阪神牝馬ステークス2021過去データと予想

阪神牝馬ステークス2021

ヴィクトリアマイルの前哨戦、阪神牝馬ステークス2021です。2016年から芝1600m戦に変更となったことで、より本番に直結するレースになりました。5年連続でヴィクトリアマイル上位争いの中心が阪神牝馬ステークス組となっており、今年も本番に向けて注目のレースになりそうです。

配当

過去10年の阪神牝馬ステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは3回あります。近年は馬連や3連複万馬券も出ており、波乱含みのレースといえそうです。

では過去10年の阪神牝馬ステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。2015年以前は、芝1400mで行われています。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年の阪神牝馬ステークス3着以内30頭中9頭を占めます。穴馬の好走が目立ちます。

過去10年の阪神牝馬ステークス3着以内30頭中18頭を占めます。昨年を除く過去9回で1頭以上が連対しています。

阪神芝1600m戦に変更となった2016年以降、過去5年の阪神牝馬ステークス3着以内15頭中11頭を占めます。真ん中～外枠の好走例が多い傾向にあります。

予想

阪神牝馬ステークス2021は、例年よりも層が薄いメンバーだと思います。波乱の多いレースですが、今年は人気を集めそうな前走京都牝馬ステークス出走馬や4歳馬が上位争いの中心になりそうです。このメンバーなら大きな波乱は無さそうと考えていますが、どうなるでしょうか。

以下、簡単な考察と予想です。外目の枠を中心に狙いました。

過去好走例が多い京都牝馬ステークス組。出走馬の殆どが追い込み馬というメンバー構成を考えると、スムーズな単騎逃げが出来そうです。逃げ粘りに期待して、本命評価にしました。

前走中山牝馬ステークス7着。雨の不良馬場で行われ、人気馬が総崩れの波乱決着でした。度外視して良いかもしれません。先行～好位で進めることが出来そうな脚質なので、人気の追い込み馬が不発の展開になれば…。

オークスで2番人気の支持を集めた4歳馬。追い込み一辺倒という脚質なので、極端な前残りレースになると、見せ場なく…というレースになってしまうかもしれません。今回は、外枠の好走が目立つレース傾向に期待して、押さえました。

重賞では崩れてるので、ここでは格下になるでしょうか。過去好走例が多い外枠と大穴に期待して押さえました。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、1着、6着、9着、11着でした。本命◎イベリスは、6着でした。

カスりもせず…。

後方外から直線一気のデゼルがまとめて交わす追い込み決着でした。2着マジックキャッスルは内を突く追い込みで、1～2着ともに追い込み脚質の重賞実績馬となりました。本命イベリスは想定通りの逃げ。後半の手応えを見る限り、マイル戦だと少し距離が長そうな印象でした。