阪神大賞典2022過去データと予想

阪神大賞典2022

天皇賞春の前哨戦、阪神大賞典2022です。阪神大賞典好走馬が天皇賞春でも活躍する傾向にあり、本番に繋がりやすいレースといえそうです。今年も本番に向けて注目のレースになると思います。

阪神競馬場の芝3000mコース

配当

過去10年の阪神大賞典の配当を見ると、3連単10万馬券超えは1回あります。昨年を除くと大きな波乱は少ないですが、直近3年だけ見れば、やや波乱含みのレースという印象を受けます。

では過去10年の阪神大賞典で3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年の阪神大賞典3着以内30頭中26頭を占めます。大穴の好走が少ないレースといえそうです。とはいえ上位人気3頭の決着も無く、例年4番人気以下の穴馬が馬券圏内に好走しています。

過去10年の阪神大賞典3着以内30頭中26頭を占めます。近年は、前走有馬記念やダイヤモンドステークス出走馬の活躍が目立ちます。

過去10年の阪神大賞典3着以内30頭中16頭を占めます。以前は内枠（1～2枠）の好走が多い傾向にありましたが、近年は真ん中～外枠の好走が増加傾向にあります。

予想

阪神大賞典2022は、ほぼ例年並みのメンバーが揃いました。実績面では、昨年の優勝馬ディープボンドの一強になるでしょうか。ただ直近3年は、波乱含みのレースということもあり、ディープボンドが馬券になったとしても、残る2頭は大混戦だと思います。伏兵の取捨が馬券のポイントになりそうです。

以下、簡単な考察と予想です。好走例が多い前走有馬記念やダイヤモンドステークス出走馬を狙いました。ただ対抗以下の候補が多すぎて、当たる気がしません。

過去好走例が多い前走有馬記念出走馬。順当なら勝ち負け候補になるでしょうか。目標はこのあとのG1になると思うので、取りこぼすならここかもしれませんが、深く考えず本命評価にしました。

過去好走例が多い前走ダイヤモンドステークス出走馬。一昨年（角居厩舎）の阪神大賞典では、2着に好走しています。関東馬の好走が極端に少ないのは気になるところですが、長距離戦で安定した成績を残していることに期待して、対抗評価にしました。

過去好走例が多い前走有馬記念出走馬。一昨年の阪神大賞典優勝馬＆昨年の2着馬です。レース巧者に期待して押さえました。後ろから進めて届くかどうかというレースになると思うので、前が残る決着になると厳しいかもしれません。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、5着、7着でした。本命◎ディープボンドは、1着でした。

ディープボンドの完勝。早めに動いて行って、きっちり前を捉える強い内容だったと思います。

緩い流れだったこともあり、後方追い込み勢にはきついレースだったかもしれません。2着以下は、好位～中団前で進めた馬が伸びて来ることになりました。対抗トーセンカンビーナは、今日の決着では厳しい位置取りだったと思います。押さえユーキャンスマイルも普段より前で進めて、早めに動いていたように見えますが、見せ場なく5着でした。