ホープフルステークス2023過去データと予想 | 深く考えない競馬

ホープフルステークス2023過去データと予想

日程 2023年12月28日(木曜)
開催 中山競馬場11R
距離 芝2000m
格付け G1
条件 2歳
斤量 馬齢(牡56kg,牝55kg)
出走数 18頭
クッション値 9.0(12月28日)

ホープフルステークス2023

2歳G1、ホープフルステークス2023です。2014年にラジオNIKKEI杯2歳ステークスがホープフルステークス(オープン特別)と入れ替わり、その後2017年にG1昇格して、現行のホープフルステークスとなりました。長く出世レースの印象はないレースでしたが、近年の上位馬は、後の重賞戦線でも活躍しています。来年に向けて、注目のレースだと思います。

中山競馬場の芝2000mコース

中山競馬場の芝2000mコース

配当

過去10年のホープフルステークスの配当を見ると、3連単10万馬券超えは2回あります。近年は順当な決着が続いていましたが、昨年は波乱決着(246万馬券)となりました。昨年が例外的な年と考えれば、荒れにくいレースともいえますが、今年はどうなるでしょうか。

年度 馬連 3連複 3連単
2022 64,580円 232,970円 2,466,010円
2021 1,270円 7,680円 27,610円
2020 680円 1,900円 5,560円
2019 810円 580円 2,760円
2018 640円 1,130円 3,650円
2017 1,440円 10,920円 52,380円
2016 2,380円 3,600円 15,250円
2015 1,220円 840円 7,790円
2014 9,330円 76,660円 345,220円
2013 2,520円 2,990円 34,310円

では過去10年のホープフルステークスで3着以内に入った馬のデータをまとめました。よろしければご活用とご参考になさってください。

過去10年の1~3着馬の前走データ

ホープフルステークス2023過去データ表
表の色分けについては、過去データ表の見方にまとめています。
年度 着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
2022 1 11 ドゥラエレーデ 14 東京スポーツ杯2歳ステークス(G2) 4着(0.2) 6
2 8 トップナイフ 7 京都2歳ステークス(G3) 2着(0.0) 3
3 15 キングズレイン 6 百日草特別(1勝クラス) 1着(-0.2) 3
2021 1 5 キラーアビリティ 2 萩ステークス(LR) 2着(0.0) 1
2 8 ジャスティンパレス 4 黄菊賞(1勝クラス) 1着(-0.1) 1
3 3 ラーグルフ 8 芙蓉ステークス(OP) 1着(-0.0) 4
2020 1 10 ダノンザキッド 1 東京スポーツ杯2歳ステークス(G3) 1着(-0.2) 1
2 1 オーソクレース 3 アイビーステークス(LR) 1着(-0.0) 2
3 2 ヨーホーレイク 4 紫菊賞(1勝クラス) 1着(-0.0) 1
2019 1 2 コントレイル 1 東京スポーツ杯2歳ステークス(G3) 1着(-0.8) 1
2 5 ヴェルトライゼンデ 3 萩ステークス(LR) 1着(-0.1) 1
3 7 ワーケア 2 アイビーステークス(LR) 1着(-0.5) 1
2018 1 5 サートゥルナーリア 1 萩ステークス(OP) 1着(-0.3) 1
2 8 アドマイヤジャスタ 2 紫菊賞(500万) 1着(-0.2) 1
3 1 ニシノデイジー 3 東京スポーツ杯2歳ステークス(G3) 1着(-0.0) 8
2017 1 7 タイムフライヤー 1 京都2歳ステークス(G3) 2着(0.0) 1
2 15 ジャンダルム 4 デイリー杯2歳ステークス(G2) 1着(-0.2) 5
3 13 ステイフーリッシュ 8 新馬戦(中京芝2000m) 1着(-0.4) 3
2016 1 2 レイデオロ 1 葉牡丹賞(500万) 1着(-0.2) 1
2 11 マイネルスフェーン 8 未勝利戦(東京芝2000m) 1着(-0.1) 1
3 6 グローブシアター 2 新馬戦(京都芝1800m) 1着(-0.1) 1
2015 1 6 ハートレー 3 新馬(東京芝2000m) 1着(-0.2) 1
2 9 ロードクエスト 1 新潟2歳ステークス(G3) 1着(-0.7) 1
3 8 バティスティーニ 2 黄菊賞(500万) 1着(-0.6) 1
2014 1 10 シャイニングレイ 2 新馬(京都芝2000m) 1着(-0.6) 2
2 6 コメート 8 きんもくせい特別(500万) 1着(-0.0) 1
3 7 ブラックバゴ 9 未勝利(東京芝1800m) 1着(-0.1) 2
2013 1 2 エアアンセム 8 新馬(東京芝1600m) 1着(-0.1) 8
2 7 ベルキャニオン 1 未勝利(東京芝2000m) 1着(-0.2) 1
3 17 クラリティシチー 2 東スポ杯2歳ステークス(G3) 3着(0.2) 5
前走新馬戦、未勝利戦

