阪急杯2021過去データと予想

阪急杯2021

高松宮記念に向けた一戦、阪急杯2021です。ステップレースとしての相性が良く、高松宮記念好走馬を数多く輩出しています。大舞台に向けて重要なレースと言えそうです。

配当

過去10年の阪急杯の配当を見ると、3連単10万馬券超えは3回あります。2017年の248万馬券は異例の波乱だと思いますが、それでも例年中穴程度の馬が馬券に絡み、馬連や3連複の好配当が続いています。波乱含みのレースと考えて良いかもしれません。

では過去10年の阪急杯で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年の阪急杯3着以内30頭中17頭を占めます。例年1頭以上が馬券圏内に好走しています。一方、外枠（7～8枠）の好走も多く、30頭中9頭を占めます。真ん中よりも内か外枠が狙い目といえるかもしれません。

過去10年の阪急杯3着以内30頭中9頭を占めます。阪神カップの着順に関係なく、好走例が目立ちます。

過去10年の阪急杯3着以内30頭中26頭を占めます。阪神カップ組のほか、マイル重賞（京都金杯、東京新聞杯、マイルチャンピオンシップなど）に出走していた馬の好走が目立ちます。

予想

阪急杯2021は、ほぼ例年並みのメンバー構成になるでしょうか。実績面では、阪神カップ組やレシステンシアが上位争いの候補になりそうです。ただ近年は波乱決着が多いレース。穴馬の好走もあるかもしれません。

以下、簡単な考察と予想です。人気3頭を中心に狙いました。

過去好走例が多い1枠。阪神カップ組の好走も目立つレースなので、データ傾向からは狙い目になりそうです。前走よりも少しメンバーが落ちるここなら、勝ち負けがあっても良いと思います。深く考えず本命評価にしました。

勝ち負けしたレースを見る限り、速い流れの方が良さそうなので、逃げても先行でも飛ばして行くことになるでしょうか。前が残るレースになら、勝ち負けまで期待したところですが…。

実績面では勝ち負け候補になるでしょうか。ただ過去極端に劣勢傾向にある5枠。内か外枠の活躍が目立つレースなので、やや評価を落としました。

過去好走例が多い7～8枠からジャンダルムを押さえました。好ローテの阪神カップ組と直近3戦の安定感にも期待して…。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、3着、4着、5着でした。本命◎ダノンファンタジーは、5着でした。

コースレコード決着。内心3着は外さないのでは…と思っていたダノンファンタジーとインディチャンプが揃って馬券圏外となりました。

本命ダノンファンタジーは、出遅れて後方からの進める展開…。密集した馬群から抜け出すのも手間取った感じで、5着に敗れました。前が残る今の馬場はキツい印象でした。インディチャンプも4着まで詰めてきてるものの、ダノンファンタジー同様に後ろからのレースが敗因だったと思います。