日程 | 2019年6月16日(日曜) |
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開催 | 函館競馬場 11R |
距離 | 芝1200m |
格付け | G3 |
条件 | 3歳以上 |
斤量 | 別定 |
出走数 | 7頭 |
天気 | 曇り(ヤフー天気) |
函館スプリントステークス2019
サマースプリントシリーズ第一戦、函館スプリントステークス2019です。夏競馬の始まりを感じる重賞レース。近年は波乱決着が多く、難関なレースとなっています。
配当
過去10年の函館スプリントステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えが5回あります。近年は、馬連万馬券も続いており、波乱傾向のレースと言えそうです。
年度 | 馬連 | 3連複 | 3連単 |
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2018 | 10,410円 | 11,690円 | 81,900円 |
2017 | 2,860円 | 4,110円 | 25,710円 |
2016 | 17,090円 | 43,840円 | 397,650円 |
2015 | 19,550円 | 200,320円 | 944,140円 |
2014 | 27,340円 | 89,720円 | 872,270円 |
2013 | 9,040円 | 16,510円 | 162,690円 |
2012 | 330円 | 13,180円 | 72,540円 |
2011 | 810円 | 950円 | 4,260円 |
2010 | 900円 | 3,060円 | 13,220円 |
2009 | 3,700円 | 56,950円 | 247,900円 |
では過去10年の前走データをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。2012年から6月開催に変更、2009年は札幌競馬場で開催されています。
過去10年の1~3着馬の前走データ
年度 | 着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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2018良 | 1 | 1 | 牡5 | 57 | セイウンコウセイ | 3 | 京王杯スプリングカップ(G2) 12着(0.5) | 5 |
2 | 9 | 牡7 | 56 | ヒルノデイバロー | 10 | 阪急杯(G3) 17着(0.8) | 9 | |
3 | 7 | 牝5 | 54 | ナックビーナス | 1 | 高松宮記念(G1) 3着(0.1) | 10 | |
2017良 | 1 | 8 | 牝3 | 50 | ジューヌエコール | 3 | 桜花賞(G1) 9着(0.8) | 12 |
2 | 3 | 牡4 | 56 | キングハート | 4 | 鞍馬ステークス(OP) 1着(-0.0) | 3 | |
3 | 4 | セ9 | 56 | エポワス | 7 | 大阪-ハンブルクカップ(OP) 1着(-0.1) | 4 | |
2016良 | 1 | 16 | 牝3 | 50 | ソルヴェイグ | 12 | 桜花賞(G1) 17着(2.0) | 8 |
2 | 3 | 牡3 | 52 | シュウジ | 2 | NHKマイルカップ(G1) 12着(0.6) | 8 | |
3 | 1 | 牝4 | 54 | レッツゴードンキ | 7 | ヴィクトリアマイル(G1) 10着(1.4) | 8 | |
2015良 | 1 | 9 | 牡5 | 56 | ティーハーフ | 4 | 彦根ステークス(1600万) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 16 | 牡6 | 56 | アースソニック | 14 | 韋駄天ステークス(OP) 3着(0.2) | 5 | |
3 | 13 | 牡3 | 52 | レンイングランド | 12 | NHKマイルカップ(G1) 16着(1.6) | 14 | |
2014良 | 1 | 3 | 牡7 | 58 | ガルボ | 8 | 高松宮記念(G1) 11着(1.3) | 13 |
2 | 10 | 牝4 | 54 | ローブティサージュ | 6 | ヴィクトリアマイル(G1) 11着(0.6) | 15 | |
3 | 9 | 牝3 | 50 | クリスマス | 4 | 優駿牝馬(G1) 12着(1.6) | 15 | |
2013良 | 1 | 14 | 牡6 | 58 | パドトロワ | 6 | 京王杯スプリングカップ(G2) 14着(1.0) | 17 |
2 | 5 | 牝5 | 54 | シュプリームギフト | 5 | 鞍馬ステークス(OP) 4着(0.1) | 3 | |
3 | 1 | 牝5 | 54 | フォーエバーマーク | 3 | 福島民友カップ(OP) 2着(0.3) | 4 | |
2012良 | 1 | 2 | 牡5 | 56 | ドリームバレンチノ | 2 | 安土城ステークス(OP) 1着(-0.2) | 2 |
2 | 1 | 牡4 | 56 | ロードカナロア | 1 | 高松宮記念(G1) 3着(0.1) | 1 | |
