香港カップ2020過去データと予想

香港カップ2020

香港競馬の祭典。同日に4レースのG1（香港ヴァーズ、香港スプリント、香港マイル、香港カップ）が行われます。時差が殆ど無いため、JRA開催時刻と同じ時間帯に楽しむことが出来ます。

香港カップ2020には、日本からダノンプレミアム、ウインブライト、ノームコアが出走を予定しています。過去、日本馬の活躍が目立つレースですし、3頭ともに十分にチャンスがありそうです。

配当

JRAで馬券が販売された過去4年の香港カップの配当を見ると、順当な決着が続いています。JRAで販売されていない2015年以前も大きな波乱が無いので、人気馬が結果を残しやすい舞台といえるかもしれません。

では以下、過去10年の香港カップで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年の香港カップ3着以内30頭中15頭を占めます。特に近年は、前哨戦のジョッキークラブカップを叩いた香港調教馬の好走例が目立ちます。

日本調教馬の成績（過去10年）

過去10年の3着以内に来た日本調教馬は、延べ7頭います。そのうち6頭が前走天皇賞秋に出走していました。3頭の優勝馬を出していますし、日本馬の相性が良いレースといえそうです。

予想

以下、簡単な考察と予想です。ジョッキークラブカップ優勝馬と前走G1レース出走馬を狙いました。スルーしていますが、日本馬ダノンプレミアムとノームコアにもチャンスがあると思います。

ジョッキークラブカップ組の中では、有力候補になるでしょうか。前走は、好位抜け出しで完勝。最後は余力を残したままという勝ちっぷりでした。好走例が多いローテに期待しての本命評価です。

戦ってきた相手を考えれば、勝ち負けがあっても良さそうなアイルランド調教馬。ここは深く考えず、対抗評価にしました。

前走天皇賞秋も休み明けという感じの状態だったみたいなので、やはり順調さという意味では、やや買い難いところかもしれません。今回は、昨年の香港カップとクイーンエリザベス2世カップを制した力とコース相性に期待して、押さえました。

前走チャンピオンステークスは、インコースを好位から抜け出しての2着でした。実力馬マジカルの猛追を凌いでの2着で、このメンバーのここでも無視できない馬だと思います。紐荒れがあれば…。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、2着、3着、5着、7着でした。本命◎フローレは、5着でした。

大逃げした前走エリザベス女王杯から一転、ノームコアが外から追い込んでまとめて差し切りました。2〜3着には、順当に人気馬マジカルとマジカルという決着でした。