香港マイル2019過去10年のデータと予想

香港マイル2019

香港競馬の祭典。同日に4レースのG1（香港ヴァーズ、香港スプリント、香港マイル、香港カップ）が行われます。時差が殆ど無いため、JRA開催時刻と同じ時間帯に楽しむことが出来ます。JRAのレースも買うと、時間的に天手古舞になりそうですが…。

香港マイル2019には、日本からアドマイヤマーズ、インディチャンプ、ノームコア、ペルシアンナイトの4頭が出走を予定しています。インディチャンプを中心に4頭ともにマイルG1実績馬ですが、マイルの香港勢は強いため、厳しいレースになるかもしれません。

配当

JRAで馬券が販売された過去3年の香港マイルの配当を見ると、波乱含みのレースという印象です。昨年こそ1番人気馬が勝ち切りましたが、過去穴馬の好走が多いレース。今年も波乱を想定した方が良いかもしれません。

では以下、過去10年の香港マイルで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1～3着馬の前走データ

過去10年の香港マイル3着以内30頭中23頭を占めます。特に近年は、前哨戦のジョッキークラブマイルを叩いた香港調教馬の好走が多いです。

日本調教馬の成績（過去10年）

過去10年の3着以内に来た日本調教馬は、モーリス、グランプリボス、ヴィブロスの3頭のみです。日本馬は、かなり苦戦を強いられています。前走マイルチャンピオンシップ好走馬も尽く敗れているので、香港マイルG1の壁は厚い印象を受けます。

予想

以下、簡単な考察と予想です。なお投票はゲート番号ではなく馬番です。ご注意ください。

前走ジョッキークラブマイルは、3番手追走から、直線で前の2頭を交わしての完勝でした。G1馬が揃っていますが、ここは前走の勝ちっぷりに期待しての本命です。

前走ジョッキークラブマイルは、早め抜け出しで押し切るかと思いきや、徐々に失速しての3着でした。斤量差もありましたし、叩きの一戦だったと考えれば、ここでは前走1～2着馬と逆転があっても良いかもしれません。香港マイル二連覇（2017年～2018年）の舞台。今年も無くは無い1頭だと思います。

過去10年で安田記念とマイルチャンピオンシップの春秋制覇したのは、モーリスとインディチャンプのみ。モーリスレベルのマイラーと考えれば、狙っても良さそうです。あとは初海外、初コースさえクリアできれば…。

前走ジョッキークラブマイルは、中団後ろからの追い込みで4着。前の3頭で決着したレースでしたが、最後の最後まで脚を伸ばして、詰めて来ていました。見せ場はあったと思います。今年のチャンピオンズマイルでは3着、香港ゴールドカップ4着と香港のG1戦線では大崩れしていません。紐荒れがあれば、馬券圏内に加わってくるシーンがあっても…。

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、2着、3着、7着、10着でした。本命◎ワイククは、2着でした。

夜中に録画を見ました。

人気薄の日本馬アドマイヤマーズが優勝。ほぼ考えることなくスルーした馬で、これは買えませんでした。日本の2歳マイルG1、3歳マイルG1を制した馬ですが、まさか日本馬にとって鬼門のここで勝ち切るとは…。インディチャンプは、内で包まれて出すスペースなくチグハグな内容。上位争いは、不利なく外を差してきた馬というレースでした。