過去10年のホープフルステークス3着以内30頭中8頭を占めます。8頭は、着差をつけて完勝していました。そのうち7頭が前走東京か京都の芝レースに出走していました。ただG1昇格後(2017年以降)は、ほとんど好走が見られなくなりました。

前走3着以内

過去10年のホープフルステークス3着以内30頭中29頭を占めます。特に前走人気を集めて勝ち切っていた馬の好走が目立ちます。

前走1800m~2000m

過去10年のホープフルステークス3着以内30頭中27頭を占めます。前走1800m~2000m以外のレースに出走していた3頭中2頭は、前走2歳重賞レースを優勝していました。

  • 2017年2着ジャンダルム(前走デイリー杯2歳ステークス1着)
  • 2015年1着ロードクエスト(前走新潟2歳ステークス1着)

予想

ホープフルステークス2023は、例年並みのメンバーが集まりました。過去データの傾向からは、前走人気を集めて1800m~2000m戦で勝ち負けしていた馬が上位争いの候補になるでしょうか。ただ候補が多いだけではなく、抜けた馬がいるわけでは無いため、混戦模様だと思います。

以下、簡単な考察と予想です。

◎6シンエンペラー

消去法のようになってしまいますが、ほかに抜けた実績馬がいるわけでは無いので、深く考えず本命評価にしました。前走京都2歳ステークスは、後方からスムーズさを欠くレース運びに見えましたが、直線の脚はクラスが上の馬に見えました。前に行きそうな馬が揃っていますし、展開面の恩恵もあるかもしれません。

○1ゴンバデカーブース

前走サウジアラビアロイヤルカップ優勝。マイル戦の朝日杯FSではなく、ホープフルステークスを使ってきたのは、意図があるのではないかと期待して対抗評価にしました。前走の勝ちっぷりは際立っていたので、2000m戦に対応できれば…。

○11ショウナンラプンタ

前走東スポ杯2歳ステークス4着。最後方から進めることになりました。前の馬の決着だったことを考えると、4着まで詰めて来たのは評価して良いかもしれません。

▲10シリウスコルト

上位人気の一角11ショウナンラプンタ、13レガレイラ、16センチュリボンドあたりが気になりつつ、穴馬のシリウスコルトを押さえました。出走馬中、中山2000m戦の出走経験がある馬は2頭のみです。前走芙蓉ステークスは、少頭数のレースでしたが、中団から早めに動いて良いレースを見せていたと思います。

馬連◎-○▲3連複◎-○-▲合計3点

結果

簡潔なまとめです。馬券的には、2着、6着、7着でした。本命◎シンエンペラーは、2着でした。

ホープフルステークス2023結果
着順 馬番 馬名 人気 前走 前走人気
1 13 レガレイラ(牝) 2 アイビーステークス(LR) 3着(0.2) 1
2 6 シンエンペラー 1 京都2歳ステークス(G3) 1着(-0.1) 1
3 5 サンライズジパング 13 カトレアステークス(OP) 15着(1.5) 4

人気2頭の勝ち負け…。道中、後方から勧めた牝馬レガレイラの優勝でした。着差こそ僅かですが、本命シンエンペラーとは力の差がありそうなゴール前でした。

3着には大穴サンライズジパング。直線不利があったことを考えれば、スムーズなら2着馬にも迫っていたかもしれません。データ傾向からは、全く手が出せない馬だったと思います。

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