3 | 10 | 牝6 | 54 | ビスカヤ | 11 | 朱雀ステークス(1600万) 10着(0.7) | 11 | |
2011良 | 1 | 2 | 牝4 | 54 | カレンチャン | 1 | 阪神牝馬ステークス(G2) 1着(-0.1) | 1 |
2 | 3 | 牡3 | 53 | テイエムオオタカ | 3 | 道新スポーツ杯(1000万) 1着(-0.6) | 1 | |
3 | 1 | 牝4 | 54 | アンシェルブルー | 2 | ヴィクトリアマイル(G1) 5着(0.4) | 9 | |
2010良 | 1 | 1 | 牝4 | 54 | ワンカラット | 2 | CBC賞(G3) 3着(0.2) | 3 |
2 | 13 | 牡6 | 59 | ビービーガルダン | 1 | 高松宮記念(G1) 2着(0.0) | 6 | |
3 | 5 | 牡5 | 56 | アポロフェニックス | 5 | CBC賞(G3) 7着(0.7) | 10 | |
2009良札幌 | 1 | 6 | 牝3 | 51 | グランプリエンゼル | 1 | NHKマイルカップ(G1) 3着(0.6) | 13 |
2 | 14 | 牡9 | 57 | タニノマティーニ | 8 | CBC賞(G3) 9着(0.6) | 15 | |
3 | 8 | 牡6 | 56 | ブラックバースピン | 12 | 欅ステークス(OP) 15着(2.5) | 11 |
過去10年の函館スプリントステークス3着以内30頭中13頭を占めます。そのうち5頭が優勝しています。
過去10年の函館スプリントステークス3着以内30頭中13頭を占めます。直近5年では、3着以内15頭中9頭に及びます。
6月開催となった2012年以降、過去7年の函館スプリントステークスでは、上位人気馬が不振傾向にあります。
- 1番人気(1-1-0-5)
- 2番人気(1-1-0-5)
- 3番人気(2-0-1-4)
予想
好メンバーが揃った今年の函館スプリントステークス2019。前走高松宮記念組の実力馬を中心に骨っぽいメンバーになりそうです。ただ過去、大穴の激走による波乱決着が多い一戦。人気薄の好走もあるかもしれません。
以下、簡単な考察と予想です。2016年以降、中団より前の馬で決着しているので、中団より前に行きそうな穴馬を中心に選びました。ただ全く当たる気がしません…。
追記:多量の除外の為、少頭数7頭立てになり、狙っていた穴馬が穴馬じゃなくなりました。何が来てもおかしくないメンバーだと思います。対抗にタワーオブロンドン、押さえにサフランハートを追加しました。買い目は、ボックスに変更しています。
前走京王杯スプリングカップは、10着(勝ち馬と0.4秒差)。直線半ばで差し馬が突っ込んでくる中、粘っていました。上位陣は接戦でしたし、レコード決着を考えれば、見せ場はあったと思います。後ろ過ぎない位置で進めることが出来れば…。
この7頭なら、買い目に入れないといけないところでしょうか。マイル戦は少し長いとルメール騎手が言っていた馬で、東京芝1400m戦で強い競馬を見せています。デビューから2戦は芝1500m戦を使っており、逆にスプリント戦は少し短いという可能性がありそうです。58kgをこなすことが出来れば…。
好走例の多い牝馬。前走高松宮記念を除けば、このクラスで崩れていないのは魅力です。昨年のキーンランドカップのように、好位のインでロスなく進めることが出来れば…。
アスターペガサスやカイザーメランジェと迷いつつ…、人気馬決着もつまらないので、人気薄のサフランハートを押さえました。このメンバーでも格下という印象ですが、最内枠を活かしてロスなく進めれば、紐に食い込むシーンがあるかもしれません。
好走例の多い前走G1レース出走馬。人気馬の成績が良くないのは気になる要素ですが、このメンバーなら3着は外したくないところだと思います。洋芝の実績もありますし、期待の本命です。
前走1600万クラス勝ち馬。データ傾向からは、買い難いところでしょうか。前走船橋ステークスは、中団から外に出しての差し切り勝ち。直線ノーステッキで、2着以下の馬とは力の差を感じる内容でした。
結果
簡潔なまとめです。馬券的には、3着、4着、5着、7着でした。本命◎ダイメイフジは、4着でした。
着順 | 馬番 | 性齢 | 斤量 | 馬名 | 人気 | 前走 | 前走人気 |
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1 | 10 | 牡4 | 56 | カイザーメランジェ | 5 | 韋駄天ステークス(OP) 6着(0.8) | 4 |
2 | 11 | 牡3 | 52 | アスターペガサス | 2 | 葵ステークス(G) 2着(0.0) | 13 |
3 | 13 | 牡4 | 58 | タワーオブロンドン | 1 | 京王杯スプリングカップ(G2) 1着(-0.1) | 1 |
晩に録画を見ました。馬券はカスリもせず…。
7頭ということもあって、例年よりも少し緩い流れ。前がやり合うこともなく、前に行ったカイザーメランジェとアスターペガサスがそのまま勝ち負けとなりました。
内心ダイメイフジの逃げを予想していましたが、スタートが良かったカイザーメランジェが自然なかたちの逃げ。追い込みだと思っていたアスターペガサスが2番手。展開予想すら真逆になってしまいました。
1番人気タワーオブロンドンは、展開が向かなかったという感じですが、力のいる馬場、初のスプリント戦、前残り、斤量58kgを考えれば、負けて強しだと思います。