | エイシンアポロン | 1 | 毎日王冠(G2) 4着(0.1) | 10 |
2 | 8 | 牝4 | 54 | アプリコットフィズ | 6 | 京成杯オータムハンデキャップ(G3) 2着(0.1) | 7 | |
3 | 5 | 牡3 | 54 | マイネルラクリマ | 5 | オールカマー(G2) 6着(0.6) | 3 | |
2010良 | 1 | 9 | 牡4 | 56 | ダノンヨーヨー | 2 | ポートアイランドステークス(OP) 1着(-0.4) | 1 |
2 | 3 | セ6 | 57 | ライブコンサート | 14 | 安田記念(G1) 15着(1.4) | 18 | |
3 | 14 | 牡3 | 55 | ガルボ | 13 | ラジオNIKKEI賞(G3) 8着(0.7) | 13 | |
2009良 | 1 | 3 | 牡5 | 57 | アブソリュート | 6 | 安田記念(G1) 13着(1.4) | 8 |
2 | 17 | 牡6 | 56 | マルカシェンク | 11 | チャレンジカップ(G3) 14着(1.0) | 8 | |
3 | 10 | 牡8 | 56 | マイケルバローズ | 15 | 朱鷺ステークス(OP) 1着(-0.1) | 14 |
過去10年の富士ステークス3着以内30頭中16頭を占めます。2016年を除く過去9回で、毎年1頭以上が馬券圏内に好走しています。伏兵、穴馬の好走例も目立ちます。
過去10年の富士ステークス3着以内30頭中19頭を占めます。過去、二桁人気馬の好走劇が目立つレースですが、近年(直近5年)は1~5番人気馬が上位争いの中心になっています。直近5年の3着以内15頭中13頭が1~5番人気でした。
過去10年の富士ステークス3着以内30頭中4頭を占めます。そのうち1頭はG1馬イスラボニータ(2017年2着)、残る3頭が大波乱となった2009年~2010年の2~3着馬と考えると、6歳以上の馬は買い難い傾向にあるかもしれません。
予想
好メンバーが揃った今年の富士ステークス2019。前走G1レース勝ちのアドマイヤマーズとノームコアを中心に、重賞実績のある馬が集まりました。ただ有力馬は休養明けになるため、コンディション次第では波乱の可能性もありそうですね。
以下、簡単な考察と予想です。中穴ぐらいまでに馬を狙いましたが、全く当たる気がしません。
ディープインパクト産。近年の富士ステークスでは好走例が多く、過去7年で9頭のディープインパクト産が3着以内に好走しています。東京マイルも好成績を残していますし、押さえて良いかもしれません。ただ台風後、月曜と火曜の東京競馬場の結果を見る限り、結構速い時計が出る馬場状態。週末、雨予報が出ていますが、それでも速い時計の決着となる可能性はありそうです。速い時計の実績があるわけでは無いので、馬場次第では買い難いところですが…。
実績では無視できない1頭。休養明けに加えて、3歳で斤量57kgとハードルは高そうですが…。共同通信杯では、毎日王冠を楽勝したダノンキングリーの2着。距離適性の差という印象もあったので、マイル戦のここなら上位争いの候補になると思います。
過去、好走例の少ない6歳馬というのは、買い難い要素になるでしょうか。昨年の富士ステークス優勝馬ですが、前に行く有力馬がいなかった為、先行脚質がハマったような印象でした。とはいえ重賞実績や東京コースの相性を考えれば、上位争いの候補といえそうです。
NHKマイルカップでは、アドマイヤマーズの3着(0.1秒差)。さらに今回は、アドマイヤマーズよりも斤量が3kg軽いですし、アドマイヤマーズを買うならカテドラルもセットで押さえて良いかもしれません。末脚が活きる展開でこそというタイプなので、極端な前残りにならなければ…。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、3着、5着、9着、17着でした。本命◎レッドオルガは、3着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 16 | 牝4 | 56 | ノームコア | 2 | ヴィクトリアマイル(G1) 1着(-0.0) | 5 |
2 | 9 | 牡4 | 57 | レイエンダ | 3 | 新潟記念(G3) 10着(0.9) | 1 |
3 | 2 | 牝5 | 54 | レッドオルガ | 4 | ヴィクトリアマイル(G1) 11着(0.9) | 3 |
上位人気決着も、1番人気アドマイヤマーズなど、3歳馬が全て飛ぶ小波乱でした。
骨折明けでスルーしていたノームコアの完勝。叩きの一戦かと思いきや、きっちり差し切っての優勝でした。56kg背負っていましたし、強い内容だったと思います。逆に、次が買い難いパターンなのかどうかと考えすぎてしまいますね。
出遅れたカテドラルは、そのままインコース後方で脚を溜める追い込みでした。内が上手く空いていたそうで、そのまま直線でジリジリと伸びての5着でした。末脚を活かす競馬になると、堅実に走る印象です。