阪神牝馬ステークス2017過去10年のデータと予想

「阪神牝馬ステークス2017」です。G1ヴィクトリアマイル2017の前哨戦として行われます。昨年から芝1600m戦に変更となり、よりローテとして重要性が増したように思います。昨年のヴィクトリアマイル2016 1～2着馬のストレイトガール＆ミッキークイーンは、ともに阪神牝馬ステークス2016をステップに出走していました。

過去10年の阪神牝馬ステークスの配当を見ると、やや波乱含みの印象ですが、芝1600m戦となった昨年が硬い決着となっており、今年も硬めの決着では…と思っています。

では過去10年の前走データをまとめました。よろしければ、ご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年の阪神牝馬ステークス3着以内30頭中9頭を占めます。特に近年は、好走例が多いローテとなっています。

過去10年の阪神牝馬ステークス3着以内30頭中15頭を占めます。

過去10年の阪神牝馬ステークス3着以内30頭中3頭のみです。

• 2015年2着ベルルミエール（前走京都牝馬ステークス10着）
• 2013年3着クィーンズバーン（前走阪急杯13着）
• 2010年3着カノヤザクラ（前走高松宮記念15着）

過去10年の阪神牝馬ステークス3着以内では、前走勝ち馬から1秒以上離されて負けていた馬は、以下の2頭のみです。

• 2015年2着ベルルミエール（前走京都牝馬ステークス10着、勝ち馬から1.0秒遅れ）
• 2011年2着アンシェルブルー（前走洛陽ステークス5着、勝ち馬から1.2秒遅れ）

馬券予想

過去10年の傾向から「前走京都牝馬ステークス」「4歳馬」「前走好走馬」に注目です。

阪神牝馬ステークス2017は、ミッキークイーンとクイーンズリングのG1実績馬を除くと、やや混戦ムードという印象で、2～3着なら…という馬は多そうです。

データ的には、京都牝馬ステークス2017組や4歳馬に注目ですが、昨年の阪神牝馬ステークス2016が3着まで重賞実績馬だけで決まってるだけに、今年も大穴は無いのでは…と思っています。

以下、簡単な考察と予想です。

前走有馬記念2016 5着。昨年同様、ここをステップにヴィクトリアマイルでしょうか。叩き濃厚の一戦ですが、昨年の阪神牝馬ステークス2016のように、強い逃げ馬（スマートレイアー）はいません。

今回、重賞好走歴のある馬や勢いのある4歳馬がいて手強そうなメンバーですが、久々の差し切り勝ちを期待したいですね。

前走香港カップ2016 9着。不安点は、海外レース明けということぐらいだと思います。

1400m戦がベストの馬と思いきや、昨年府中牝馬ステークス2016 1着～エリザベス女王杯2016 1着と距離が伸びても問題ない勝ちっぷりでした。別定戦で56kgを背負いますが、相手関係からも上位争い必死でしょうか。

前走京都牝馬ステークス2017 8着。ベストは1400mの馬という感じですが、好相性の京都牝馬ステークスステークス組＆4歳馬となると、押さえておいた方が良いでしょうか。

マイル戦も2走前のターコイズステークス2016では、マジックタイムやレッツゴードンキ相手に、勝ち馬から0.3秒差と好走していますし、能力的には上位争いがありえそうです。

前走うずしおステークス2017 1着。前走は早めの抜け出しから、そのまま他馬を寄せ付けないかたちで快勝しました。抜け出してからも伸びて、最後は流していました。ただ、前残り傾向の馬場だったので、快勝をそのまま評価して良いのか難しいところではあります。

レース相性の良い4歳馬、好走例の多いディープインパクト産と、データ的には押さえておきたい1頭でしょうか。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、3着、8着、15着でした。

本命◎ミッキークイーンは1着でした。

録画を見たんですが、ミッキークイーンは、このメンバーなら流石に負けられないというような勝ちっぷりでした。決して重馬場がプラスというような馬ではないと思うので、この内容なら本番が楽しみです。

他、掲示板は4歳馬が独占。やはり4歳馬の相性が良いレースです。押さえたアットザシーサイドは8着に破れましたが…(・Θ・;)

そして、胸糞悪くなるのはクイーンズリングですね…。海外帰りは心配な要素ではあったんですが、流石にこの負けっぷりは、次回以降の馬券を買う気が失せます。プラス14kgに加え、かかり気味でした。直線は全く追わず、持ったままズルズル…。落鉄もしていたそうです。

馬券を買う側の気持ちとしては、「出来は、昨年の半分以下です。」とでも言っておいて欲しいところです。ここを叩いて、次が目標なんだとは思いますが…。